Dao Chain Investment Management Limited のNFTニュース|OVO×おにぎりまん企画開始! OVO独自開発『ジェネシスNFT』初登場

Dao Chain Investment Management Limited のNFTニュース|OVO×おにぎりまん企画開始! OVO独自開発『ジェネシスNFT』初登場

Dao Chain Investment Management Limited のNFTニュース|OVO×おにぎりまん企画開始! OVO独自開発『ジェネシスNFT』初登場

ジェネシスNFTとデジタル著作権の将来

 

 

OVOは4月中に「OVO×おにぎりまん」企画を開始すると予定だと発表した。今回発行されるのは、おにぎりまんの手掛ける1万種類以上の「CutyOwlGirls(略称COG)」コレクション。

従来と同様にレアリティは5段階(★1~5)に設定されており、レアリティによってアバターの希少性と付与される権利が変化する。COGジェネシスNFTはコレクションとしての価値がある他、後述するNFTs-DAO機能の新たなユースケースとしても期待されている。

日本で最も影響力のあるNFTアーティスト——おにぎりまん

おにぎりまんは日本のNFTアーティストとして、2022年4月現在「OpenSea」で発行した作品の累積取引量が270ETH(約1億1千万円)を突破した実績を持つ。また昨年12月に「TokyoPop Girls Collection」を販売し、数時間で4000万円分のNFTが完売したことでも話題になった。

NFTブームの裏側——NFTにしたら売れる幻想」と「NFTに投資すると儲かる幻覚」のシナジー効果

NFTがブームになったのは、去年3月に始まった「ビープル(Beeple)効果」に起因する。落札額に関する報道とインパクトを受け、「NFTアートを発行すると売れる」と考えたクリエイターと、「NFTに投資すると儲かる」と考えた投資家達が最近のNFTバブルを作り上げたと言っても過言ではない。

Opensea等のマーケットプレイスで販売されているNFTアートを見ると、クリエイター(またはIPホルダー)がプラットフォームでNFTコンテンツをミント(Mint)して、ユーザーがそれを購入、もしくは転売するモデルが主流となっている。

この場合、ユーザーは従来のeコマースにおける「消費者」に変わりなく、大部分の商品がNFTアートと呼ばれる「イラスト」に置き換えられたに過ぎない。

もちろん、芸術作品をNFTプラットフォームで販売した場合、マーケットプレイスでユーザー同士が取引する度に手数料が発生し、それがクリエイターに継続的な収入をもたらすのは魅力的な話である。しかしユーザーには基本的にメリットはないのが現状である。

NFTバブルが落ち着きを見せ、購入量と取引量が減少してしまうと、NFTアートの価値はNFTではなく、作品(IPコンテンツ)自体にあると言われるようになる。

しかし単純に作品のクオリティを求めるだけならば、従来のeコマースのプラットフォーム(楽天、Amazonなど)で販売した方が効率的とも言える。

では、わざわざアート作品をNFTとして販売する理由とは何か?

NFTアートの価値——エコシステムとインセンティブ設計

OVOはNFTアートの本当の価値は作品自体よりも、その背後にある仕組み、つまりエコシステムとインセンティブ設計にあると考えている。Dao Chainも同様な価値観である。

例えばBoredApeYachtClubが発行したNFTを購入した場合、Apecoin(トークン)がエアドロップされる権利が付与されたり、BAYCの収益(グッズ販売等)をプロジェクト側がNFT購入者に配分されたりする等、様々なインセンティブが与えられる。

一方、NFTはコミュニティメンバーを見分けるための「アイデンティティの証明」として役割を担っている。まとめると、BAYCは共同体に帰属しているというシンボルマークであり、帰属価値を最大限に発揮するためにNFT技術が必要であったと言えるだろう。

過去にブームになっているNFTプロジェクトには、例外なくトークンエコノミーが重要な役割を果たしている。しかし従来のNFT発行→トークン発行→暴騰→暴落というパターンから抜け出せていないのが現状だ。

その意味において、現在有名なNFTプロジェクトは格差を助長していると言ってよい。OVOはブロックチェーン技術を「富を公平に再分配」するために使用されるべき技術と考えており、NFTはブロックチェーン世界の住民たちの利益と権利を保障するためのテクノロジーであるはずと考えている。

ではどのようにして公平なエコシステムを構築できるだろうか?今回のCOGジェネシスNFTはOVOが出した答えの一つである。

Cuty Owl GirlsCOG)ジェネシスNFTとは?

ジェネシスNFT(原生NFT)は、分かりやすくいうとIPコンテンツの発行権利をユーザーに与える仕組みだ。

ジェネシスNFTを購入したユーザーはCOG(NFT)を生産することが可能。これは「著作物の利用権」をNFT形式として発行した革新的な試みでもあり、NFTs-DAOの新たな形でもある。

(ジェネシスNFTの一部を展示)

従来であれば、ユーザーはIPコンテンツを購入しても、マーケットプレイスで転売することしか許されていなかった。しかしジェネシスNFTの場合、ユーザーとクリエイターは共同でIPコンテンツを発行、販売、運営することが可能となっている。更に、ジェネシスNFTによって生じた収益はすべて所有者に属する。

またジェネシスNFTとOVOのエコシステムを利用して、ユーザーは様々な方法でCOGブランディングに携わることができる。

Cuty Owl GirlsCOG)全体の仕組みについて

おにぎりまんのCOG(非ジェネシスNFT含む)は総計1万2千枚前後だが、OVOのガチャで発行するのは5000枚前後と予定している。そして、残りのCOGはジェネシスNFTとOVOエコシステムを通して獲得する仕組みだ。

特にCOG全体の枚数は決められており、合成機能でバーンされたNFTは再び「COG在庫」に戻る仕組みとなっている。

例えば、5枚のレアリティ★1のCOGを合成して★2を獲得した場合、バーンされた5枚の★1は「COG在庫」に戻り、ジェネシスNFTによって再び生産される。

この循環システムによって、再生産とバーンを繰り返し、参加したすべてのユーザーがそれぞれ唯一無二のCOGを獲得できるようデザインされている。

COGジェネシスNFTは、クリエイターと参加者が共にブランディング構築を行うための装置として、NFTs-DAOを実現するための真新しいユースケース。

これからCOGは国内外で展開していく予定であり、クリエイターだけでなくユーザーにも利益をもたらし、富を均等に分配する仕組みに注目していただきたい。

Cuty Owl GirlsCOG)ジェネシスNFTホワイトリストキャンペーン

応募期間:2022410 2022413

内容にゃっちNFTを二十枚以上保有しているユーザーの中から、10名にホワイトリストを付与する。(レア度の高いNFTを多く保有すると、当選確率が高くなる)

参加方法:OVO Discord管理員VincentにアドレスとNFTのスクショをDMする

先行販売ジェネシスNFT購入方法

1)ホワイトリスト取得

2)4149時〜41521時、WL付与したアドレスを通し、以下のアドレスに200BUSDを送金する

0x1ad2687F10Eb3D4085DC88B91e302eA256a66aB9

3)ジェネシスNFT配布(正式リリース後NFT画像は表示されます)

【OVO official homepage】:https://www.ovo.space
【OVOofficialDiscord】:https://discord.com/invite/AYVkjX5s3d
【OVO official Twitter】:https://twitter.com/ovo__official
【OVO official Medium】:https://ovonft.medium.com/


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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