「art stage OSAKA 2023」コラクリット・アルナーノンチャイ、たかくらかずき、安田現象ほか40名以上のアーティストが出展決定!

「art stage OSAKA 2023」コラクリット・アルナーノンチャイ、たかくらかずき、安田現象ほか40名以上のアーティストが出展決定!

「art stage OSAKA 2023」コラクリット・アルナーノンチャイ、たかくらかずき、安田現象ほか40名以上のアーティストが出展決定!

世界で生まれた現代アートが、2023年9月大阪に集結

一般社団法人 アート東京(代表理事 來住尚彦)が主催する大阪を舞台としたアートイベント「art stage OSAKA 2023」<2023年9月1日(金)~3日(日)(8日31日(木)は招待日)>で展開される3つの展覧会の出展アーティストが決定しました。
絵画、映像、インスタレーションなど幅広い手法で独自の幻視的な世界像を提示するコラクリット・アルナーノンチャイ、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作するたかくらかずき、SNS総フォロワー数520万人以上を誇る新進気鋭のアニメ作家・安田現象など、異なる地域と幅広いジャンルから40名以上のアーティストの作品が大阪に集結します。
本イベントでは3つの異なる切り口の展覧会を「未来社会」というテーマに基づいて並列させることで、来場者が互いの意見や視点を共有・交換しながら新たなアートの可能性を探求し、未来に向けたインスピレーションを得ることを目指します。

History Painting (Poetry Floor2) 2016

Courtesy of the artist and C L E A R I N G, New York / Brussels / Los Angeles

Copyright @ Korakrit Arunanondchai 

Collection of Taguchi Art Collection

コラクリット・アルナーノンチャイ

1986年、タイ・バンコク生まれのマルチメディア・アーティスト。デジタルの集合的な記憶と個人の経験を重ね合わせ、アジア的なアニミズムと未来のユートピアを混交させた独自の世界を表現する。現在世界で最も勢いのあるアーティストの一人。

【会期】2023年9月1日(金)~3日(日)(8日31日(木)は招待日)

【会場】グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)

【見どころ・特徴】

●「アジア」「現代美術」「New Media」の異なる3つの視点からひとつの未来社会を見つめる

展示構成で40名以上の現代アーティスト作品が出展。一部を除き展示作品は購入が可能です。

●アジアのいまをあらわす10カ国のアーティストの絵画を展示します。

コラクリット・アルナーノンチャイ作の4mを超える大型作品に注目です。

●たかくらかずき、安田現象ほか、日本を代表するメディアアーティスト が一堂に会します。

●クレジットカード、仮想通貨で購入ができるNFTチケットを発売します。

  • 展示の構成

「アートで見る未来社会」をテーマに3つの展覧会セクションで構成します。

駐日大使・領事と連携したアジア10カ国アーティストによる国際展「World Art Osaka」、未来への羅針盤となる日本の現代美術を展示する「Japanese Contemporary」、そしてコミュニティと熱狂を共有するNFT作品を展示する「New Media」を展開いたします。

■World Art Osaka / Paintings Now Redux – アジアの「いま」をめぐる

多くのアジアの国々では植民地からの解放、独立、国民国家の生成という「近代化」のフェーズと市場経済と情報社会の発展による「後期資本主義化」のフェーズが短い期間で、大部分が重なり合いながら進展しています。つまり、そこでは、日本の我々が考える「近代美術」と「現代アート」が重複し、同時進行してきたと言えるでしょう。その背後にあるのは、近代化の理念を資本が切り裂いている、商業化の背後で近代的なロジックが成立している、近代的な個人の確立と情報社会への適応が同時になされている、国民になりながら国際アーティストになる、といった複合的な事態に他なりません。さまざまな近代化の矛盾を資本が回収し、さまざまな資本主義の矛盾をモダニズムによって乗り越えること。絵画の表面は、常にその「現場」として存在してきました。本展は10カ国11人のアーティストの絵画作品を紹介します。具象と抽象、フォーマリズムと社会現実主義といった二項対立を大きく踏み越えていく、大胆でダイナミックなアジア絵画のリアリティを体感ください。

出展作家(アルファベット順):ブスイ•アジョウ(タイ)、コラクリット・アルナーノンチャイ(タイ)、ロジト・ムルヤディ(インドネシア)、コア・ファム(ベトナム)、ソピアップ・ピッチ(カンボジア)、マリア・タニグチ(フィリピン)ほか

Rosit Mulyadi, Etos Kawanan #4, 2023 Courtesy of Gajah GalleryRosit Mulyadi, Etos Kawanan #4, 2023 Courtesy of Gajah Gallery

Koa Pham, Tracing a duckweed structure, 2023Koa Pham, Tracing a duckweed structure, 2023

■Japanese Contemporary / すべてが計算される世界でまだ祈るべきものは残されているのか?

本展では、この問いを中心に、日本の現代美術の作品を4つのテーマから読み解きます。最先端を切り開く彼らの表現が、アジアの未来への新しい洞察を、私たちにもたらすことを期待します。

・「テクノロジーの革新とアジアの伝統の衝突」

キリスト教に基づいた神学や哲学を背景にする外来文化としての「アート」から離れて、アジア固有の文化や信仰を、現代のテクノロジーを介して表現する新たな作家たちを紹介します。たかくらかずきは、鑑賞者が詠んだ俳句をChatGPTや画像生成系AIに読み込ませ新しい「神仏」や「妖怪」を無数に生成するNFT作品を出品します。

・「20年代の終戦」

戦後日本美術固有の問題系を未来へ継承・発展させる作家たちの作品に焦点を当て、わたしたちが未来に担う役割を探ります。Shino Yanaiは五輪の聖火を自作し、第二次世界大戦中にナチスに追われて自決した哲学者ヴァルター・ベンヤミンの道筋をたどり直す作品を出品します。

・「ひとつでありながら複数であること」

万葉集から戦後の前衛芸術運動まで、西洋的な二元論やヒエラルキーに対し、矛盾するものを区別せずに並列し、ひとつとして捉える感性は日本現代美術の特質のひとつです。雨宮庸介は小さな石を6人がひとつずつ持ち、5年毎に引き継ぎながら1300年間持ち運ぶプロジェクトと彫刻作品を出品します。

・「Ethics as Alternative Faith」

宗教でも主義でも学説でもなく、倫理の共有と交換を原理とし、芸術家の美学と社会的実践を行うアート・インスティテューションKYOTO INTERCANGEの活動をご紹介します。

出展作家(アルファベット順):雨宮庸介、EUGENE STUDIO、潘逸舟、加茂昴、落合陽一、たかくらかずき、Shino Yanai ほか

たかくらかずき『みえるもの あらわれるもの いないもの』 2023 ミクストメディアインスタレーションたかくらかずき『みえるもの あらわれるもの いないもの』 2023 ミクストメディアインスタレーション

加茂昴『逆聖地』2014 キャンバスに油彩加茂昴『逆聖地』2014 キャンバスに油彩

Shino Yanai《Blue Passages, The Deep End version》 2020 Photo IINUMA TamamiShino Yanai《Blue Passages, The Deep End version》 2020 Photo IINUMA Tamami

雨宮庸介『Fruits and the Colors』油彩、木、ステンレス台座雨宮庸介『Fruits and the Colors』油彩、木、ステンレス台座

■New Media/State of the “Art”

今日のデジタル社会においてブロックチェーンの応用は制作過程に限らず、鑑賞、購入や流通に至るまでのコミュニケーションの形をも作り変え、アートの世界でも議論の話題になっています。アートとテクノロジーの交錯がもたらす新たな表現の最先端で、フィジカルとデジタルの境界が更に曖昧になる未来社会を見据え、デジタル空間に広がる未踏の地平を共に想像できることを願います。

・FAT Collection                    

FAT Collectionは、新進気鋭のアーティスト達によって生み出された実在する作品を高精度にCGとして再現したデジタルアーカイブをはじめとする、NFTアートのプラットフォームです。マルチメディアアーティスト、エレン・シェイドリンは、デジタルとフィジカル、夢と現実、物質と無形が混在する「シュルバーチャリズム(超現実仮想主義)」を提唱し、自身のイメージを使って作品を制作することにより、人間の個性がいかに多面的で、いかに多くの異なる表層、感性、世界が潜んでいるかを示しています。  

出展作家(五十音順):相場慎吾、エレン・シェイドリン、上根拓馬、古塔つみ、坂本拓也、潤inoue.、田島享央己、MIRAI ほか

・NFT X CREW 

NFT X CREWは、NFTプロジェクトのマーケティング・プロモーションから、アーティストとコミュニティをつなぐリアルイベントの運営など、フィジカル・デジタルの垣根を越え新たなアート体験と交流の創出に注力するメンバーが集ったキュレーションチームです。本展ではジェネラティブアートや、現代アートのバックグラウンドを持つアーティストの作品など、NFTをはじめとする様々なデジタルアートを展示します。                                                                             

出展作家:A-Mashiro、草野絵美、高尾俊介、mae、安田現象、Y__D、Waboku、愛☆まどんな(XYZA)、コムロタカヒロ(XYZA)、森洋史(XYZA) ほか

・Proof of X

NFT、スマートコントラクトを中心としたブロックチェーン技術をアートの新たなメディウムとして捉える国内外のアーティストの作品を展示します。

安田現象『メイクアガール』安田現象『メイクアガール』

エレン・シェイドリン 『Identity』エレン・シェイドリン 『Identity』

mae 『Always There』mae 『Always There』

  • NFTチケットの販売を開始

クレジットカードに加えて仮想通貨で購入ができる、ブロックチェーン技術を利用した「NFTチケット」を販売いたします。事前の入場時間の予約なしでお好きな時間にご来場いただけるほか、2025年⼤阪・関⻄万博に向けたパートナーイベントである「artKYOTO 2023」へのNFTチケットを特別価格でご購入いただけます。

※ご利用にはNFTウォレットの所有が必要です。

※会場の混雑時にはご入場までにお待ちいただく場合がございます。

【販売ページ】

・仮想通貨決済:

https://opensea.io/collection/aso-ticket-by-fat-collection 

※対応チェーン→Polygon

・クレジットカード決済:

https://fat-collection.com/1370/ee508e70-c40b-4766-861b-7f71821999e4

※クレジットカードでご購入いただく場合、入場時の認証のため必ず購入後にウォレットへチケットを転送してください。

【価格】

・仮想通貨:20 MATIC 

・クレジットカード: 2,000 円

※返金・キャンセル及び転売不可 (SBT) 

  • 開催概要

名称:art stage OSAKA 2023

日程:2023年9月1日(金)10:00-17:00/2日(土)10:00-17:00/3日(日)10:00-16:00

※8月31日(木)は、関係者向けの特別内覧会

会場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)

〒530-0005大阪府大阪市北区中之島5丁目3−51

主催:一般社団法人 アート東京、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 

後援:内閣府(申請中)、外務省 (後援名義)、経済産業省、観光庁、デジタル庁(申請中)、アフガニスタン・イスラム共和国大使館、アンゴラ共和国大使館、ベルギー大使館、駐日ベナン共和国大使館、ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館、駐日ブルガリア共和国大使館、ブルキナファソ大使館、在日本国カンボジア王国大使館、在大阪中華人民共和国領事館、コロンビア共和国大使館、駐日コスタリカ大使館、駐日クロアチア共和国大使館、キューバ共和国大使館、デンマーク王国大使館、ジブチ共和国大使館、ドミニカ共和国大使館、エクアドル共和国大使館、エルサルバドル共和国大使館、エチオピア連邦民主共和国大使館、在日ジョージア大使館、駐日ギリシャ大使館、グアテマラ共和国大使館、ホンジュラス共和国大使館、ハンガリー大使館/リスト・ハンガリー文化センター、アイスランド大使館、インドネシア共和国大使館、イラン・イスラム共和国大使館文化部(イラン文化センター)、イラク共和国大使館、アイルランド大使館、イタリア大使館、ヨルダン・ハシェミット王国大使館、キルギス共和国大使館、ラオス人民民主共和国大使館、レソト王国大使館、駐日リトアニア共和国大使館、駐日マダガスカル共和国大使館、マリ共和国大使館、在日メキシコ大使館、在日モルドバ共和国大使館、ミャンマー連邦共和国大使館、駐日ネパール大使館、北マケドニア共和国大使館、駐日パナマ共和国大使館、パラグアイ共和国大使館、駐日フィリピン共和国大使館、ポルトガル大使館、在日ルーマニア大使館、サモア独立国大使館、サンマリノ共和国大使館、シンガポール共和国大使館、スロヴァキア大使館、スロヴェニア共和国大使館、スペイン大使館、スーダン共和国大使館、在日スイス大使館、シリア・アラブ共和国大使館、トーゴ共和国大使館、トンガ王国大使館、チュニジア共和国大使館、在日ウクライナ大使館、駐日ウズベキスタン共和国大使館、ベネズエラ・ボリバル共和国大使館、大阪府、三重県、滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県、公益財団法人大阪観光局

協賛:東京建物 | Brillia、大阪芸術大学

協力:株式会社 大丸松坂屋百貨店

オフィシャルパートナーホテル:W大阪

特別協力美術館:国立国際美術館、上方浮世絵館、絹谷幸二 天空美術館、和泉市久保惣記念美術館、正木美術館

制作 :ユニバーサルアドネットワーク株式会社

URL:https://artstageosaka.com/

art stage OSAKA 2023は「令和5年度日本博2.0事業(委託型)」です。

©Expo 2025©Expo 2025

  • パートナーイベント

 一般社団法人 アート東京は、世界遺産・二条城を舞台に開催するアートフェア「artKYOTO 2023」を開催します。2025年に開催される大阪・関西万博に向け「art stage OSAKA 2023」「artKYOTO 2023」2つのアートイベントを同時期に開催し、大阪・関西を拠点に国内外の人々にアートの魅力を発信していきます。

名称:artKYOTO 2023

日程:2023年10月6日(金)・8日(日)・9日(月・祝)

※5日(木)および、7日(土)は、関係者向けの特別内覧会

※東南隅櫓および、番所は招待日も一般入場可能

会場:世界遺産・二条城(元離宮二条城 二の丸御殿台所・御清所 東南隅櫓 番所)

〒604-8301京都市中京区二条通堀川西入二条城町541

主催:artKYOTO 2023実行委員会

U R L:https://artkyoto.jp/

チケット料金:前売 ¥2,000/当日¥2,500    

※別途二条城への入城料が必要。

※16時以降は入城料不要。ただし、artKYOTO 2023会場以外は進入不可。

※小学生以下は、大人同伴に限りartKYOTO 2023への入場無料。

販売サイト:https://artkyoto.jp/blank-4/artkyoto-2023


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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