鉄印帳デジタルのサービス開始について

鉄印帳デジタルのサービス開始について

鉄印帳デジタルのサービス開始について

株式会社読売新聞大阪本社(代表取締役社長 柴田岳)と株式会社読売旅行(代表取締役 社長 貞広貴志)の100%子会社である株式会社旅行読売出版社(代表取締役社長 坂元隆)は、第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道各社と協力し、2024年3月19日から、NFT(ノンファンジブル・トークン)化された「鉄印」をスマートフォンで簡単に購入できるWEBアプリ「鉄印帳デジタル」の提供を開始します。

WEBアプリのURLなど詳細は、鉄印帳のX(旧Twitter)公式アカウント(https://twitter.com/tetsuincho)で逐次お知らせします。

なお、従来の鉄印帳および鉄印も引き続き販売します。

「鉄印帳デジタル」のユーザー登録後(ユーザー登録は無料)、鉄道各社の駅などに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで鉄印NFTが購入できます。鉄印NFTの販売価格は1個550円(税込み)からで、決済方法はクレジットカード払いかApplePayのいずれかです。

 

NFTは、ブロックチェーン技術を活用した偽造・複製が困難なデジタル証明書で、鉄印NFTには一つ一つ固有の「シリアル番号」が振られ、ユーザーは自分だけのデジタル鉄印を集めることができます。「鉄印帳デジタル」は、スタートバーン株式会社(代表取締役 施井泰平)が構築したブロックチェーンインフラ「Startrail」を利用しています。

 

現在、「鉄印帳デジタル」への参加を表明しているのは第三セクター鉄道等協議会に加盟する41社のうち30社(鉄道会社の一覧参照)で、順次参加する鉄道会社を増やしていきます。デジタルならではの特性を生かした鉄印NFTも続々と登場します。

■鉄印帳とは

第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社が2020年7月から開始した“御朱印帳の鉄道版”。2023年12月現在、鉄印帳の発行は6万冊を超え、鉄印は約63万枚を販売しています。地方鉄道や沿線地域の活性化の取り組みが認められ、第20回日本鉄道大賞特別賞、日本ネーミング大賞2022優秀賞等を受賞しています。

 

鉄印帳は、旅行読売出版社の登録商標です。

 

【参加を表明している鉄道会社一覧】

IGRいわて銀河鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、会津鉄道、鹿島臨海鉄道、わたらせ渓谷鐡道、いすみ鉄道、北越急行、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、のと鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、明知鉄道、天竜浜名湖鉄道、愛知環状鉄道、伊勢鉄道、信楽高原鐡道、京都丹後鉄道、北条鉄道、智頭急行、若桜鉄道、井原鉄道、錦川鉄道、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道

 

■ スタートバーン株式会社について

スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。アート作品の信頼性や真正性の担保および価値継承を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築しています。


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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