金メダリスト大野将平選手/ウルフ・アロン選手出演のプロモーション動画を公開 ボリュメトリックビデオ技術で柔道グランドスラム東京2022への機運醸成に貢献

金メダリスト大野将平選手/ウルフ・アロン選手出演のプロモーション動画を公開 ボリュメトリックビデオ技術で柔道グランドスラム東京2022への機運醸成に貢献

金メダリスト大野将平選手/ウルフ・アロン選手出演のプロモーション動画を公開 ボリュメトリックビデオ技術で柔道グランドスラム東京2022への機運醸成に貢献

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、同社が参画するスポーツ庁「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」の一環として、公益財団法人全日本柔道連盟(会長:山下泰裕、以下全日本柔道連盟)とともに、柔道の魅力を訴求するプロモーション動画を制作し、本日公開しました。
東京2020オリンピック競技大会の金メダリスト 大野将平選手、ウルフ・アロン選手出演のもと、キヤノン株式会社(以下キヤノン)が開発したボリュメトリックビデオ技術を用いて撮影・制作を行いました。キヤノンとキヤノンMJはテクノロジーと創造力で、スポーツの新たな価値の創出に貢献していきます。

 

 

 

プロモーション動画のイメージプロモーション動画のイメージ

https://canon.jp/corporate/newsrelease/2022/2022-11/pr-sports
 

 柔道には技の多彩さ、礼節の精神、歴史や伝統といった数多くの魅力があります。そうした柔道が本来持つ魅力を新たな視点から発信し多くの方にお届けするために、最新のテクノロジーを活用したプロモーション動画を制作しました。

 動画では、金メダリストの大野選手、ウルフ選手が繰り広げる技の数々を、ボリュメトリックビデオ技術によりダイナミックに再現しています。ボリュメトリックビデオ技術は現実世界の被写体を3Dモデル化し、あらゆる角度からの映像生成を可能にします。技の瞬間に時間を止めて空間を上下左右自由に回り込むカメラワークや、あたかも畳の下から見ているかのようなアングルなど、実在するカメラでは表現できない手法で、柔道の魅力を余すことなく伝えます。さらにCG映像とBGMを掛け合わせることで、柔道の迫力を視聴者に強く訴える、これまでにないインパクトのある動画となっています。既存の柔道ファンはもちろん、これまで柔道に馴染みがなかった方にもその魅力と奥深さを存分に感じていただけるようお伝えします。

 このほか、グランドスラム東京2022(2022年12月3日〈土〉、4日〈日〉開催)では、大野選手、ウルフ選手に加え、井上康生氏、素根輝選手が登場するボリュメトリックビデオを活用したNFT※デジタルトレーディングカード「JUDOコレカ」を、Xクリエーション株式会社の協力のもと制作し、来場者特典として無償で配布します。また、会場内にて柔道の技を360度あらゆる角度から見ることのできるコンテンツ「JUDOオール・ビュー」の体験ブースも出展します。これらのテクノロジーを駆使した施策を通じて新たな切り口から柔道の魅力を伝え、大会への機運を高めます。また全日本柔道連盟やキヤノンMJ公式SNS上でも動画配信や各施策の情報発信を行うことで、さらなる柔道ファンの拡大に貢献します。

 キヤノンとキヤノンMJは、テクノロジーの力でスポーツDXを推進し、スポーツ産業の成長促進に貢献していきます。

※ Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略。ブロックチェーン技術により、デジタル資産の偽造・改ざんを防ぎ、所有者を明確にすることが可能。
 

「グランドスラム東京2022」に向けた主な施策内容

  • 1.ボリュメトリックビデオを用いたプロモーション動画の制作・配信

 金メダリストが繰り広げる数々の技の迫力とダイナミックさを、ボリュメトリックビデオ技術ならではのカメラワーク・視点を活用することで余すことなく表現しました。
 ボリュメトリックビデオに、CG映像・BGMを掛け合わせることで、柔道の魅力・奥深さを引き出した動画を作り上げています。全日本柔道連盟やキヤノンMJ公式SNSでの情報発信・動画配信との連携で、既存の柔道ファンのみならず、これまで柔道に馴染みのなかった方々ともつながり、大会のPRとともに、さらなるファン拡大に貢献します。

出演柔道家:大野将平選手/ウルフ・アロン選手 ※順不同
登場柔道技:内股、大内刈、巴投、送足払、支釣込足、大外刈、肩車、一本背負投 ※登場順

●公開メディア:YouTube(全柔連TV・YouTubeチャンネル内)
●尺    :2分5秒
●公開日  :2022年11月25日(金)
●公開URL :https://youtu.be/IxESvQBpGSU

  • 2.NFTを活用したボリュメトリックビデオ版デジタルトレーディングカード「JUDOコレカ」の無償配布 

 X クリエーション株式会社のノウハウを活用し、NFTデジタルトレーディングカード「JUDOコレカ」を制作・配布します。
 著名柔道家4名のボリュメトリックビデオ版を含む「JUDOコレカ」を作成し、グランドスラム東京2022の来場者特典プレゼントとして無償配布します。ボリュメトリックビデオ版はデジタルならではの“動くトレーディングカード”として、各柔道家の得意技をダイナミックに表現し、カード化しています。

出演柔道家:井上康生氏/大野将平選手/ウルフ・アロン選手/素根輝選手 ※順不同

●配布日:2022年12月3日(土)・4日(日)
●配布場所:グランドスラム東京 2022会場(東京体育館)
●コレカ用アプリケーション:https://premanft.com/

※「JUDOコレカ」を入手するためには、Xクリエーション株式会社が運用する無償アプリケーション「PREMA Wallet」のインストールが必要です。一部のアンドロイド端末、NFCを搭載していない端末ではご利用できません。
※「JUDOコレカ」はボリュメトリックビデオ版以外も含めてランダムで配布されます
 

表面イメージ表面イメージ

裏面イメージ裏面イメージ

  • 3.柔道の技を360度あらゆる視点で見ることのできるコンテンツ「JUDOオール・ビュー」の体験ブース出展

 ボリュメトリックビデオ技術の3Dデータを活用し、選手が繰り出す技の決定的なシーンを、さまざまな角度から視聴体験できるコンテンツ「JUDOオール・ビュー」を体験できます。
 ブース内に、大型ディスプレイとハンドトラッキングセンサーを設置し、子どもから大人まで直感的に自由視点映像をお楽しみいただけます。

●出演柔道家:大野将平選手/ウルフ・アロン選手/素根輝選手 ※順不同
●イベントブース開催日:2022年12月3日(土)・4日(日)開催
●イベントブース設置場所:グランドスラム東京 2022会場(東京体育館)
 

出演柔道家からのメッセージ
全日本柔道連盟 ブランディング戦略推進特別委員会委員長 井上康生氏
今回の映像を見て、「こんな時代がきたか」と驚きました。360 度の自由視点で見ることにより、手や足など、従来は角度によって見えづらかった身体の各部の連動性を、より詳しく見ることができます。この取り組みを通じ、テクノロジーを活用した柔道の魅力発信にチャレンジしていきたいと思っております。
 

男子73㎏級 大野将平 選手
あらゆる角度から自分自身の組み手、技を見ていただけると思うので、強さ、美しさその二点を見て感じてほしいなと思います。
 

男子100㎏級 ウルフ・アロン 選手
観客席からは一つの方向からしか見えませんが、普段だったら見られない角度や見えない部分がボリュメトリックビデオ技術では 360 度から自由に見ることができます。技術や技の入り方、組み手の形を楽しみながら見てもらえたらと思いますし、柔道の楽しみ方の一つとして、これを入口に柔道のことを好きになってくれる方が一人でも増えたらいいなと思います。
 

女子78㎏超級 素根輝 選手
普段自分の技をこのように見る機会がないので新鮮な経験でした。いろいろな角度から動きを見られるので、試合に向けた発見も多いと思います。組み手や技に入るまでの崩しなど、注目して見ていただきたいです。
 

令和4年度 スポーツ産業の成長促進事業「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」

近年、DXの導入や最新のテクノロジーを活用した動画配信、遠隔地観戦などの取り組みが拡大するとともに、ブロックチェーン技術を活用したNFTやクラブトークンなどの新しいサービスが創出されています。テクノロジーの活用は、スポーツをより身近に感じることができる機会を提供したり、スポーツの付加価値を高めたりするだけでなく、新たな収益源となるものです。コロナ禍においては、このような動きは急速に拡大してきており、早急な対応が必要となっています。

本事業では、このような状況を踏まえ、スポーツの場におけるDXやテクノロジーの活用について、国内外における現状や優れた取り組みなどを広く調査するとともに、活用事例創出のための実証事業、デジタル技術の活用により高価値化しているスポーツデータの取り扱いの整理などを行います。このような取り組みを通じ、スポーツ界に再び活気を取り戻し、テクノロジーの力でスポーツ産業を成長促進していくことを目的に事業を行っています。

キヤノンMJは、本実証事業に参画しており、キヤノンのボリュメトリックビデオ技術をはじめとする先進のテクノロジーを活用し、柔道の新たな楽しみ方を提供します。この取り組みから得られたノウハウ・結果をもとに、スポーツ庁に対し柔道競技以外への展開も見据えた提案を行います。スポーツ界に再び活気を取り戻し、テクノロジーの力でスポーツ産業の成長促進に貢献することをゴールに見据えています。

 

 

ボリュメトリックビデオスタジオ-川崎について
ボリュメトリックビデオは、時間と空間を丸ごとキャプチャする技術です。現実世界の被写体をデータとして取り込み、3Dモデル化することで、空間内の自由な位置や角度からの映像生成が可能になります。
キヤノンの「ボリュメトリックビデオスタジオ-川崎」は、被写体を囲むように設置した100台超のキヤノン製4K・60fpsのカメラを使用しています。キャプチャ範囲が広く、柔道のダイナミックな投げ技も撮影可能です。3Dモデルとしてデータが蓄積されているため、制作者は空間内を思いのままに操作し、実在のカメラでは表現できない2Dのボリュメトリックビデオのほか、AR/VRをはじめとする3Dコンテンツなど、用途に応じた多彩な形式でのサービス提供が可能です。

ホームページ: https://global.canon/ja/vvs/

〈主な協力企業・団体〉
公益財団法人 全日本柔道連盟:https://www.judo.or.jp/
太陽企画株式会社      :http://www.taiyokikaku.com/
Xクリエーション株式会社  :https://xcreation.co.jp/
                      

              プロモーション動画〈ダイジェストVer(30秒)

プロモーション動画〈フルVer(2分5秒)〉URL:https://youtu.be/IxESvQBpGSU(全柔連TV – YouTubeチャンネル)

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ