世界に一つだけの物語をつくろう。日本発のIP型音楽NFTプロジェクト「HIKARI」がいよいよローンチ。NFT購入者全員にCD配布も。

世界に一つだけの物語をつくろう。日本発のIP型音楽NFTプロジェクト「HIKARI」がいよいよローンチ。NFT購入者全員にCD配布も。

世界に一つだけの物語をつくろう。日本発のIP型音楽NFTプロジェクト「HIKARI」がいよいよローンチ。NFT購入者全員にCD配布も。

未完成の物語をミュージシャンとファンがコミュニケーションを取りながら紡いでいき、その中でMusic NFT(音楽NFT)を販売する、世界的に見てもユニークな企画「HIKARI Project」がついにローンチした。第一弾アーティストにはアニソンシンガー・黒崎真音を起用、アニソン好きにはたまらない楽曲を楽しめ、購入者全員にCDがプレゼントされるといった参加しやすい仕掛けも行われている。Music NFTもただ音楽だけを楽しむだけではなく今後この物語を進めていく上で、またファンとアーティストらをつなげていくための「アイテム」に育っていく企画となっている。今後も様々なミュージシャン、クリエイターがファンらとともにコンテンツを盛り上げていく予定だ。

企画の概要
未完成の物語をミュージシャンとファンがコミュニケーションを取りながら紡いでいき、その中でMusic NFTを販売する、世界的に見てもユニークな企画「HIKARI Project」がついにローンチした。物語を紡いでいく中でミュージシャンはそのストーリーをテーマにした楽曲を作り、ファンやクリエイターらが一緒に続きのストーリーを作っていくという仕組みだ。現在「HIKARI Project」ではメインストーリーから派生した3つの物語が用意され順次披露されていく予定になっており、第一弾企画はまさにこれからストーリーが作られていくフェーズだ。それぞれのストーリーの中でミュージシャンが作る楽曲がNFTとして販売され、誰でもそのNFTを購入できる仕組みになっているのだが、このMusic NFTにはメリットも非常に多く、たとえば次作の優先購入権(ホワイトリスト)が全員獲得できるというweb3ならではのメリットや、また購入者には同じ音源が入ったCDが配布されるといったNFTという仕組みに詳しくない人にも優しいシステムも兼ね備えている。今後はweb3の技術を活かしたトークンエコノミーの導入、PFP(アバター)の販売、さらには仮想現実でのライブも予定されている。
 

ストーリーについて
「HIKARI」という星を舞台にAIと人間、クリエイティビティ(文化)といった側面で物語が進んでいくストーリー。現在発表されているのは「メインストーリー」とそこから派生していく「第一群:Come Back to Nu-Shibuya」。それぞれのストーリーごとにテーマとなるアーティストやプロデューサー、音楽が設定されており、1つのストーリーが気に入れば音楽だけ聞いていても楽しいし、たとえば物語だけを追っていくような楽しみ方も可能になっている。ストーリーをどのように作っていくかはDiscordコミュニティでこれから明らかにされていく。
 

「Come Back to Nu-Shibuya」より「Come Back to Nu-Shibuya」より

元々HIKARIは音楽に満ちた星であり、ある場所で10年ごとに開催される音楽祭では、
あらゆるミュージシャンがこの土地に集まり、音楽を楽しみ、そのクリエイティビティを発揮していた。
その後、急激な人工知能の発達により、音楽はいつの間にかアルゴリズムに支配され、ますます型にはまったものになり、個性的なミュージシャンは次々とこの地からいなくなってしまった。(「メインストーリー」より)

はるか未来―そこではAIが世の中のすべてをコントロールしておりそこでは人々の感情すらAIに委ねられ、世界はある意味で荒廃しきっていた。この時代からタイムマシンで脱出し近代に降り立った1組の兄妹AI化進む中でも「人が作る音楽」の存在があることに感動し、自分たちの元いたAIの世界に立ち向かおうとする。(第一Come Back to Nu-Shibuyaより)

第一弾Music NFT、アーティストは黒崎真音HIKARI
このHIKARI Projectの第一弾アーティストとしてアニソンシンガー・黒崎真音とコラボレーションが決定。第一弾Music NFTとして彼女の歌唱した楽曲「HIKARI」を1000個限定で販売する。楽曲はストーリーのキーワードとなるアイテム「レコードプレーヤー」に収められる形で今回販売され、購入者は1000種類のプレーヤーからたった1つのデザインをアイテムとして持つ楽しみがある。さらに今回は本人直筆のイラストがNFTアイテムのデザインとしても提供され、ファンからすれば垂涎のアイテムが販売されていることにもなるのだ。

※Music NFT「HIKARI」は、様々なパーツを幾通りもの組み合わせ作り出す「ジェネラティブデザイン」を用いて設計されており、ファンは世界でたった1つのデジタルミュージックプレイヤーでアーティストの作品を再生できる設計となっている。
 

黒崎真音黒崎真音

NFTアイテムイメージNFTアイテムイメージ

 

 

HIKARI Projectの今後
第一弾のストーリー、黒崎真音とコラボレーションを果たした「Come Back to Nu-Shibuya」では以降もさまざまなアニソン好きな人たちが喜ぶような企画が進んでいる。また第一弾とは趣を別にした第二弾についても発表されており、Music NFTとしては数々のダンサーらとのコラボを果たし自身も音楽プロデューサーとして活躍するREATMO、それから世界的ヒップホップ・アーティストのShing02のコラボレーションが決定。こちらもプロジェクトの詳細が近くTwitterやDiscordなどで発表されることになっている。REATMOを中心に「コラボレーション/コミュニケーション」をキーワードにさまざまなクリエーターとコラボしながらダンスミュージック・クラブミュージックが響き渡る世界がファンのみんなと作られていくことになる。また、現在第三弾のストーリーも告知目前となっており、こちらにもぜひ注目してもらいたい。本企画は今後年間を通して継続していく。
ストーリーとしてはもちろんだが、HIKARI ProjectはMusic NFTのサービスのみならずトークンエコノミーの導入やアバターの販売、更には仮想現実での音楽ライブ、その先にメタバースの展開といったWeb3領域のサービスも音楽・ストーリーとともに展開していく方針だ。

REATMO×SHING02REATMO×SHING02

NFTアイテムを持つ数多くのメリット
黒崎真音のMusic NFTがすでに販売を開始しているが、本プロジェクトは単に音楽データを販売するということにあらず、その先のデジタル領域においてもNFTがまさに「鍵」としてさまざまなサービスを享受するためのアイテムとして機能する。今後のHIKARI ProjectのNFTのホワイトリスト(先行優先販売枠)の獲得や、ステーキング(NFTをたくさん保持すること)による将来のコイン付与、さらにPFP(いわゆるアバター)の将来の獲得などが全員に用意されている(詳細は今後発表)。また一方で上述のメリットの他にフィジカルCDを全員が獲得できることや、今後のオフラインライブのチケット獲得(抽選)などデジタルではない部分でもNFTを購入する人にメリットをつけ、web3やNFTといった世界にまだまだ縁遠い人たちに向けてもメリットを用意している。従来の音楽購入体験からweb3のNFT購入までの新しい体験への移行をサポートしていく試みだ。
 

新しい音楽の価値へ
HIKARI Projectは今年9月にプロジェクトを開始し、たった1ヶ月間で海外含め5000人を越えるファンを集めた。WEB3のコミュニティを活かして「未来の音楽」というテーマのストーリーをもとにミュージシャンとファンがさまざまなコミュニケーションを行い、音楽やストーリーを作り、Music NFTなどを販売していくこのスタイルはおそらく日本初の試みである。

まずはHIKARI Projectの骨格を知ってもらい、第一弾の黒崎真音の「HIKARI」をぜひ体験してほしい。

商品概要
HIKARI / HIKARI Project feat.黒崎真音

現在ミントサイトにて販売中
ミントサイト:https://mint.hikarimeta.xyz/#/homepage(※完売後サイトは見れなくなります)
価格:0.02ETH

HIKARI HP:https://hikarimeta.xyz/
OpenSea:https://opensea.io/ja/collection/hikari-come-back-to-shibuya

クレジット:
歌唱:黒崎真音
作詞:安藤紗々
作曲:西田圭稀
編曲:赤山コウ
タイポグラフィ:ZUMA
NFTデザイナー:mingren

プロデューサー:Herzy https://twitter.com/herzy2072

Endonutsプロジェクト
2022年活動を開始した。音楽×Web3を標榜するプロジェクト。日本のみならず世界中からプログラマー、デザイナー、音楽業界関係者などが参画し、アーティストを中心としたクリエイターエコノミーの創出をワールドワイドにサポートする。また、音楽業界に対してもWeb3の啓蒙活動などを行っている。

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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