Urban Innovation JAPAN のNFTニュース|「NFTアートを通じた地域クリエイターの支援」「ACP普及啓発ツールの開発」など、豊中市が協働実験に参加する5事業者を発表

Urban Innovation JAPAN のNFTニュース|「NFTアートを通じた地域クリエイターの支援」「ACP普及啓発ツールの開発」など、豊中市が協働実験に参加する5事業者を発表

Urban Innovation JAPAN のNFTニュース|「NFTアートを通じた地域クリエイターの支援」「ACP普及啓発ツールの開発」など、豊中市が協働実験に参加する5事業者を発表

 地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation TOYONAKA」で、UIJは事務局として選考業務などを担当

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県宝塚市 代表:中西雅幸)は、豊中市(大阪府)が企業と協働して地域課題の解決をめざすプロジェクト「Urban Innovation TOYONAKA(アーバン・イノベーション豊中)」( https://urban-innovation-japan.com/past/toyonaka-city/ )に参加するスタートアップ企業の審査を行い、採択する5団体(5課題)を決定しました。今後、実証実験を実施し、年度内に報告をまとめる予定です。

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■「アーバン・イノベーション豊中」とは
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「アーバン・イノベーション豊中」は、豊中市と民間企業・団体が協働で取り組む「公・民・学」連携の実証実験プロジェクトで、昨年に続いて2度目の取り組みになります。

UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りに、これまで全国16の自治体とプロジェクトに取り組んできました。今年度も全国9つの自治体でプロジェクトを進めています(2022年6月末現在)。

今回、「アーバン・イノベーション豊中」には全国の33社から応募があり、協働相手として次の5事業者を決定しました。今後、自治体と企業が協働して、豊中市をフィー ルドとした実証実験を行います。

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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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  • 課題1)デジタルツールで支援の現場を繋ぎ、切れめなく子どもの発達をサポートしたい!

発達障害など障害のある子どもを取り巻く多様な主体(保護者、学校やこども園・保育園(所)等、通所支援事業所など)が必要な支援情報を現場で共有できていない。市が配布する紙の支援手帳をベースに、それぞれの支援現場で本当に役立つように(書き込みやすく、要点が分かりやすい)再構成したツールを作りたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/toyonaka-city/2022-1/child-support/ 
所管課:豊中市 こども相談課
採択企業:株式会社ラック https://www.lac.co.jp/
 

  • 課題2)NFTアート!?地域のクリエイターを後押しする仕掛けを作りたい!

豊中で活動する新進気鋭のクリエイターと市役所とのつながりがなく、市の魅力発信や文化振興にクリエイターの力を十分に活かすことができていない。そこで、クリエイターが気軽にNFTアートを試すことができる仕組みや、クリエイターと市役所がつながるきっかけになる仕掛けを作り、NFTアートへの関心を高めるワークショップ、アイデアソンなどに繋げたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/toyonaka-city/2022-1/nft-art/ 
所管課:豊中市 魅力文化創造課
採択企業:株式会社スピード http://speedinc-jp.com

▼(参考記事)2021年度参加時 株式会社スピードへのインタビュー:

・案件があれば全部トライしたほうがいい。スピード・岩木勇一郎さんが考える、社会課題への取り組み方とは?
https://urban-innovation-japan.com/article/speed-interview/
 

  • 課題3)豊中版ACP普及啓発ツールを市民とともに開発したい! ~『もしも』のために考えてほしい医療やケアのこと~

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に関する認知度が低く、若い世代(40-60歳代)のターゲット層に効果的な啓発ができていない。「豊中市版ACP普及啓発ツール」を開発し、あわせて市民のツールや仕組みに参加するモチベーションアップの方法や組み合わせも検討したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/toyonaka-city/2022-1/acp/ 
所管課:豊中市 健康政策課
採択企業:株式会社omniheal/おうちの診療所 https://omniheal.jp/
 

  • 課題4)脱・いつも混んでる窓口!建築の幅広い相談ごとを『事前の整理』でスムーズに

窓口で受け付けている相談内容や手続きの種類が非常に多く、事前に内容が分からないため窓口が込み合うことが多い。専門知識が必要な相談内容の際には、それに詳しい担当職員へ取り次ぐための時間がさらに掛かる。こういった現状を利用者視点から分析し、効果的な情報提供のあり方を考え、相談内容を「事前整理」する仕組みを作りたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/toyonaka-city/2022-1/architecture-contact/ 
所管課:豊中市 建築審査課
採択企業:株式会社ラナエクストラクティブ https://www.ranaextractive.com/
 

  • 課題5)行政情報をわかりやすくビジュアル化したい! ~地域産業の将来像を「カタチ」にするデータの「チカラ」~

 

産業振興の施策について、エビデンスに基づく効果検証や支援制度の拡充を実施したいが、市が保有する様々な情報やデータを利活用しきれていない。一歩目の取組みとして、ビジュアル化された市政データを踏まえて、企業立地の施策の効果検証に有効な切り口の仮説を立て分析を進め、エビデンスに基づいた制度の拡充や新規施策の検討に活用したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/toyonaka-city/2022-1/tax-visualizing/ 
所管課:豊中市 産業振興課
採択企業:NECソリューションイノベータ株式会社 https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/

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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html

▼UIJのその他の自治体との取り組み(2022年7月15日現在、募集中):
・シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI / 山口県 7/19応募〆切

https://urban-innovation-japan.com/city/yamaguchi-pref/
・Urban Innovation KOMAKI / 小牧市(愛知県)7/22応募〆切
https://urban-innovation-japan.com/city/komaki-city/
・AICHI X TECH(アイチ クロス テック)/ 愛知県 7/25応募〆切 
https://urban-innovation-japan.com/city/aichi-pref/
・GovTech Challenge OKAYAMA / 岡山市 7/29応募〆切
https://urban-innovation-japan.com/city/okayama-city/
・Urban Innovation KOBE / 神戸市 7/31応募〆切 
https://urban-innovation-japan.com/city/kobe-city/


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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