「ゼロ・コンタクト」が長編映画として初めてNFTを使って配給されることが決定

NFT-TIMES 長尾英太 NFT特集
「ゼロ・コンタクト」が長編映画として初めてNFTを使って配給されることが決定

映画監督、プロデューサー、Vuele社の共同設立者であるリック・ダグデール氏がYahoo Finance Liveに参加し、映画「ゼロ・コンタクト」とNFTを使った配給方法について語りました。

この「ゼロ・コンタクト」はアンソニー・ホプキンスが主演であり、今年のアカデミー主演男優賞を受賞して以来、ホプキンスの最初の映画となります。

しかし、今話題になっているのはそれだけではありません、なんとこの映画はNFTで公開されます。 しかも、新しい配信プラットフォームであるVueleでの上映です。長編の対策では世界初となるNFT配給映画ということもあり注目を集めているのです。

今回Yahoo Finance Liveに登場したゲストのリック・ダグデール氏は監督兼プロデューサーであり、Vueleの共同設立者でもあります。まさにこの映画を仕掛けた張本人と言っても過言ではないでしょう。

映画の配信はアメリカ時間28日に開始予定で、NFTオークションの落札者にこの作品が届くようになっています。

リック・ダグデール氏はNFTでの長編映画配信ということにこのような感想を述べています。

この映画は、ハリウッドの新しい収益源になると思います。そして、映画を配給する新しい方法が生まれることを願っています。

私たちの分野では、多くの人が映画の資金調達の方法としてNFTやブロックチェーンに注目しています。この映画は厳密には配給を目的としていますが、透明性の観点からも、また世界的に配給するための新しい方法としても、映画ビジネスの未来はブロックチェーンにあると考えています。

ハリウッド映画の海賊版や映画の権利に関する訴訟などを解決する手助けになることを期待しているようです。

「ゼロ・コンタクト」はどのような映画になるか

公開前の情報では地球滅亡に立ち向かう人類において、世界中に拠点を置く5人がタイムトラベルマシンを起動させるという予告が流れています。

この映画内容はNFTや暗号に関連する内容となっており、ゲーミフィケーションやファン参加型の作品で、暗号やNFTの分野への関心を集めることを狙って作られたそうです。「ゼロ・コンタクト」にはゲーミフィケーションが組み込まれています。宇宙の構築には暗号アーティストも参加しています。

これらを通じて、ただ見てもらうだけでなく、ファンになり同じ資産を有するコミュニティとして機能することを考えているようです。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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