MyAnimeList、Animoca Brands Japan、San FranTokyoがAnime Foundationのローンチパートナーに就任

MyAnimeList、Animoca Brands Japan、San FranTokyoがAnime Foundationのローンチパートナーに就任

MyAnimeList、Animoca Brands Japan、San FranTokyoがAnime Foundationのローンチパートナーに就任

〜 Anime FoundationはMocaverseと協力し、MocaverseのRealm Networkを通じてアニメファンをWeb3の世界へ 〜

Animoca Brands、Animoca Brands Japan、San FranTokyoは本日、Web2とWeb3を繋ぐアニメとマンガカルチャーのためのコミュニティ・プロトコルAnime Foundationのローンチパートナーになることを発表しました。この取り組みはアニメ・マンガのファンのみでなく、それに影響を受けた世界中のプロジェクトやブランド、制作スタジオ、IPホルダーにとって、新たな機会と体験を提供するものです。この戦略的提携に先んじて、Animoca Brands Japanは、1,600万人の登録メンバーを持つ世界最大のアニメとマンガのコミュニティであるMyAnimeListに3億円の投資を行っています。

さらに、Anime Foundationは、Animoca Brandsが主導するデジタルIDとPointFiの仕組みを取り入れたWeb3サービスの共通グロースインフラネットワークMocaverseと戦略的提携を締結しました。この戦略的提携のもと、最近発表されたMocaverseのRealm Networkの相互運用可能なSDK(ソフウェア開発キット)を活用し、DID(分散型識別子)とレピュテーションレイヤーであるAnime IDを立ち上げ、Web3エコシステムへ接続します。

※本リリースは、Animoca Brandsから発表されたリリースを翻訳しています。

https://www.animocabrands.com/myanimelist-animoca-brands-japan-san-frantokyo-to-be-launch-partners-of-anime-foundation

Anime Foundationは、伝統的なアニメ・マンガ業界とWeb3ネイティブコミュニティの架け橋となり、ファン体験を向上させ、グローバルなアニメ・マンガ文化に力を与えることを目標としています。Anime IDは、ブロックチェーン技術に基づいた新しい収益化モデルやコミュニティ構築のイニシアチブを提供するAnime Foundationの活動の中核を担います。

Anime Foundationのビジョンは、アニメや漫画のクリエイターがコンテンツを制作し、報酬を得る機会を増やし、配信がより効果的になり、ファンが独占的なコンテンツや所有権を得る機会を増やし、グローバルなアニメや漫画のコミュニティが繁栄する未来を創ることです。Anime Foundationのローンチパートナー4社は、アニメ・マンガの世界で最も強力なネットワーク効果を生み出すために活動していきます。MyAnimeListとAnimoca Brands Japanは、アニメとマンガの伝統的な業界との強力なネットワークおよび専門知識を提供します。 一方、Animoca BrandsとSan FranTokyoは、幅広いWeb3エコシステムとブロックチェーン技術とインフラを活用し、ファンとの新たなファンコミュニケーションの手段を構築します。

また、Anime FoundationはMocaverseと協力し、Anime IDを立ち上げ、ファンがアニメのプロフィールや評判を検索、投稿、キュレーションできるようにします。Anime IDは、MocaverseのRealm Networkを支える相互運用可能なSDK(ソフウェア開発キット)を使用することで、Moca IDのような他のRealm IDによるSSO(Single Sign On)を可能にするほか、コミュニティメンバーは独自のデジタルIDドメイン名(例:david.anime)をカスタマイズできます。

Anime IDのユーザーは、GameFi、SocialFi、IPコンテンツなど、様々なWeb3体験にアクセスすることができます。Moca Networkは、Mocaverseパートナー、Animoca Brands、そして大規模な投資ポートフォリオの様々なWeb3プロジェクトを含みます。Anime IDのユーザーは、Moca IDに参加し、貢献することで、Realmポイントを獲得することができます。


  • ◾️経営陣のコメント

Animoca Brands 創業者兼代表取締役会長 Yat Siu

Anime Foundationは、アニメ文化を世界的に普及させるための先駆者的な役割を担っています。Anime Foundationは、オンチェーン・アイデンティティ、体験、経済の主要なユニバーサルネットワークとして確立する強い可能性を秘めており、いくつかのIPやブランドに焦点を当てるのではなく、包括的なアニメ・バースの開発に拍車をかけるでしょう。強力なネットワーク効果とデジタル財産権に基づく、オンチェーンアニメとマンガ文化のためのエコシステムです。


Animoca Brands Japan 代表取締役CEO 岩瀬大輔

ローンチパートナーとなり、我々の業界ネットワークを通じて、Web2とWeb3の両方の角度からAnime Foundationをサポートできることを嬉しく思います。Animoca Brands Japanは、Web3テクノロジーを通じて、日本のIPやコンテンツのより良いファン体験を可能にすることに専念しており、Anime Foundationとのコラボレーションは、世界のアニメコミュニティを豊かにするための重要な一歩であると考えています。


MyAnimeList CEO 溝口敦

私たちは、Anime Foundationのローンチパートナーの1社になれたことを嬉しく思います。このプロジェクトの目的は多岐にわたりますが、そのすべてが日本のコンテンツの未来を支えるものであると確信しています。Anime Foundationとのコラボレーションを通じて、MyAnimeListはより多くの漫画作品を世界中に配信し、次にヒットする可能性の高いアニメを発掘することを目指しています。ダイヤモンドの原石やクリエイターが信頼を寄せるオリジナル作品が、このプロジェクトを通じてさらに磨かれていくことを信じています。どうぞご期待ください。


San FranTokyo CEO David Taing

私たちのビジョンは、技術的な境界を超え、世界中のアニメや漫画文化に力を与える活気あるエコシステムを育成することです。私たちは、これらの物語に命を吹き込む情熱的なクリエイターから、世界的な流通を促進する出版社やディストリビューター、そしてお気に入りの作品に絶大な支持を示すファンコミュニティまで、伝統的な景観の計り知れない価値を認識しています。今日のアニメ文化はその域を超越し、タイトル、キャラクター、ストーリーテリング、そして相乗効果のあるブランドへの私たちの親近感が、私たちのアイデンティティを形作っています。


Mocaverse プロジェクトリーダー Kenneth Shek

Anime IDをAnime Foundationと最初のRealm Network Partnerとして共同開始できることを大変嬉しく思います。Anime Foundationは、世界中の何百万人ものアニメファンにMocaversに参加してもらうことができる最高の機会だと考えています。アニメファンのための簡単なオンボーディングとRealm Networkを介した相互運用性は、Moca Network全体のユーザー、文化、ユーティリティの相互送客を促進します。今後、Anime IDのユーザーには活用しゲームやスポーツなどのMocaversのWeb3コンテンツに、Moca IDのユーザーはアニメのアプリケーションやIPの広大なネットワークに、アクセスする機会を提供していく予定です。

   

  • ◾️Animoca Brandsについて

Deloitte Tech Fastの受賞企業であり、フィナンシャルタイムズ紙のアジア太平洋地域における急成長企業ランキング2023に入賞したAnimoca Brandsは、デジタルエンタ-テインメント、ブロックチェーン、およびゲーミフィケーションの主導的地位にある企業であり、デジタル財産権の促進とオープンメタバースの確立に貢献しています。REVVトークンやSANDトークンに加え、The Sandbox、Crazy Kings、Crazy Defense Heroes、Life Beyond等のオリジナルゲームや、The Walking Dead、パワーレンジャー、MotoGP™、Formula E等の人気のある知的財産を活用した製品をはじめとした幅広い品揃えの製品を開発および発表しており、The Sandbox, Blowfish Studios, Quidd, GAMEE, nWay, Pixowl, Forj, Lympo, Animoca Brands Japan, Grease Monkey Games, Eden Games, Darewise Entertainment, Notre Game, TinyTap, Be., PIXELYNX, WePlay Mediaなど、複数の子会社があります。 Animoca Brandsは、Web3で最も活発な投資家の1つでもあり、Yuga Labs、Axie Infinity、Polygon、Consensys、Fireblocks、OpenSea、Dapper Labs、Yield Guild Games、Alien Worldsなど、Animoca Venturesを通じて直接およびAnimoca Venturesを通じて450を超えるWeb3投資のポートフォリオを持っています。 詳細はwww.animocabrands.comをご覧いただくか、XやFacebookをフォローしてください。

X:https://twitter.com/animocabrands

Facebook:https://www.facebook.com/animocabrands

  • ◾️Animoca Brands Japanについて

Animoca Brands株式会社は、グローバルで注目を集める「Web3」企業 Animoca Brandsの戦略的子会社です。日本の知財やコンテンツ(IP)ホルダーの、「Web3」に関する世界展開を支援する目的で2021年10月に設立されました。

公式サイト: https://www.animocabrands.co.jp/

X(旧Twitter): https://twitter.com/Animocabrandskk


  • ◾️MyAnimeListについて

海外利用率99%、会員登録数1,800万人、世界240の国と地域のユーザーが利用し、12億件以上の視聴・読書ビッグデータを持つ、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティ&データベースです。2004年に誕生し、北米のZ世代を中心に、海外ファンにとって重要な情報の入手経路となっています。また、彼らのアニメ視聴、マンガ購読のリスト管理のためになくてはならないサイトとして支持されています。

※数値は2023年10月時点


  • ◾️San FranTokyo

San FranTokyoは、アニメ、マンガ、ポップカルチャーのファンダムに焦点を当て、IPとブランドを結びつける架空の都市です。San FranTokyoの独自IPの創出と、アニメフィギュアやグッズのデジタル・トークナイゼーションによる新たなデジタル体験をもたらすこと2つを柱に活動しています。

San FranTokyo公式サイト: https://sftstudios.xyz
Weebox公式サイト: https://weebox.io
Weebox Xアカウント: @Weebox_Official


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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