お遍路を舞台にデジタルスタンプラリーNFT×うどんのパイオニア、山下義高さんも協力!

お遍路を舞台にデジタルスタンプラリーNFT×うどんのパイオニア、山下義高さんも協力!

お遍路を舞台にデジタルスタンプラリーNFT×うどんのパイオニア、山下義高さんも協力!

〜香川県善通寺市周辺の7寺で4月1日、デジタルスタンプラリー実証実験を開始〜

2024年3月26日

七ヶ所まいり×NFTデジタルスタンプラリー実行委員会

株式会社テリムクリ(香川県丸亀市、代表取締役:牛尾隆)、「純手打うどん よしや」店主・山下義高、ずめこ、合同会社カラクサでつくる七ヶ所まいり×NFTデジタルスタンプラリー実行委員会は、香川県善通寺市周辺の7寺でデジタルスタンプを無料配布する実証実験を2024年4月1日(月)から始めます。NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)を用いたスタンプラリーで、参拝客や観光客がどれだけ増えるかを測る目的です。

 

詳細:https://karakusa.llc/lp/shichikasho/

 うどん店の客にNFTスタンプを配布するイベントを催した経験もある山下義高さんは、今回のイベントに「世界初となるであろう、ブロックチェーンを使ったお寺のスタンプラリーをまさかこの場所で実現できるなんて!」と期待を寄せています。

実験のねらいと背景

全行程1400kmに及ぶ四国八十八ヶ所の霊場巡りはスタンプラリーの“元祖”ともいえます。そのうち、善通寺市近辺の7寺を巡る「七ヶ所(しちかしょ)まいり」は1日ですべて訪れることができ、気軽にお遍路旅を体験できるコースとして古くから親しまれています。歴史ある巡礼に新たな体験価値を追加し、どのような効果があるか検証することで、新しいビジネスモデルや魅力的なデジタル体験の開発につなげようと企画しました。

 
NFTは発展途上の技術で活用方法も手探りの状態ですが、さまざまな分野への応用が検討されており今後の市場拡大が期待されています。飲食業、サービス業でNFTの取り組みを行っている先駆者の1人が山下義高さんです。

 香川県丸亀市の「純手打うどん よしや」店主の山下さんは2022年、ネット上のイベント「さぬQN(きゅん)!」を企画。Twitter(現X)にハッシュタグ「#うどんtoミント」を付けて自分の食べたうどんの写真を投稿した人に、オリジナルのNFTをプレゼントしました。イベントを通じてお店のことを知った人が実際に食べに来てくれたりと、手応えを感じたそうです。

山下さんの成功をより広い地域に広げ、NFTの新たな価値を模索すべく今回の実証実験を企画するに至りました。金倉寺の村上哲済副住職は仮想通貨やNFTにお詳しく、実証実験を快諾していただきました。

 
実験の概要

各霊場に掲示されている2次元コードをスマートフォンで読み込み、手続きをすると暗号資産管理用の「ウォレット」にNFTが送付されます。

 実施期間

2024年4月1日(月)〜8月31日(土)153日間

 実施場所

香川県善通寺市周辺の7寺

 71番札所:弥谷寺(三豊市三野町大見乙70)

 72番札所:曼荼羅寺(善通寺市吉原町1380)

 73番札所:出釈迦寺(善通寺市吉原町1091)

 74番札所:甲山寺(善通寺市弘田町1765-1)

 75番札所:善通寺(善通寺市善通寺町3-3-1)

 76番札所:金倉寺(善通寺市金蔵寺町1160)

 77番札所:道隆寺(多度津町北鴨1-3-30)

 詳細:https://karakusa.llc/lp/shichikasho/

実施場所に掲出しているポスター

入手できるNFT

「CryptoNinja(クリプトニンジャ)」の2次創作NFT7種

 CryptoNinjaは忍者をモチーフにしたキャラクターで、日本国内では最も人気のあるNFTコレクションの一つです。ガイドラインに則ればだれでも自由に2次創作ができます。本プロジェクトでは、キャラクターと霊場の特徴を生かしたオリジナルデザインのNFTを発行します。デザインはずめこさん。

「純手打うどん よしや」店主の山下義高さんコメント

世界初となるであろう、ブロックチェーンを使ったお寺のスタンプラリーをまさかこの場所で実現できるなんて!

スタンプを集めるのって、その場所に行かないといけないものなのに……その時、その場所に行ったという証明スタンプが手軽にスマートフォン1つで、なおかつそれを集めていける……という体験が楽しみでしょうがないですよね!

金倉寺の村上哲済副住職コメント

 「お遍路さん」の名前で親しまれる四国八十八ヶ所霊場では、お寺をお参りしてお経を納めた証しとして「納経」を行います。現在ではこの「納経」は大きな帳面でしか行えませんが、これからの時代デジタル化は必須だと感じていました。ただこれまでのデジタルといえば複製やコピーが可能なものしかありませんでした。

しかし今回用いられるNFTであればその所有を証明することができます。自分の足でお参りした証をスマートフォンの中に、御守のように持ち歩ける技術だと思います。ふと思い立ってお参りした時でもスマートフォン一つでその証しがいただける、そんな時代への一歩として今回の企画に期待しています。

参加方法の詳細

各霊場に参拝し、設置された二次元コードにスマートフォンカメラをかざします。

 スマートフォンの位置情報が確認されると、ご自身のウォレットのアドレスを入力する画面になります。 入力が済むとNFTが手に入ります。

 NFTとは

デジタルデータにブロックチェーンを付与し、唯一無二のものと証明する技術です。アート、音楽、動画などの真正性を担保できるので、所有権を証明したり、取引したりすることが可能です。

 今回は譲渡ができないSBT(ソウルバウンドトークン)という種類のNFTを発行します。

 ウォレットとは

NFTや暗号資産を保管するアプリで、仮想的な財布のようなものです。「αUウォレット」「MetaMask」などがあります。

 
ウォレットのアプリは事前にダウンロードし、ご自身のウォレットアドレスをメモなどに保管してコピー&ペーストできるようにしておくと便利です。

 お遍路・八十八ヶ所とは

四国にある空海(弘法大師)ゆかりの寺院のうち、代表的な88寺を「八十八ヶ所霊場」と呼びます。またこれらを巡礼(巡拝)することを四国遍路、あるいは「四国巡礼」「四国巡拝」「八十八ヶ所巡り」といいます。札所では納札を納め読経します。巡礼の記録として納経帳に墨書・朱印をいただくことも大切です。

 1番から88番まで順に巡る人もいれば、訪れやすい札所から巡礼する人もいます。地元の人々は巡礼者を「お遍路さん」と呼び、お遍路さんに食事を振る舞ったりして親切にすることを「お接待」と呼んでいます。

主催者

七ヶ所まいり×NFTデジタルスタンプラリー実行委員会

構成は以下の通りです。

代表者名

業務内容と本イベントでの役割

株式会社テリムクリ

牛尾隆

香川県丸亀市に本社を置く。
主な事業はウェブ制作、システム開発、サーバ保守、ウェブサイト運用支援。今回は技術開発を担当。

https://www.terimukuri.com/

山下義高

機械を一切使わずこね、包丁で1本ずつ手切りする香川県丸亀市のうどん店「純手打うどん よしや」店主。
「情熱大陸」などTV出演多数。NFT×飲食業のパイオニア。

 https://www.udon448.com/

合同会社カラクサ

堀田幸夫

テリムクリの関連会社。今回のイベントをはじめとするNFTやWeb3系の事業を行う。山下義高さんも参画。

ずめこ

イラストレーター。山下さんの「さぬQN!」プロジェクトのイラストを担当した縁で、今回も参加。CryptoNinjaの2次創作デザインを担当。

※本企画につきまして、七ヶ所寺院は協賛してますがその他霊場寺院や四国霊場会は関与していません。
※実行委員会に代表者は置いていません。NFTをはじめとするWeb3の特徴は分散自立型であること。プロジェクト単位で人が集まって、コミュニティを作る文化があります。

お問い合わせ

合同会社カラクサ

メールアドレス:7places@karakusa.llc

ホームページ:https://karakusa.llc/lp/shichikasho/
お問合せフォーム:https://karakusa.llc/lp/shichikasho/contact/

本件に関します報道関係者専用お問い合わせ先

株式会社テリムクリ

担当  牛尾

090-8280-6188 (9:00~17:00)


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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