【自治体初】デジタル・イノベーション人材育成プログラム in静岡 第2期にて、NFT修了証を発行
【自治体初】デジタル・イノベーション人材育成プログラム in静岡 第2期にて、NFT修了証を発行
株式会社エル・ティー・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:樺島 弘明/以下、LTS)は、静岡県の「令和5年度バーチャルサテライトキャンパスを核としたイノベーション拠点「SHIP」ソフト事業業務」を受託し、昨年8月に「デジタル・イノベーション人材育成プログラム in静岡」の第2期を開講しました。そしてこの度、本プログラムの修了証を、株式会社Opening Line(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木亮一、以下Opening Line) 協力のもと、自治体認定の修了証としては全国で初(当社調べ)となるNFT(非代替性トークン)形式で発行することとなりました。この革新的な取り組みにより、修了者の成果がデジタルの不変性を備えた形で証明されることになります。本修了証は、2024年3月15日18:30からSHIP(SHizuoka Innovation Platform)にて開催されるプログラム修了式で授与予定です。
■デジタル・イノベーション人材育成プログラム in静岡 第2期とは
7カ月に渡って、前期(ICTを活用したビジネス創造や変革の専門家による講義)、中期(各領域の知識を組み合わせ新たな価値を生み出す仕組みを実践的に学ぶワークショップ)、後期(社会課題解決の実行力を高めるトレーニング)の三構成で各分野の大学教授等や企業のICT専門家等の講義を受けられる講座です。加えて、学生や大学等の教員、社会人、ICT企業、首都圏スタートアップ等との交流イベントや、 ICT専門家によるオープンセミナー、実践的な課題解決に繋がるワークショップを実施しました。
■NFT修了証とは
静岡県が認定した本プログラム修了者のうち希望する方に対し、Opening Line協力のもと、NFTデータの形式で修了証を発行します。
NFT修了証には、プログラム名・修了者名・修了認定者名などが記載され、スマートフォンアプリ上で閲覧することができます。
ブロックチェーン技術を活用したNFT修了証の導入により、従来の紙やデータベースに依存する証明書と比較して、以下のようなメリットを提供します。
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改ざん困難: 一度ブロックチェーン上に記録されたNFT修了証は、その不変性により改ざんが極めて困難になります。この特性は、修了証が紙や通常のデジタル形式では遭遇しうる偽造リスクを排除します。修了証をNFTとして発行することにより、修了者の成果と資格が半永久的に、かつ安全に保存され、主催者からの発行であることの信頼性が強化されます。
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第三者にて検証可能: NFT修了証は、ブロックチェーン上で誰もがアクセス可能な情報として保持されます。これにより、修了証の所有者は、主催者に直接問い合わせることなく、第三者による簡単な検証を可能にします。例えば、雇用主や教育機関など、修了証の真正性を確認したい第三者は、ブロックチェーン上で直接、修了証の存在とその所有権を確認できます。この透明性と検証可能性は、修了者の資格の信頼性を高め、さらにはプログラムの信頼性向上にも寄与します。
NFT修了証発行は、自治体認定の修了証としてはLTS調べで全国初となります。
今後他のプログラムや研修等に横展開されることで、個人のスキルや経験の信頼性の高い証明と可視化がなされていくことが期待されます。
【株式会社エル・ティー・エス】 https://lt-s.jp/ 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:6560)