奇兵隊 のNFTニュース|奇兵隊の海外子会社「KiHeiTai Estonia」、NFTを活用した新たな街づくりSavanna Kidz NFTによるオープンタウンプロジェクトをスタート
奇兵隊 のNFTニュース|奇兵隊の海外子会社「KiHeiTai Estonia」、NFTを活用した新たな街づくりSavanna Kidz NFTによるオープンタウンプロジェクトをスタート
DAOコミュニティと途上国の現地住民と協力して、自律分散型組織のリアル「シムシティ」に挑戦
この度、奇兵隊の子会社であるエストニア法人 KiHeiTai Estoniaは、新興国の住民の生活をより良くするための新たな試みとして、NFT*を活用したオープンタウンプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、コレクティブルNFTを全世界に向けて販売し、その売り上げを元に、DAOコミュニティ(NFTの購入者)と、支援する地域に住む現地住民によって組織される市民団体と協力し、その地域に住む人々がより良い生活を送れるよう、街づくりを推進する取り組みです。
仕組みについて
- デジタルアートを作成し、コレクティブルNFTとして全世界に向けて販売
- デジタルアートの売り上げを、新興国の地域の街づくりの資金とする
- デジタルアートを購入したDAOコミュニティ(NFTの購入者)は、街づくりにアイディア出しや議論への参加などで参画可能
Savanna Kidz NFTについて
この仕組みを実現するため、デジタルアートのSavanna Kidz NFTが制作されました。このSavanna Kidz NFTは、奇兵隊の子会社であるエストニア法人 KiHeiTai Estonia によって運営されています。
デジタルアートは、オープンタウンに住む子どもたちを描いています。目、鼻、口、頭、顔や背景はそれぞれ、100の動物からインスパイアされています。
オープンタウンプロジェクト第一弾 ウガンダで試験的に開始
このオープンタウンプロジェクトの第一弾は、ウガンダのカルング村で実験的に開始されます。この村には、清潔な水の入手が困難である、貧しくて子ども達が学校に通えない、医療サービスへのアクセスが困難などの様々な課題があります。これらの課題を解決するため、このオープンタウンプロジェクトでは、カルング村に住む地元住民によって構成される市民団体であるFaith Angels Ministryと協力し、NFTの販売によって得られた収益で街づくりを実施します。街づくりには、Faith Angels Ministryだけでなく、NFTを購入した人もコミュニティの投票に参加する権利を得ることができ、自らのアイディアを街づくりに反映させることができます。このプロジェクトは、ウガンダの中央政府から独立しており、意思決定はDAOコミュニティ(NFT購入者)とウガンダの住民により高い透明性を持って行われます。
プロジェクトの仕組みについて DAOコミュニティの票によって左右されるオープンタウンの街づくり
Savanna Kidz NFTを購入すると、ガバナンストークンの$OPENTOWNを保有でき、オープンタウンプロジェクトの投票に参加する権利を得られます。
Savanna Kidz NFTの購入者は、購入直後に3,000 $OPENTOWNトークンを受け取る権利を得られます。その後、12年に渡り、毎日4 $OPENTOWNトークンを受け取ることが可能です。
このガバナンストークンは投票に使用でき、Faith Angel Ministryの主要メンバーと協力し、議論や提案を通じて、オープンタウンの開発に携わることができます。
ウガンダの街づくりに関する初回投票への参加方法
2022年2月15日にSavanna Kidz NFTの先行販売が全世界に向けて開始されます。先行販売でNFTを購入した人は投票権として機能する$OPENTOWNトークンを受け取ることで、ウガンダのカルング村の地域住民が抱える課題を解決する以下の3つの活動案の中から、自らが応援したいプロジェクトを一つ選び、投票することができます。
1)コミュニティ内で清潔な水を供給するための貯水タンクの設置
2)コミュニティ内の交通の利便性向上のためのバスの購入
3) 村落貯蓄貸付組合(VSLA)を通して貯金文化をコミュニティに根付かせるための銀行システムの開発
詳細は以下でご覧いただけます。
Website: https://www.savannakidz.com/
Public Document: https://expensive-vertebra-82f.notion.site/Savanna-Kidz-NFT-Public-Docs-2e8dbddf5b514b0ea0c0005325b1273f?s=09
Discord: discord.gg/w28H4g7zF4
Twitter: https://twitter.com/savannakidz
プロジェクトが立ち上げられた背景
NFTや仮想通貨について耳にすることが多くなっていますが、現在のNFT市場では多くの投資家がバーチャルで投資して資産を増やしており、NFTに巨額の資金が流れています。2021年には、NFTの取引総額は約4.7兆円を超えています。しかし、NFTについては、投機や不正や詐欺、またマネーロンダリングなどネガティブな印象をまだ持っている人も多いのではないでしょうか。このような現状を知り、奇兵隊では、仮想通貨の世界に還流している膨大な資金を使って、現実の世界で良い社会インパクトを起こし、人類のためにより意義のある活動を行えないかと考えました。そこで、コレクティブルNFTの売り上げをもとに、DAOのコミュニエティとウガンダに住む現地住民からなる市民団体と協力し、仮想の世界ではなく、現実で、住民にとってより良い生活環境を実現する街づくりを進めるプロジェクトを立ち上げました。
株式会社奇兵隊の代表取締役社長の阿部は、以下の通り述べています。
「奇兵隊ではAirfundingやAirfunding for NGOといったサービスの提供で、クラウドファンディングを通じて新興国向けの寄付を募ってきました。より社会にインパクトを与えられる支援の方法を模索していたところ、仮想通貨やNFTの存在を知り、その市場規模と将来性に可能性を感じ、この度のSavanna Kidz NFTのオープンタウンプロジェクトの立ち上げに至りました。まだ試験段階ですがこの仕組みを成功させ、他の多くの国や地域でも同様の取り組みを実現し、新たなお金の流れの形として根付いていければ嬉しいです。」
*NFT(Non-Fungible Token)は、「代不可能なトークン」と訳されます。ブロックチェーン上で発行された唯一無二のデータのことで、デジタル上での所有証明書や資産の鑑定書の役割を持っています。NFTによってデジタルアートが高額で取引されており、注目が集まっている。
**DAO(Decentralized Autonomous Organzation)は、「自律分散型組織」と訳されます。ブロックチェーンに基づく組織や企業の形態の一つ。特定の中央管理者を持たず、組織内の構成員一人一人によって自律的に運営されているインターネットネイティブな組織のことを表す。リーダーやマネージャーのような管理者が存在せず、中央集権的な組織に支配されない。世界中の志を同じくする人々と協力して活動することができる。
奇兵隊について:
奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。少額なお金で人生をハッピーに変えるための寄付型クラウドファンディング「Airfunding」、世界200ヶ国1000万人に利用されているグローバルコミュニティサービスの「Airtripp」といった画期的なサービスで、人々の可能性を国境・文化・言語・距離の壁を越えて拡げています。世界11ヵ国にまたがる奇兵隊のメンバーは、私たちの住む世界をより良いものとしてアップデートしていくことに日々邁進しています。当社に関する詳しい説明は、https://kiheitai.co.jp/よりご覧になれます。
Savanna Kidz NFTについて:
Savanna Kidz NFTはデジタルアート作品で、奇兵隊の子会社であるエストニア法人 KiHeiTai Estoniaによって管理されています。
Faith Angels Ministryについて:
「アフリカの社会的弱者に生き抜く力」をミッションに、ウガンダ出身のブフンギロ・アンドリュー・トムソンによって立ち上げられました。自身がHIV /エイズにより親を失った子どもたちが多くいる地域で育ったことから、そのような環境におかれた子どもたちが、教育や生活インフラへ確実にアクセスできるような社会を作ることを目的にFaith Angels Ministryを創設しました。子どもの教育や清潔な水へのアクセスを実現するための活動を実施しています。奇兵隊が提供するAirfunding for NGOでサポートしている団体の一つです。
https://www.airfunding.net/programs/global-ngo-support/faith-angels-ministry?hl=ja