世界に類を見ない野外アートプロジェクト「海岸線の美術館」第二期 壁画制作決定&クラウドファンディング開始。9月には仙台市内で『移動壁画展/壁画制作体験展』も開催!

世界に類を見ない野外アートプロジェクト「海岸線の美術館」第二期 壁画制作決定&クラウドファンディング開始。9月には仙台市内で『移動壁画展/壁画制作体験展』も開催!

世界に類を見ない野外アートプロジェクト「海岸線の美術館」第二期 壁画制作決定&クラウドファンディング開始。9月には仙台市内で『移動壁画展/壁画制作体験展』も開催!

美術館を一緒につくる、株主ならぬ「壁主」になってみませんか?

 震災後に建設された巨大防潮堤に壁画を描く野外アートプロジェクト「海岸線の美術館」を運営する一般社団法人SEAWALL CLUB(所在地:宮城県石巻市雄勝町下雄勝2-5、代表理事:髙橋窓太郎)は、第二期の壁画制作に伴い、制作資金を集めるクラウドファンディングを開始します。また、クラウドファンディング期間中には雄勝町現地での壁画制作イベント「壁画びらき」、仙台パルコや市内のギャラリーで「海岸線の美術館」プロジェクトに触れられる展覧会を開催します。

「海岸線の美術館」は2022年11月に宮城県石巻市雄勝町に誕生した野外美術館です。2011年に発生した東日本大震災後に海岸線を囲うように建設された、高さ最大10m、全長約3.5kmの巨大な灰色の防潮堤の壁面に壁画を描き、壁によって海の風景を見ることができなくなった海岸線に新しい風景を生み出すことで、人と防潮堤の新たな関係性を築くことを目指しています。毎年、地域住民や全国の支援者を巻き込みながら徐々に壁画の数や範囲を増やしていき、町全体を美術館にしていきます。壁画から壁画まで海岸線沿いを巡って鑑賞することで、雄勝の魅力を隅々まで味わえる設計になっています。

第二期にあたる2023年は、壁画No.3/No.4の2作品の制作を予定。その壁画制作資金と美術館運営資金を集めるために、2023年8月31日(木)よりGoodMorningにてクラウドファンディングを実施します。

美術館を応援する人が増えるほど、壁画が増えていく、美術館の株主ならぬ「壁主(かべぬし)」という新しい仕組みに加え、世界に類を見ない美術館ならではのプロダクトや体験など、様々なリターンをご用意しました。ぜひ、ご支援ください。

◼︎クラウドファンディングURL

https://camp-fire.jp/projects/view/693442

また、クラウドファンディング実施中の9月1日(金)〜10月24日(火)には宮城県仙台市のGALLERY A8T(ギャラリーエイト)にて「海岸線の美術館 移動壁画展“IN THIS DAY AND AGE/現時代”」を開催。

9月15日(金)〜9月24日(日)には、仙台PARCOにて「壁画制作体験展」を同時開催します。壁画作品の一部を原寸大複製したものや漁村に関わる彫刻作品・平面作品を展示し、「海岸線の美術館」プロジェクトに触れていただける展覧会です。ぜひご期待のうえ、ご来場ください。

  • クラウドファンディング概要

クラウドファンディングで集まった支援金は、2023年9月から制作する壁画No.3、No.4の制作資金、および「海岸線の美術館」運営資金として活用させていただきます。

◼︎クラウドファンディングタイトル

「東北の海岸線に色彩を取り戻せ。世界に類を見ない美術館を一緒につくりませんか。」

実施期間:8月31日(木)〜10月31日(火)

目標金額:1,000万円

URL:https://camp-fire.jp/projects/view/693442

  • 支援方法・リターン概要

◼︎壁主(かべぬし)という新しい応援の仕組み

壁主は、美術館を応援する人が増えるほど、壁画が増えて美術館が広がっていく、新しい美術館サポートの形です。

防潮堤のパネル(60cm×120cm)1枚=1壁という単位に換算。支援者には壁画の壁主になっていただきます。

美術館が壁主ひとりひとりに様々な色で彩られた壁画を分割した1壁を選び、証明書やNFTを発行します。

◼︎リターンコースリスト

壁主コース

・美術館の壁主になる!1壁主:3万円

・美術館の壁主になる!半壁主:1.5万円

その他のリターン:1壁主+α スペシャルコース

・1壁を家で!1壁レプリカアクリルウォール+1壁主:5.5~12.5万円

・壁画の中でお祭りに参加!壁画モデル権+1壁主:10万円

・アーティストの作品を家で!スレートペインティング作品+1壁主:32~36.4万円

その他のリターン:体験コース

・オリジナル石巻ガイドマップ付き!美術館寄付型鑑賞チケット:3千~1万円

・館長と行く!海岸線のバスガイドツアー:3万円

・壁画を背景に!美術館 撮影・イベント使用権:20万円

・館長が行く!海岸線の美術館が講演権:30万円

その他のリターン:美術館オリジナルプロダクトコース

・壁画スケッチをデザイン!海岸線のトートバッグ:1万円

・あなただけの壁画バッグを!壁画絵描きトートバッグ:1万円

・壁画を家で!壁画アクリルウォール:2.5〜3万円

・絵を描こう!海岸線のクレヨンセット:1.5万円

・壁画に乾杯!海岸線のエール クラフトビール6本セット:1.5万円

美術館スポンサープラン

 ・50万円〜200万円

そのほか、壁画制作・お祭りを手伝っていただくボランティアスタッフも募集しています。

ぜひ美術館メールアドレスまでご連絡ください。

TEL:090-5419-6783 
Email:seawallclub@gmail.com

  • 第二期 壁画制作 概要

◼︎第二期 制作コンセプト

壁画No.3テーマ:

他者を想い贈りあう文化、おすそわけの風景を描く

 長期滞在して壁画制作をする中で、様々な住民の方から魚、果物、花、芋、など様々な贈り物、おすそわけをいただいてきました。自然豊かな海辺の町では見返りを求めず贈り合うという文化が今も残っていて、それは現代の都市生活が忘れてしまった心だと感じます。その文化、風土を伝える作品を構想しています。

Artist:Takanosuke Yasui / 安井鷹之介
Size:高さ7.5m×幅10.2m
Place:宮城県石巻市雄勝町上雄勝2丁目22 雄勝湾防潮堤
Material:関西ペイント塗料

 壁画No.4テーマ:

 担い手が少なくなったお祭りを継承する風景を描く 

雄勝町の北端、名振地区で200年以上前から伝わる火伏のお祭り「おめつき」。山車を荒々しく担いで壊すダイナミックなお祭りで、無形民族文化財にも数えられています。しかし、近年は担い手の減少とともに開催されておらず、存亡が危ぶまれています。このお祭りを、海岸線の美術館をきっかけに雄勝町を訪れた人が知り、継承していくきっかけになればと考えています。

Artist:Takanosuke Yasui / 安井鷹之介
Size:高さ6m×幅24m
Place:宮城県石巻市雄勝町名振東漁港 名振湾防潮堤
Material:関西ペイント塗料

  • 海岸線の美術館イベント・お祭り概要

◼︎壁画びらき「壁画水かけ祭&下地制作イベント」

昨年制作した壁画を洗い、今年描く壁画の下地を参加者と描くワークショップイベントです。雄勝ちびマルシェも同時開催します。参加無料イベントです。ぜひ遊びにいらしてください。

日程:9月2日(土)

場所:海岸線の美術館

住所:宮城県石巻市雄勝町上雄勝2-22

駐車場有(お車でお越しください)
時間:11:00〜15:00

◼︎壁画完成披露「雄勝壁画まつり」

第二期制作で制作した壁画のお披露目会として、誰でも参加できる「雄勝壁画まつり」を開催予定です。

日程:10月14日(土)予定(開催日未定)

場所:海岸線の美術館

住所:宮城県石巻市雄勝町上雄勝2-22

駐車場有(お車でお越しください)

時間:未定

  • 「海岸線の美術館」展覧会  概要

◼︎ 海岸線の美術館 移動壁画展

“IN THIS DAY AND AGE/現時代”

期間:9月1日(金)〜10月24日(火)

場所:GALLERY A8T(ギャラリーエイト)

住所:宮城県仙台市若林区卸町2丁目5-7 2F
仙台駅より地下鉄 東西線 「卸町」駅より徒歩2分

時間:12:00〜19:00

入場:無料

定休日:火曜(会期により変動する場合がございます)

URL:https://gallerya8t.com/exhibition-yasuitakanosuke/

◼︎ 仙台PARCO 壁画制作体験展

期間:9月15日(金)〜9月24日(日)

場所:仙台PARCO 6F

住所:宮城県仙台市青葉区中央1-2-3

時間:10:00~20:30

入場:無料

  • 館長メッセージ

「東日本大震災後の復興工事で、東北全域の海岸線に同じような高い防潮堤が370kmも建設されました。それぞれの街が雄勝同様の課題を抱えています。そして、東北で現在起きている問題は、今後日本全国の海沿いの町・都市で起こりうることです。島国である日本に住む私たちにとって大きな誇りである、美しい海岸線の風景や文化とどう向き合い、作り変えていくのか。

このプロジェクトは、これからの時代の新しい公共性をつくり出す先進的な取り組みになっていくと考えています。

 そしてそのためには、たくさんの方の参加と応援が必要です。あの世界遺産「サグラダ・ファミリア」も、当初はアントニ・ガウディが自費を投げ打って、ひとりひとりに直接尋ねて寄付を集めて建設費を賄い、進めていたと知りました。夢に共感して感動してもらいお金をいただくことは並大抵なことではありませんが、フィジカルに泥臭く向き合いながら、この海岸線の美術館という大仕事を真摯に、情熱を持って全うしたいと考えています。」

美術館館長  高橋窓太郎

  • 海岸線の美術館 概要

海岸線の美術館

(Seawall Museum Ogatsu)

所在地:〒986-1336 宮城県石巻市雄勝町上雄勝2丁目22
開館時間:0:00〜24:00

(野外美術館につきいつでもご覧いただけます。ご自由にご観覧ください)
休館日:年中無休
入館料:無料
駐車場:みうら海産物店横空き地

WEBサイト:https://kaigansennobijutsukan.com
Instagram:https://www.instagram.com/seawallmuseum_ogatsu/
Facebook:https://m.facebook.com/seawallclub/
YouTube:https://www.youtube.com/@seawallmuseumogatsu2434/featured

■運営メンバー

美術館館長/髙橋 窓太郎

東京都出身。東京藝術大学・大学院建築科卒業。大学で建築意匠設計を学んだ後、広告代理店勤務を経て、海岸線の美術館を立ち上げた。公共の在り方や手法などのプランニングや、パブリックスペースの企画・運営、プロジェクトデザインを行っている。

壁画制作アーティスト/安井 鷹之介

愛知県出身。東京藝術大学彫刻科卒業。MAHO KUBOTA GALLERY所属。大学在籍時、ミケランジェロやロダンなど古典から近代までの彫刻を学び、一方で主に欧米の現代アートの潮流に触れる。石膏と布で造形した彫刻で注目を集め、このオリジナルな手法を用い独特のボリューム感を持つペインティングも制作する。日本人離れしたセンスと現代的で開かれた表現が幅広い層の共感を呼んでいる。

■美術館運営に関して

事業運営主体:

一般社団法人SEAWALL CLUB

代表者TEL:090-5419-6783 
Email:seawallclub@gmail.com

共催:石巻市
※当美術館の防潮堤を利活用した壁画は、石巻市と一般社団法人SEAWALL CLUBの共催事業です。石巻市が宮城県より防潮堤の使用許可を取得し、一般社団法人SEAWALL CLUB が石巻市と協議をしながら、運営・管理を行なっていきます。

協賛:

関西ペイント販売株式会社/協立塗料株式会社/株式会社アクティオ/株式会社プラスワンホーム/株式会社シロク/株式会社TheProducers/UESHIMA COLLECTION/協和ホールディングス株式会社/株式会社AZOTH/株式会社デリシャスカンパニー/大恵丸/株式会社大槻組

協力:

サン商事興業・留畑塗装/MAHO KUBOTA GALLERY/雄勝FORESTキャンプ場/高橋武彦/株式会社マルカ髙橋水産


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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