Web3企業「Continuum.Social」が咲州テック・ラボ・プログラムに採択

Web3企業「Continuum.Social」が咲州テック・ラボ・プログラムに採択

Web3企業「Continuum.Social」が咲州テック・ラボ・プログラムに採択

Web3が描く未来を現実世界に

Continuum.Social(本社所在地:カナダ連邦・トロント、https://www.continuum.social/)が「咲州テック・ラボ・プログラム」に採択されましたので、お知らせいたします。

■Continuum.Social Incとは

スマートフォンの位置情報技術を活用し、ARデジタルツイン(サイバートロフィー、将来NFTに変換予定)を獲得できるアプリ「CyberTrophy(サイバートロフィー)」を2023年4月に公開。

このアプリは、アプリの地図上に、現実世界の建造物等のサイバートロフィーを配置し、現実世界でその場所に行くとアプリ上でサイバートロフィーを獲得できる仕組みです。これによって、アプリユーザーを観光地や街のシンボル地点に誘導し、サイバートロフィーをコレクションとして集めることで様々な特典を付与することができます。

弊社は、このアプリによりWeb3の世界から導かれる未来社会の新しい価値創造をいち早く現実の世界に導入し、人々に体験してもらうことを目指します。

Web3は、個人がブロック・チェーン上に個別データを保有し、その管理下に置くことを可能にしました。
弊社はNFT の本質が個別データにあることを捉え、アプリを通じてユーザー個人が個別データをNFTとして保有するプロトコルを構築します。その際ユーザーにはインセンティブとしてポイント(トークン)が交付され、トークンエコノミーによるコミュニティが組成されます。但しここでのトークンは貨幣経済の通貨の代替物ではなく、コミュニティへの参加・貢献度に対する評価の指標として使用されます。

NFTとして個人が管理するデータは特定のプラットフォームに依存することなく集積・分析することが可能となり、データ利用がより効率的・横断的となります。さらに、データ利用から得られる事業収益はトークンを通じてコミュニティに還元され、コミュニティ価値の向上に寄与します。

ユーザーのコミュニティでの評価またはレピュテーションはトークンにより数値化されます。この評価経済として使用されるトークンまたはその指標を直接・間接に他の仮想通貨や地域通貨等の貨幣と交換し反映させるための客観的で公平なプロトコルを創出します。

 

■咲州テック・ラボ・プログラムとは

テクノロジーを活用した製品・サービスで社会課題の解決に挑戦する企業を応援するプログラムが『みんなで考える未来の街プロジェクト「咲洲テック・ラボ・プログラム(https://sakishima-pj.jp/event/20230425_208/)」』です。 咲洲エリアの実証実験フィールドを使って、技術の検証に加えて、 その製品やサービスをどのように事業化していくのかを一緒に考え、形にしていきます。 そして、2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンへの出展(但し、出展企業は今後改めて選定されます)を通して、社会実装につなげていきます。

■出展の意図

実証実験の目的は、ブロックチェーン技術を利用して人流データの集積及び分析を行い効率的な集客と誘導を行うところにあります。具体的には、アプリを利用することで獲得されるサイバートロフィーを行動データとして個人レベルでブロックチェーン上に保有し、集積されたデータを分析して人流コントロール及び誘客が可能かを本プログラムへの出展を通じて検証の予定です。

プログラムの詳細については、追ってお知らせ致します。


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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