限界集落「山古志」で生まれたLocal DAOを世界各地に広げるため、Nishikigoi NFTの第3弾セールを開始

限界集落「山古志」で生まれたLocal DAOを世界各地に広げるため、Nishikigoi NFTの第3弾セールを開始

限界集落「山古志」で生まれたLocal DAOを世界各地に広げるため、Nishikigoi NFTの第3弾セールを開始

株式会社クリプトヴィレッジ(代表取締役社長:林 篤志、本社:新潟県長岡市山古志)は、人口800人の限界集落である山古志(新潟県長岡市内の地域)において発行した「デジタル住民票NFT」である「Nishikigoi NFT」の第3弾セールを8月16日より順次開始いたします。

■ Nishikigoi NFT第3弾セールの詳細

NFTアート作品(3点)

タイトル「鯉と四季」(アーティスト:ykxotkx)

タイトル「Colored Carp Ver.2.0」(アーティスト:Okazz)

タイトル「Generative patterns “NISHIKIGOI” Ver.2」(アーティスト:raf)

販売日

  • Nishikigoi NFT所有者及び予約者(アローリスト):8月16日(水)〜

  • 一般販売:8月24日(木)〜

価格

  • Nishikigoi NFT所有者:0.01 ETH

  • 予約者(アローリスト):0.025 ETH

  • 一般販売:0.03 ETH

その他

  • 販売方法:ETH決済およびクレジットカード決済

  • 最大発行可能個数:10,000

  • 発行済みNFT数:1,470

  • 第3弾セールNFT販売数量:7,530

  • ブロックチェーン:Ethereum

  • 販売サイト:https://nishikigoinft.com/

※ 新規発行NFTのうち1,000個はクリプトヴィレッジが保管し、各地域で活動される方々への配布やNishikigoi NFTプロジェクトへの貢献者の御礼等、プロジェクト推進に必要な場合に活用していきます。

■ 存続か消滅か、岐路に立つ限界集落「山古志」

山古志は、新潟県の中山間地域にある小さな村で、平成の市町村合併を経て現在は長岡市の一部となっております。冬は積雪量が3mになる豪雪地帯であり、平らなところがほぼない起伏の激しい地形、厳しい自然環境と共生してきた地域です。今では世界中に愛好家が増えている「錦鯉」発祥の地としても知られています。19年前には、中越地震によって全村避難になるほど壊滅的な被害をうけ、当時約2,200人いた地域住民は、今や800人を下回っている状況です。

本NFTの取り組みは、こんな危機的な状況打開するために、新しいテクノロジーによって勝機を見出そうとうする地域の挑戦でもあります。

■ デジタル住民票をデジタルアートで創造する

本NFTは、錦鯉をモチーフとしたデジタルアートのNFTであると同時に、「デジタル住民票」という意味合いも兼ね備えています。なお、本NFTプロジェクトは新潟県長岡市公認のNFTプロジェクトです。

山古志というアイデンティティを残すために、定住人口にとらわれないデジタル空間を含んだ関係人口の増加を目指しております。「デジタル村民」という概念を生み出し、デジタルアートのNFTによってこれを流通することで、国内だけではなく、地域への関わり方を世界に開放し、多くの人々との出会いを生み出そうとしています。

デジタルアートは、Okazz / raf / ykxotkx の3名のアーティストとのコラボレーションによって実現しており、いずれの作品もジェネラティブアート(アルゴリズムによって生成されるアート作品の総称)によって生成されています。錦鯉という山古志が誇る文化をモチーフとした作品をデジタル住民票という概念と紐づけることで、人々の心のつながりを強めています。

「800人+10,000人」の新しいクニづくり

Nishikigoi NFTの最大の特徴は「関係人口の最大化」であり、この第3弾セールにおいては、現在のデジタル村民約1,000人の10倍である10,000人に増やすことを目指しています。中越地震、長岡市への編入を経て、19年。山古志の住民だけで地域を維持するのではなく、地域住民800人+10,000人のグローバルなデジタル住民による独自の自治圏を作り出そうとしています。

グローバル資本主義や都市化の流れに呑み込まれ小さく多様なものが失われていく時代に、それらを支える地域の活動や風景をデジタル村民の関与によって維持し、可能性を広げることが私たちのミッションです。

Local DAOで世界がつながる未来

Nishikigoi NFTのプロジェクトによって偶発的に生み出されたデジタル村民たちの共同体を「山古志DAO」といいます。そして私たちは、このCrypto x Localによって生まれた新たな共同体の形を「Local DAO」と定義し、このあり方を確立すべく活動をしております。Local DAOとは、デジタル村民によって自律的に運営される共同体であり、独自の自治圏であるとも言えます。現実空間に紐づいた新たなアイデンティティとしてのデジタル村民によって、地域の未来を共に考え動く仲間とその活動資金を集めることを可能にしました。

■ 新しい挑戦の始まり

これまでNishikigoi NFTは、山古志のデジタル住民票として存在しており、Nishikigoi NFTと山古志DAOは一体の関係でした。今後は世界各地で生まれるLocal DAOへのパスポートとしての役割も担うようになります。Nishikigoi NFTを持っていることで、各Local DAOに優先的にアクセスできるだけでなく、Local DAO同士の協力も活発になるでしょう。さらに、山古志デジタル住民票としての機能を保持し続けることで、多くの人々が山古志DAOを通じて多様な世界を体験することになります。

年内には新たに複数のLocal DAOの立ち上げが予定されております。Local DAO立ち上げに向けた説明会では約80組のご応募をいただき、さらにはヨーロッパやアジア諸国などからの問い合わせもいただいており、Local DAOへの注目度がうかがえます。

また、国内で最初のLocal DAOとなった山古志DAOは、真にデジタル村民によって自律的に運営される共同体として変化をしていきます。株式会社等の管理下ではなく、独自に自立した資金管理やガバナンスのあり方を定め、山古志の未来をつなぐ語り部となる「ネオ山古志村」へと進化をしようとしています。

最新情報の発信について

本NFTに関する最新情報は公式TwitterおよびDiscordより発信されます。ぜひフォロー・参加をお願いいたします。

■ 山古志住民会議

  • 代表:竹内春華

  • 所在地:新潟県長岡市山古志竹沢甲2835

  • 設立年月日:平成19年7月1日

  • 活動概要:中越地震を契機に、山古志の未来を考え、その実現に向けて行動するために発足した団体

  • ウェブサイト:http://yamakoshi.org/

  • Twitter:https://twitter.com/yamakoshiMTG

■ 会社概要

■ 問い合わせ先

株式会社クリプトヴィレッジ

広報担当

hi@crypto-village.xyz


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ