近畿大学と株式会社フィナンシェが包括連携協定を締結
近畿大学と株式会社フィナンシェが包括連携協定を締結
Web3による教育・研究・学生サービス等の発展をめざす
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1. 本件のポイント
● 近畿大学とブロックチェーンを活用したNFT企画・事業を行うフィナンシェが包括連携協定を締結
● 在学生・卒業生・研究者・地域の方々との分散型自律組織(DAO)※のコミュニティの立ち上げをめざす
● Web3を活用した教育・研究・学生サービス等の充実及び人材の育成、地域社会への貢献のモデルケース確立をめざす
※Decentralized Autonomous Organizationの頭文字を取ってDAOと呼ばれる。特定の所有者や管理者が存在せずとも、所属するメンバーが自らの意思決定を持ち自立的に活動すること。
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2. 本件の内容
近畿大学とフィナンシェは、「情報技術による教育・研究・学生サービス等の充実及び人材の育成を図るための包括連携協定」を締結しました。
近畿大学では、新入生への入学記念NFTの配布など、Web3に関連した取り組みをいち早く実施してきました。一方、フィナンシェは、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」を提供しており、200以上のスポーツチームやエンタメ・地域創生プロジェクトにおいて、トークン発行や継続的なファンコミュニティ形成の支援を行っています。
今回の包括連携協定締結を契機として、両者の知見を結集し、学生・卒業生・研究者・地域の方々の継続的な交流を促進する分散型自律組織(DAO)のコミュニティ(以下DAO型コミュニティ)の立ち上をめざします。また、Web3を活用した、教育・研究・学生サービス等の充実及び人材の育成、社会への貢献の新たなモデルケースの確立をめざします。
まずはDAO型コミュニティ立上げの第一歩として、近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA(キンキュバ)」に参加する学生に向けてDAO型コミュニティやトークンの仕組みに関するセミナーを開催し、次世代の技術を用いた起業への意欲がある学生を募ります。
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3. 本協定による連携・協力事項
(1) 情報技術による教育・研究・学生サービスに関すること
(2) 情報技術による学術・教育・研究の振興に関すること
(3) 情報技術による人材の育成に関すること
(4) その他、前条の目的達成に資すること
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4. 近畿大学
所在地:⼤阪府東⼤阪市⼩若江3-4-1
学長:細井 美彦
設⽴:⼤正14年(1925年)
学部:情報学部、法学部、経済学部、経営学部、理⼯学部、建築学部、薬学部、⽂芸学部、総合社会学部、国際学部、農学部、医学部、⽣物理⼯学部、⼯学部、産業理、⼯学部
ホームページ︓https://www.kindai.ac.jp/
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5. 株式会社フィナンシェ
所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワ-15F
代表者:代表取締役 國光 宏尚
創業:平成31年(2019年)1月
資本金:99,999千円
事業内容:
・トークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」
・ブロックチェーンを活用したNFT企画・事業
・日本国内におけるIEOプロセスの支援をするIEO支援事業
ホームページ︓ https://www.corp.financie.jp/
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6. 近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA」
令和7年(2025年)までに⼤学発ベンチャー企業100社創出をめざし、近畿⼤学が全学を あげて取り組んでいる起業⽀援プログラムです。医学から芸術まで網羅する多様な研究分野や、 57万⼈を超える卒業⽣ネットワーク、モノづくりのまち東⼤阪市・⼋尾市の地域特性、最先端の DX技術など、総合⼤学としての強みを⽣かして学⽣や研究者の起業を支援します。起業をめざすために必要な学びやマッチングのサポート、各分野のメンターによる相談受付、キャンパスを活⽤した実証実験など、起業マインドの醸成から法⼈設⽴・事業展開まで一貫した⽀援を⾏っていま す。
なお、「KINCUBA(キンキュバ)」とは、”KINDAI”と”INCUBATION”を組み合わせた造 語です。令和4年(2022年)10⽉には、近畿⼤学発ベンチャー企業を⽣み出す拠点として、学⽣が24時間利⽤でき、法⼈登記も可能なインキュベーション施設「KINCUBA Basecamp」をオープンしています。