Slash Fintechが、NFTを活用した相互運用性プロトコル「Slash Vaults」β版をリリース|NFTをアクセスキーとした新しい暗号資産決済の実現にむけて

Slash Fintechが、NFTを活用した相互運用性プロトコル「Slash Vaults」β版をリリース|NFTをアクセスキーとした新しい暗号資産決済の実現にむけて

Slash Fintechが、NFTを活用した相互運用性プロトコル「Slash Vaults」β版をリリース|NFTをアクセスキーとした新しい暗号資産決済の実現にむけて

暗号資産決済「Slash Payment」を開発提供するSlash Fintech Limited(本社:British Virgin Island、代表取締役 佐藤伸介)は、NFTを活用した相互運用性プロトコル「Slash Vaults」β版の提供を開始したことをお知らせいたします。

Slash Vaults(Test net):https://testnet-app.vaults.fi/

Slash Vaults LP:https://www.vaults.fi/ 

Slash Vaults Docs:https://slash.notion.site/Slash-Vaults-Docs-f928aca48b0a4c0282330200bcd9c941

■ 「Slash Vaults」β版のご紹介

「Slash Vaults」β版は、NFTをアクセスキーとしたDeposit/Withdraw(預入/引出)、TimeLock(時間制限預入)機能が実装され、保有や売買を基本としていたNFTに相互運用性プロトコルといった新しい概念とユーティリティを組み込むことを目的としています。


Vaultsは、「金庫」を意味しており、ブロックチェーン技術の相互運用性を探求する革新的なソリューションとして「Slash Vaults」は、Slashにおける第2の主力事業に位置づけられています。


Deposit/Withdraw(預入/引出)機能は、主にNFTのエアドロップキャンペーンにおける利活用を目指しており、例えば、新しくNFTプロジェクトをはじめるチームが、「Slash Vaults」を利用してNFTにトークンを預入し、エアドロップキャンペーンを行うことができます。 


このことで、従来とは差別化されたインセンティブを新規ユーザーに提供することができ、NFTをエアドロップされた新規ユーザーは、Slash Vaultsを利用してNFTからトークンを引出すことが可能です。


また、TimeLock(時間制限預入)機能は、SlashのトークノミクスであるSVL/veSVLエコシステムの構築をはじめとして、トークンを保有することによるインセンティブ設計をサポートいたします。

■ 「Slash Vaults」β版 各機能の使用方法

1 ウォレットを接続し、保有しているNFTの中からお好きなNFTを選択

2-1 保有しているトークンで、Deposit(預入)/Withdrawal(引出)機能を実行

・Deposit(預入) 

各ブロックチェーンのネイティブトークン、ステーブルコイン4種類をSlash Vaultsに預入することができます。 預入したトークンはSlash Vaults上に保管され、NFT保有者しか引出しする事ができないのが特徴です。

※現在はTestnetで、Ethereum Goerliで利用が可能となっております。

・Withdrawal(引出)

Slash Vaultsに預入されたトークンは、引出機能によって出金する事が出来ます。引出機能はその時点のNFT保有者しか実行できないのが特徴です。 預入後にそのNFTを第三者に譲渡したユーザーはアクセス権がないため引出すことはできません。

2-2 保有しているトークンで、TimeLock(時間制限預入)を実行

・TimeLock(時間制限預入)

トークンを預入する際にタイムロックを有効にする事で、設定した日付時間までトークンがロックされます。このトークンのロックはNFT保有者であっても解除できず、NFTが譲渡されたとしてもロックは引き継がれます。SlashのトークノミクスであるSVL/veSVLエコシステムの構築をはじめとして、トークンインセンティブ設計をサポートいたします。

■ 「Slash Vaults」Airdrop Appについて

Airdrop Appを利用して、NFTに対して外部から入金/複数入金を行うことができます。

入金に使用するプラットフォームを選択。プラットフォームとしてSlashを選択した場合、入金手数料を支払う必要はありません。


送金先の各NFTの入金額を設定するだけで、一度に複数のNFTに入金することもできます。

■ 「Slash Vaults Pay」ガスレスPayの実装にむけて


「Slash Vaults Pay」では、ユーザーがウォレットで保有しているNFTをアクセスキーとした新しい暗号資産決済の実現とともにネイティブトークンを必要としない「ガスレスPay」機能の実装を予定しております。 


「Slash Vaults」を活用した「ガスレスPay」は、従来的なネイティブトークンが必要とされる暗号資産領域のカルチャーそのものを変革することを目的に開発の構想がなされ、より本質的なブロックチェーン技術の社会実装を実現することを目指しています。


Airdrop Appを利用して付与されたトークンでの決済など、私たちは新しい暗号資産決済の可能性を探求してまいります。

■ Investment機能の実装にむけて


将来的にはSlash Vaultsが提案する分散型金融サービスへの投資をNFTをアクセスキーにして預入したトークンによって行う「Investment」機能の開発提供も予定しております。


「Investment」機能は、NFTを通じて、さまざまな投資ポートフォリオを構築できるのが特徴であり、利回りは「Slash Vaults」上に還元されます。


投資ポートフォリオを組んだNFTを自由に譲渡・売却できることは、NFTに新しいユーティリティ性をもたらすことでしょう。

■ 「Slash Vaults」アーキテクチャ


■ 「Slash Vaults」ロードマップ

・2023 Q3

Vaults App/Airdrop App β版/テストネット

Vaults App/Airdrop App メインネット

Vaults App/Airdrop App on Polygon

Slash Vaults Pay β版/テストネット

・2023 Q4

Slash Vaults Pay メインネット

■Slash Vaults PV

・英語版:https://youtu.be/WI-mLfFdu-o

・日本語版:https://youtu.be/0QEkDMrWu3g

■Slash Fintech Limited 会社概要 

Slash Fintech Limitedは、暗号資産決済「Slash Payment」の提供を2022年8月より開始しました。導入店舗は暗号資産ウォレットでログイン後、売上受取の設定を4種類のステーブルコインから選択し、コントラクトの発行を行うだけでAPI/QRコードの利用が可能です。


現在は、Ethereum、BNBChain、Polygon、Avalanche、Astarの5種類のブロックチェーンに対応しており、オンラインサービスとのOATマーケティング連携などを通じて、より実用的なブロックチェーンビジネスの展開をサポートしています。 


2023年1月には、Astar Network/日本マイクロソフト/博報堂キースリー/AKINDOとの協業を通じて、「Astar × Slash Bounty Bootcamp Hackathon」を開催し、2023年7月25、26日に開催した「WebX」におけるゴールドスポンサーとしてのブース出展など、今後も国内外における積極的な事業展開を予定しております。

■Slash Fintech Limited 会社概要 

企業名

Slash Fintech Limited(British Virgin Island)

所在地

4th Floor, Water’s Edge Building, Meridian Plaza, Road Town, Tortola, British Virgin Islands VG1110. 

代表取締役社長

 Shinsuke Sato

設立

2021年11月23日

Slash Payment

https://slash.fi/

Slash Vaults(Test net)

https://testnet-app.vaults.fi/

Slash Vision Labs White Paper

https://slash-fi.gitbook.io/docs/whitepaper/slash-project-white-paper

Twitter

https://twitter.com/SlashWeb3

https://twitter.com/SlashVaults

お問合せ先

hello@slash.vision


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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