集英社マンガアートヘリテージ、田名網敬一×赤塚不二夫「Tanaami!! Akatsuka!! / Revolver」の展覧会を開催

集英社マンガアートヘリテージ、田名網敬一×赤塚不二夫「Tanaami!! Akatsuka!! / Revolver」の展覧会を開催

集英社マンガアートヘリテージ、田名網敬一×赤塚不二夫「Tanaami!! Akatsuka!! / Revolver」の展覧会を開催

7月21日(金)より、SRR Peoject Space(東京・下北沢)で、グラビア印刷によるアートプリント6点を展示販売

株式会社集英社(本社:東京都千代田区)は、「マンガを、受け継がれていくべきアートに」というヴィジョンのもと、2021年3月にマンガアート販売の新事業「集英社マンガアートヘリテージ」(https://mangaart.jp/ja/)をスタートしました。

7月21日(金)より、「集英社マンガアートヘリテージ presents 田名網敬一×赤塚不二夫『Tanaami!! Akatsuka!! / Revolver』」を、SRR Project Space(東京・下北沢)にて、開催します。

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

2021年3月1日。

コロナ禍のなかで「集英社マンガアートヘリテージ」はサービスを開始しました。

 

マンガというアートを次世代に伝えることをテーマに、これまで世界に、1300 点を超える作品を販売してきました。しかし、マンガのアートプリントがどんなものなのかは、作品を購入いただいた限られた方々にしかご覧いただけていませんでした。

そこでSRR Project Space(東京・下北沢/スタートバーン株式会社運営)で、約3ヶ月にわたり、マンガアートの展示販売を行うことにしました。

期間中、アートプリントとあわせて、印刷に使用された「刷版」や、プリントの様子の記録映像も展示。トークショーなど連携イベントを開催いたします。

マンガはアートか。マンガはアートではないのか。

いや。

田名網敬一に限らず、多くのアーティストが「こどもの頃からマンガ家になりたかった」というこの国では、そもそもそうした問いのたてかたから間違っているのかもしれません。

アートもまた、マンガのなかにあるのかもしれないのです。オンラインでは伝えきれなかったアートプリントの真価を、東京・下北沢でご覧ください。

  • 「TANAAMI!! AKATSUKA!! / Revolver」@ SRR Project Space 下北沢

集英社マンガアートヘリテージによる展覧会の第一弾は、田名網敬一×赤塚不二夫のコラボレーション作品「TANAAMI!! AKATSUKA!! / Revolver」。

戦後の雑誌文化、写真文化、出版文化を作り育てたグラビア印刷を記録し、その印刷を後世に伝えるために、グラビア印刷機で制作したアートプリント「Last Gravure」シリーズです。

本展では、B1変形の大判プリント6点を展示販売します。

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

数十万部を印刷するために進化してきたグラビア印刷機で、各作品 edition 111 のアートプリントを制作する。

グラビア印刷の歴史ではじめての試みが、その終焉のときに行われ、空前の色と形とテクスチャーが生まれました。

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

全6点をはじめて並べてご覧いただく本展では、グラビア印刷に使われた刷版の実物(CMYK の4版分)と、印刷の様子の記録映像も公開。また、販売作品を梱包するカラフルなボックスも展示します。

(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

さらに会場限定で「TANAAMI!! AKATSUKA!!」のデジタルコンテンツがもらえるプレゼント企画も実施いたします。

  • 特装版作品集『TANAAMI!! AKATSUKA!! / That’s All Right!!』

2023 年1月にPARCO MUSEUM TOKYO(渋谷)で開催された展覧会「TANAAMI!! AKATSUKA!! That’s All Right!!」にあわせて刊行された同名の画集(限定999部・税込価格9990円)を、会場で販売します。

富山市の印刷現場に田名網本人が出向き、オフセット印刷機に直接特色インクを流し込む、という「ライブプリンティング」を敢行(2022年12月21日実施)。インクは時間とともに機械の中で重なり、混じり、一部ごとに印刷結果が異なるページができあがる。すべての本が少しずつ異なるという、実験的な試みの作品集です。

*ネオシルクの作品との限定セット2種も販売。

*一冊ずつ印刷が異なる特殊な仕様の画集のため、一般書店での販売予定はありません。

特装版作品集『TANAAMI!! AKATSUKA!! /That’s All Right!!』(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.特装版作品集『TANAAMI!! AKATSUKA!! /That’s All Right!!』(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

A3ネオシルク作品 「TANAAMI!! AKATSUKA!! /鏡の中の私の顔」(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.A3ネオシルク作品 「TANAAMI!! AKATSUKA!! /鏡の中の私の顔」(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

A3ネオシルク作品 「TANAAMI!! AKATSUKA!! /変身」(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.A3ネオシルク作品 「TANAAMI!! AKATSUKA!! /変身」(c)Keiichi Tanaami Courtesy of NANZUKA (c)Fujio Productions Ltd. / Shueisha Inc.

  • 開催概要 

集英社マンガアートヘリテージ presents

田名網敬一× 赤塚不二夫 「TANAAMI!! AKATSUKA!! / Revolver」

会期:2023年7月21日(金)~ 8月13日(日)

開廊:木、金、土 13:00~19:00、日 13:00~18:00

休廊 : 月、火、水

入場:無料

会場:SRR Project Space

155-0031 東京都世田谷区北沢2-22-2-1

https://srrprojectspace.startbahn.io

協力:NANZUKA、フジオ・プロダクション、スタートバーン株式会社

集英社マンガアートヘリテージ

https://mangaart.jp/ja/


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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