【Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art】 展 6/17(土)- 6/25(日)東京・代官山にて開催

【Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art】 展 6/17(土)- 6/25(日)東京・代官山にて開催

【Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art】 展 6/17(土)- 6/25(日)東京・代官山にて開催

ブロックチェーン・NFT・スマートコントラクト × アート 20組のアーティストが示すアートの新たな可能性

Proof of X 実行委員会は、2023年6月17日(土)から6月25日(日)まで、東京・代官山のTHE FACE DAIKANYAMA(東京都渋谷区猿楽町28-13 ROOB-1 B2F)を会場として、展示「Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art」を開催します。
本展では、ブロックチェーン、NFT、スマートコントラクトをアートの新たなメディウムとしてフォーカスした国内外のアーティスト、総勢20組による作品を紹介。これらのデジタルテクノロジーの進化におけるアートの在り方の新たな展開とその可能性を探求します。
会場では来場者限定NFTを配布するほか、ギャラリートークやワークショップの開催も予定しています。

「Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art」は、ブロックチェーンやNFT、スマートコントラクトをアートの新しいメディウムとして捉え、その諸相を示しながら、これらの技術を活用したアートの未来を共に探求する場となります。この展示では、国内外総勢20組のアーティストたちによる作品を通して、アートの新たな可能性とその在り方を探る一方、NFTとアートのシーンにおけるこの新しいムーブメントを推進します。異なる視点を持つ各々が、共にアートの新しい領域を切り拓く機会となることを目指しています。

さらに本展では、来場者に限定NFTの配布を行うほか、トークイベントやワークショップの開催も予定しています。参加者全員がアートの新たな可能性に触れ、それぞれの視野を広げる機会となることを願っております。

  • 展示概要

「Proof of X – Blockchain As A New Medium For Art」
期間 :2023年6月17日(土)~2023年6月25日(日)
※会期中無休
会場 :THE FACE DAIKANYAMA
住所 :〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 ROOB-1 B2F
アクセス :東急東横線「代官⼭」駅徒歩3分
開場時間 :日程により開場時間が異なります。詳細は下図にてご確認ください。

入場料 :
一般/1,000円
大学生/500円
高校生以下/無料

チケット販売サイト :近日公開予定
販売期間 :2023年5月15日(月)〜

公式ウェブサイト  : https://pox.exhibit.website/
※前回展示ウェブサイト :https://pox.exhibit.website/2022
公式Twitter :https://twitter.com/proofofx_
公式Youtube :https://youtube.com/@proofofx9479

主催 :Proof of X 実行委員会
助成 :公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協力 :fxhash、一般財団法人ジェネラティブアート振興財団、株式会社アイ・オー・データ機器

会期中の関連プログラムの詳細につきましては、
Proof of X の公式ウェブサイト(https://pox.exhibit.website/)にて後日お知らせいたします。

※企画内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

  • ステートメント
    非中央集権型のP2Pシステムであるブロックチェーンは、透明性と高い信頼性を実現し、仲介者を不要とすることで、その登場以降社会への影響を広げ続けています。そして、ブロックチェーンにおいて一定の条件下で実行されるスマートコントラクトは、所有・販売・配布などの多様なプロセスをシステム化し、NFT作品の制作とマーケット形成を支えています。またそれは、アートの在り方の新たな展開をも生み出そうとしています。かつてアーティスト、ハッカーであるレア・マイヤース(Rhea Myers)はブロックチェーンをアートのメディウムとして活用できることを先駆けて提示し、《シンプル・ブロックチェーンアート・ダイアグラム(Simple Blockchain Art Diagram)》(2016)において、そのことを簡潔に表現していました。このダイアグラムではブロックチェーンのブロックを指し示して、「アートがここで生まれている(The art happens here)」と告げています。

     本展は「NFTを固有の技術・メディウムとして捉える」ことを意図した2022年4月の展示、「Proof of X – NFT as New Media Art」の続編として位置付けられ、NFTの「Core」とも言えるブロックチェーン及びスマートコントラクトにフォーカスした国内外のアーティストの作品を紹介します。前回の「Proof of X」展から1年、NFTアートを取り巻く状況も大きく変化しました。いわゆる冬の時代と言われる暗号通貨の暴落を経験し、NFTアートに対する投機的な熱が次第に冷めていく中で、改めてNFTを利用するアートとは何か、NFTにできることは何かが問い直されているでしょう。それはつまり、様々な技術的・思想的コンテクストを持つブロックチェーンの可能性と、そこで展開されるスマートコントラクトによる「コードの実行」が持つ力(あるいはその危うさ)について再考することが必要とされているのです。

     スマートコントラクトを活用することで、外部データやユーザーのアクションに連動して作品イメージや属性を変化させることのできる「Dynamic NFT」や「Programmable NFT」と呼ばれる作品が登場しました。それらの作品ではアーティストによって生み出される出力は一つにとどまらず、ブロックチェーンを起点としてアートが様々な関係を切り結ぶことを可能とします。透明性を持って実行されるスマートコントラクトの可能性は広汎であり、アーティストと観客・コレクター・キュレーターといったこれまで区別されてきた関係性を変化させ、そして最終的にはアート領域そのものの拡張、さらには人間が行ってきた創造行為の変容を促すでしょう。NFTは、単なるデジタルアセットからより複雑なデジタル生態系へと組み込まれることで、アートの領域を超えて新しい社会像を形成する可能性を秘めています。

    本展が進化するデジタル文化の諸相を提示するとともに、より良き議論の機会となることを望みます。

  • アーティスト

日本国内外を問わず、ブロックチェーンをメディウムとして扱う作家を中心にキュレーション

Akihiro Kato / Alternative Machine / Ara / bouze / Deafbeef / EXCALIBUR / exonemo / Figure31 / Jack Butcher / Jan Robert Leegte / 北千住デザイン / 藤幡正樹 / NIINOMI / PIV / Pindar Van Arman / Rhea Myers / Sarah Friend / Toshi / 0xG / 0xhaiku(A to Z)

– Rhea Myers – Is Art (Token) (2023) Ethereum ERC-721 Token. –

  • Special collaboration 「Proof of X with fxhash and KUMALEON」live minting

本展特別企画として、Tezosブロックチェーン上のジェネラティブアートNFTプラットフォーム「fxhash」と、ジェネラティブアートNFTプロジェクト「KUMALEON」がコラボレーションし、NFTをライブでMintできるイベントを開催いたします。
会場に設置された端末を使い、fxhashが実装するパラメータ機能「fx(params)」で調整を行いながら、自分好みの作品をMintすることができます。
さらに、このイベントの作品に使用されるアートワークを公募で募集いたします。
※公募の詳細は応募フォーム内をご確認ください。

応募締め切り:5月14日(日)18時
応募フォーム:https://forms.gle/HLjQE2LFki5KZAC19
fxhash:https://www.fxhash.xyz/
KUMALEON:https://kumaleon.com/

  • 関連イベント

SUPER DOMMUNE 配信イベント
本展開催を記念して、ライブストリーミングスタジオ「SUPER DOMMUNE」(渋谷パルコ 9F)にてトーク&ライブパフォーマンス配信イベントを行います。
イベントの概要は公式SNS、ウェブサイトにてお知らせいたします。

日時 :2023年6月14日(水) 19:00〜24:00(予定)
ライブ配信チャンネル(SUPER DOMMUNE):https://www.dommune.com/

Twitter スペース
本展示のアーティスト達を週替わりのゲストに迎え、毎週Twitter スペースを開催します。
展示の見どころやアーティスト自身による作品解説などをご紹介いたします。

配信チャンネル:Proof of X Twitter アカウント https://twitter.com/proofofx_

Proof of X – AMA vol.2 –
2023年5月8日(月)20:30 – 21:30 https://twitter.com/i/spaces/1MYGNgyylvNJw

Proof of X – AMA vol.3 –
2023年5月16日(火)20:00 – 21:00 https://twitter.com/i/spaces/1mrGmkYYBMLxy

※各回の詳細、以降の配信スケジュール等は公式Twitter(https://twitter.com/proofofx_)にてお知らせいたします。

  • 主催者 コメント

メディアアーティスト/NEORT株式会社代表
NIINOMI

たくさんの方々の想いと熱量をもって、このような機会を開催できること嬉しく思います。
Proof of Xは、NFTとアートのシーンで活動する方々を中心に自立分散的につくられている展覧会です。
NFTと聞くとSNSのプロフィール画像や、コミュニティの存在を思い浮かべる方も多いかと思いますが、本展ではこの技術がアート作品それ自体をどのようにアップデートするのかについて考える機会を提供できればと思います。
依然としてなんだかよくわからないNFTではありますが、本展を通じてその曖昧な輪郭が少しだけクリアになり、アートにおける新たな可能性が拓かれることを期待します。

  • キュレーターコメント

編集者/デザイナー
庄野祐輔

ブロックチェーンとNFTの技術は、アートのシーンに新鮮な息吹をもたらしました。毎日のように革新的な作品が生み出されているだけでなく、アーティスト、コレクター、キュレーターなど、さまざまなプレイヤーが新旧入り乱れながら、作品やコミュニティを通じて新たな関係性を切り結びつつあります。生きているうちにそんなムーブメントにいったい何度出会えるでしょうか。国境やアインデンティティの境目なく人々が共創する熱気あふれる場に立ち会い、参加できるとても貴重な機会だと思います。是非一緒に、新しい世界を作りましょう。

  • Proof of X 実行委員会

Ara | hasaqui | Yuko Nagamatsu | 庄野 祐輔 | Ioto Yamaguchi | Akihiro Kato
高尾 俊介 | NORIFORCE | 株式会社TART
NEORT株式会社 (順不同)

NEORT
デジタルテクノロジーを駆使した新しいアートのためのオンラインプラットフォーム「NEORT」の開発・運営を行うスタートアップ。 2022年4月にデジタルアート専門の展示空間「NEORT++」が馬喰町にて開廊。 オンライン・オフラインを行き来しながら新しいアートの体験構築を目指す。
WEBサイト:https://neort.io/
Twitter:https://twitter.com/neort_io

社名:NEORT株式会社
公式サイト:https://neort.io/
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-13
代表取締役:竹元亮太
事業内容:プラットフォーム運営事業


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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