デジタルアート(NFT)の売上収益で「自律的なまちづくり」を目指す奇兵隊、未来を担うデジタル人材の育成を目指し、神奈川県でOpen Town みらいて開始
デジタルアート(NFT)の売上収益で「自律的なまちづくり」を目指す奇兵隊、未来を担うデジタル人材の育成を目指し、神奈川県でOpen Town みらいて開始
NPO法人未来の担い手支援機構(NPOみらいて)と連携し、「Web3のプロになる!高校生育成プロジェクト」を実施
奇兵隊は、「Web3(分散型インターネットと呼ばれる次世代のインターネット)」の技術を活用し、世界各国で自律的なまちづくり*1を実現するために、資金と応援者を持続的に集めるWeb3型クラウドファンディングサービス「Open Town」*2を運営しています。これまでに海外ではウガンダ共和国(カルング村)、インドネシア共和国(ロンボク島)、そして国内では埼玉県横瀬町でプロジェクトを開始し、各地域に関連したデジタルアート(NFT*3)を制作し、その売上収益で、各都市でまちづくりを実施しています。
Open Town みらいては、奇兵隊と、神奈川県教育委員会が「かながわデュアルシステム*4推進センター」の運営を委託するNPOみらいてが連携し、神奈川県内で情報系を学ぶ高校生を、未来を担うデジタル人材として育成することを目的として、実施されます。
■奇兵隊とNPOみらいての連携の背景
NPOみらいては、現在の中学生と高校生が、未来の担い手の中心として活躍できる社会を作ることを目標に活動しているNPO団体です。現在の中学生と高校生が、未来の担い手として活躍していくには、これからのデジタル時代に必要とされるWeb3に関する知識と、場所を問わずに、快適に暮らせる社会を目指す「デジタル田園都市」時代*5に活躍するためのスキルを身に着ける場所が必要だと考えています。
そこで、未来を担うデジタル人材を育成するための場所を作り、将来的に日本中、世界中にこの取り組みを広げていくことを目指す上で、Open Townを提供している奇兵隊と連携し、「Open Town みらいて」を開始する運びとなりました。
■Open Town みらいてについて
Open Town みらいてでは、「Web3のプロになる!高校生育成プロジェクト」と題し、Open Town みらいてに関連したNFTアートを販売します。また、その売上収益を活用して、以下の2つの活動を実施します。
1)神奈川県内で情報系の授業を受講することができる商業高校や工業高校13校を対象に、NFTを活用したデジタルビジネスを体験できる講座の提供
2)「Web3のプロになる!ミライテWeb3プロフェッショナル高校生育成プロジェクト」に参加する生徒や関係者がNFTを制作、販売するための実習スペース「miraiteSpace@原宿CS」*6 の設置
■販売中のOpen Town みらいて NFTについて
Open Town みらいてでは、 2023年2月14日(火)より、以下の2種類のNFTを販売しています。
1) miraite gold pass (法人向け)
価格:
1点0.51ETH(約10万円)+手数料
発行数:
15個限定
NFTアートについて:
※画像はイメージです。
NPOみらいてがこれまでに実施してきた実習サポートの様子を一つのアートにまとめています。15個限定で発行されるmiraite gold passには、それぞれ少しずつ異なる色合いのゴールドが施されています。
製作者:
栄正一
企画デザインShoshiA 代表や一般社団法人日本ICTスクール協会 理事を務めながら、NPO法人未来の担い手支援機構 正会員として活動している。デザイン・クリエイティブ分野における幅広い経験および知識を有し、ジェイヘアメイク美容専門学校外部講師としてデッサンの指導も行っている。
2) miraite silver pass
価格:
1点0.051ETH(約1万円)+手数料
発行数:
100個限定
NFTアートについて:
※画像はイメージです。
NPOみらいてが支援している、神奈川県立商工高校と各科を象徴するアイテムをアイコン化して、両目の中に構成したデジタルアート作品です。高校生の多様なクリエイティビティを表現しています。
製作者:
神奈川県立商工高校総合ビジネス科のデュアルシステムを受講する3年生の生徒によって制作されました。
■NFT購入者へのリワード
Open Town みらいて NFTをご購入された方には、それぞれ以下のリワードを提供する予定です。
1) miraite gold pass (法人向け)を購入された方へのリワード
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デジタルビジネス体験講座の提供先の高校およびNPOみらいてのウェブサイトやSNSでの企業名紹介
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高校生の実習受け入れのほか、コラボレーション商品や企画の開発(高校生向けの学習活動のため、生徒が作成するNFT作品や知財は、NPOみらいてで知財管理を行います。NPOみらいては、事業収益を学校活動・公益事業に提供します。)
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miraiteSpace@原宿CSの使用
2) miraite silver passを購入された方へのリワード
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2023年度の「みらいてサポーター」であることを証明するNFT参加証の提供(1枚)
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NPOみらいてのウェブサイトに、支援者様のお名前掲載(希望者のみ・別途確認書あり)
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NPOみらいての活動に加わり、アイディア提案などの活動に参加(Discordサーバーへ招待します。)
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2023年秋にmiraiteSpace@原宿CSで行われる高校生収穫フェスでの優先入場のご案内(サポーター限定DAYへの招待)
■Open Town みらいてのウェブサイト
Open Town みらいての詳細は以下をご覧ください。
https://towns.open-town.org/miraite
1 住民や関連機関が自ら資金・協力者集めから課題解決に向けた施策の実行までを担えるまちづくり2 課題解決を目指す地域のNGOや自治体、企業などがNFTアートを制作・販売することで、クラウドファンディングのように資金を集めることができるサービス
*2 住民や関連機関が自ら資金・協力者集めから課題解決に向けた施策の実行までを担えるまちづくり
*3 ブロックチェーンの技術で実現されている、代替不可能なデータ
*4 デュアルシステムとは、学校と企業が一緒になって生徒を育成する新しい職業教育です。インターンシップよりも長い期間で就業訓練を行います。企業が必要とする実践的な技能・技術を身に付け、企業と生徒の合意があれば、卒業後に就業訓練を行った企業に就職することも可能で、より自分に合った職業(仕事)に就くことができます(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/high_school/specialized_school/tech/tech_dual.html)
*5 デジタル田園都市国家構想が目指すのは、地域の豊かさをそのままに、都市と同じ又は違った利便性と魅力を備えた、魅力溢れる新たな地域づくりです。具体的には、「暮らし」や「産業」などの領域で、デジタルの力で新たなサービスや共助のビジネスモデルを生み出しながら、デジタルの恩恵を地域の皆様に届けていくことを目指します(https://www.digital.go.jp/policies/digital_garden_city_nation/)
*6 渋谷区神宮前6丁目のキャットストリートに面したスペース。高校関連商品の常設販売や、キャットストリート商店街や地元店舗事業者と全国の高校生とが行う販売実習、収穫祭イベントの実施などに使用するほか、子どもたちがいつでも相談に来れる場としての機能も持たせる予定です。
【奇兵隊について】
奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。「Web3」の技術と「社会貢献」を組み合わせ、世界各国のまちづくりのために資金と応援者を持続的に集めるクラウドファンディングサービス「Open Town(オープンタウン)」を運営しています。「Open Town」では、世界各国でその地域で暮らす住民と、NFTの保有者とが共創して「自律したまち」を作ることを目指し、課題解決を目指す地域のNGOや自治体、企業などが主体となってプロジェクトを運営し、その地域独自のコレクティブNFTアートを制作・全世界に向けて販売することで、クラウドファンディングのように資金を集めることが可能です。まちづくりの第一弾は2022年2月にウガンダのカルング村で開始されました。詳細は、https://kiheitai.co.jp/をご覧ください。
【NPO未来の担い手支援機構(NPOみらいて)について】
NPO法人未来の担い手支援機構(NPOみらいて)、若者の夢の幅を広げることを目指して活動する非営利活動法人です。2018年に活動をスタートし、2022年に法人が設立されました。専門高校における課題研究での企業実習の受入先が不足している現状に対して、コーディネートを行っています。ほか、新規就農を目指す若者の支援としてソーラーシェアリングの開発・推進を行っています。神奈川県教育委員会かながわデュアルシステム推進センター運営委託事業をはじめ、農業高校・商業高校・工業高校などの専門高校の支援に取組んでいます。詳しくはhttps://www.miraite.net/をご覧ください。