「e-加賀市民制度」導入へ向けた実証実験を3月6日(月)から開始します。
「e-加賀市民制度」導入へ向けた実証実験を3月6日(月)から開始します。
- e-加賀市民制度について
e-加賀市民制度は、観光、ワーケーション、多拠点生活などで加賀市を訪れる関係人口を増やすことを目的に、電子市民であるe-加賀市民に、加賀市が様々な行政サービスを提供する制度です。
e-加賀市民は、e-加賀市民サイトを通じて、e-加賀市民証となるオリジナルNFTを取得できるほか、専用コミュニティ、乗合タクシー、市内宿泊事業者のワーケーションサービスなどを利用することができます。(今後サービス拡大を予定)
また、e-加賀市民サイト上では、実施されるプロジェクトごとにNFTを発行する仕組みの導入も検討中です。
- e-加賀市民制度実証実験について
令和5年3月6日から3月24日までの間、暗号資産(仮想通貨)・NFT利用者、デザイナー、クリエイターと、一般の参加希望者の合計100名に、e-加賀市民としてシステムと提供サービスを体験してもらい、制度の利活用についてのアイデア創出や、運営上の課題の洗い出しを行います。
- 実証実験詳細
●テーマ:
挑戦可能性都市・加賀をみんなでつくる!NFTを活用した電子市民(e-加賀市民)の実証体験会
●期間:
令和5年3月6日(月)~令和5年3月24日(金)
●スケジュール:
令和5年2月19日(日) 事前説明会(オンライン開催)※開催済
令和5年3月5日(日) キックオフミーティング(オンライン開催)※開催済
令和5年3月18日(土) 1dayリアルイベント(加賀市内)
令和5年3月26日(日) クロージングミーティング(オンライン開催)
※上記は全て、事前に公募で選定した参加者のみが参加可能
●提供サービス:
・e-加賀市民証となるオリジナルNFTの取得
・e-加賀市民専用コミュニティへの参加
・乗合タクシーの利用
・市内宿泊事業者のワーケーションサービスの利用
●e-加賀市民証となるオリジナルNFTについて:
実証実験で使用可能なオリジナルNFTは、NHK大河ドラマ「武蔵」や講談社「バガボンド」「ジパング」等の題字を手掛け、世界的に活躍するSYO ARTIST 吉川 壽一(よしかわ じゅいち)氏がデザインを担当し、本実証参加者に対しては無償で提供します。
【本デザインの構成要素】
(1)漢字
「加賀を消滅させない」「加賀を残していく」という強い想いを、全世界に向けて発信するために、「加賀」の二文字を、日本の伝統文化である書道でシンプルに表現。また、「加」は英訳すると”join(Web3.0)”であり、”read(Web1.0)”及び”write(Web2.0)”と識別する漢字である。
(2)円
①円相図:石川県出身で、日本を代表する思想家の西田幾多郎氏の「円相図(心月孤円光呑万象)」という哲学を表現している。
②Infinite garden:web3・ブロックチェーンイノベーションをリードするイーサリアムの、Infinite garden (”Ethereum is a protocol for human coordination”)の考え方を想起させる。
③加賀市との「ご縁」:人との“縁”、加賀という地域との“縁”など、“縁”を通して関係人口を創出する。
(3)朱と黒
山中漆器を想起させる色で、漆器の朱は千年経っても色あせることはないと言われており、e-加賀市民コミュニティが長く続いていくことを保証する。
- 加賀市について
加賀市は、石川県南西部に位置し福井県と隣接する、人口約6万3000人の都市です。加賀百万石の文化を匂わせる美意識が花開いた地で、大聖寺藩の置かれた「大聖寺」、加賀温泉郷の「山代」「山中」「片山津」の3温泉、日本海に面し、北前船主の集落として日本一の富豪村とも呼ばれた「橋立」、北国街道の宿場町として栄えた「動橋」の6つの地域からなり、観光資源に恵まれています。一方で、昭和60年の約8万人をピークに人口減少が続き、平成26年には日本創生会議によって消滅可能性都市として指摘されています。「消滅可能性都市」から「挑戦可能性都市」へと変わるために、スマートシティ化への取組を、全国の地方自治体に先駆けて行っており、平成30年に日本初の「ブロックチェーン都市宣言」を行い、令和4年には、北陸三県として初の国家戦略特区「デジタル田園健康特区」に指定されました。現在は、「加賀市版web3都市構想」を掲げ、ブロックチェーンやNFTといったweb3技術を活用した地域創生に取り組んでいます 。