直方市とCTC、AR環境で利用できるふるさと納税の返礼品について実証実験を実施

直方市とCTC、AR環境で利用できるふるさと納税の返礼品について実証実験を実施

直方市とCTC、AR環境で利用できるふるさと納税の返礼品について実証実験を実施

ご当地キャラの3DデータをNFT化し、写真撮影を可能とする

 

 

 

焼きスパマン焼きスパマン

コッペル32号機 蒸気機関車コッペル32号機 蒸気機関車

【概要】
直方市(市長:大塚 進弘)と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、以下:CTC)は、ふるさと納税の返礼品の一部に、AR(Augmented Reality:拡張現実)環境を使ったアプリケーションを採用する実証実験を開始します。AR環境では、ご当地グルメのキャラクター「焼きスパマン」の3Dデータを利用した写真撮影をすることができます。本実験は2023年12月まで行い、納税者からの意見や利用用途などのデータを取集し、直方市への観光誘客につながるかの検証を行います。今回、福岡県の地方自治体としては、初めての取り組みとなります。

【直方市】
直方市は、福岡県の北部に位置する商工業都市で、米や莓などの農産物が豊富にあり、筑豊炭田の歴史を紹介する石炭記念館もあります。ただ、大規模な観光誘致には時間と費用が掛かるため、より効果的に街の特色を伝える方法を探していました。

【実証実験詳細】
今回の実証実験では、直方市がふるさと納税の返礼品としてデジタルデータを活用するにあたり、CTCは、直方市のご当地キャラクター「焼きスパマン」の様々なポーズをデザインした3Dデータを作成しました。3Dデータは、ブロックチェーンの技術を使ったNFT(Non-Fungible Token:代替不可能なデータ)に加工され、直方市からの正式な返礼品であることが証明されています。スマートフォンやタブレットを用いて、場所や時期に応じて「焼きスパマン」と一緒の写真撮影を楽しむことができます。
AR環境は、ゲームの映像や音を処理するツールを使ってCTCが独自に開発しました。Webブラウザ上で3Dデータの高速処理を可能にする技術も採用し、利用者は専用のモバイルアプリを必要とせずに、3Dデータの映像を閲覧することができます。
また、筑豊地方で石炭を輸送していた「コッペル32号機 蒸気機関車」をモチーフにしたNFTも作成し、ふるさと納税の返礼品として提供される予定です。
直方市とCTCは今後も、地域社会の活性化につながるアイデアや施策を追求し、地域住民の更なる暮らしの向上に努めていきます。

※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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