Curvegridの「NFTeapot」にインポート機能が導入、「Shopify」で既存のNFTが販売可能に

Curvegridの「NFTeapot」にインポート機能が導入、「Shopify」で既存のNFTが販売可能に

Curvegridの「NFTeapot」にインポート機能が導入、「Shopify」で既存のNFTが販売可能に

Shopifyストアから手軽にNFTを出品、販売でき、Curvegridが無料で提供しているNFT発行アプリNFTeapotで、既存のNFTも販売するためのインポート機能が使えるようになりました。

東京を拠点とするブロックチェーン企業、Curvegrid株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:Jeff Wentworth、https://ja.curvegrid.com/、以下「Curvegrid」)は、マーチャント(事業者)がShopifyストアでNFTを簡単に作成・販売できる無料アプリ「NFTeapot(エヌエフティーポット)」の中で、さらに幅広いNFTの販売を可能にするインポート機能を追加しました。NFTeapotアプリストアページは、こちらから: https://apps.shopify.com/nfteapot?locale=ja
Curvegridは、NFTeapotを利用するShopifyマーチャントが既に所有するあらゆるNFTを店舗に追加できるようにする、新しいインポート機能を導入します。マーチャントはウォレットを接続することで、そのアカウントが所有するNFTをストアにインポートすることができます。

 

NFTeapotとは
NFTeapotは、Shopifyアプリストアで提供されている、CurvegridのNFT発行アプリケーションです。NFTeapotを使うと、ブロックチェーンに関する事前知識がなくても、オンラインストアで直接NFTを作成、出品、販売することができます。また顧客側は、クレジットカードやデビットカード、Shopify Pay、Shop Payなどの通常の支払い方法を柔軟に利用することができます。NFTを購入すると、Web3ウォレットの設定とパーソナルウォレットへのNFT発行及び受け取りを案内するリンクがEメールで送信されます。NFTeapotは、成長するNFT市場において、マーチャント側と顧客側の双方の参入障壁を低減します。

NFTeapotアプリは、Shopifyストア内でNFTをシームレスに作成できるオリジナルの発行機能を持っています。今回の新しいインポート機能により、マーチャントはブランドの顧客体験を維持したまま、既存のNFTを販売できるようになりました。技術的には、NFTeapotはShopify加盟店に代わって「委託者スマートコントラクト」を作成、デプロイすることにより、選択したNFTを販売する権限を与えられます。そうすることで、NFTeapotはNFTをストアにインポートし、マーチャントはShopifyからNFTeapot以外で発行したNFTを販売できるようになります。

引き続き成長が期待されるNFT市場
Curvegridの共同設立者であるジェフ・ウェントワースは、次のように述べています。「NFTeapotのインポート機能は、多くのお客様からご要望をいただいていました。この機能により、Shopifyのエコシステムの外でNFTを始めたお客様も、既存の作品をShopifyに取り込むことができるようになります。複数のコレクションからのキュレーションや古いプラットフォームからの移行など、多くの可能性を引き出してくれます。私たちは、お客様やパートナーが新しいツールをどのように活用するか、とても楽しみにしています」

NFTの販売量は2021年に249億米ドルに達し(Demand Sage)、2025年には800億米ドルに成長すると予測されています(Jefferies)。暗号通貨とNFTの販売量は今年初めからは下降気味ですが、NFTコミュニティは依然として活況を維持しています。今年の第2四半期から第3四半期にかけて、アクティブなスマートコントラクトは9%増加しました(NonFungible)。このように、開発者は将来に向けて構築を続けています。

NFTeapotは、顧客のアプリケーションやAPIをブロックチェーンに接続するミドルウェアである、Curvegridの「MultiBaas(マルチバース)」技術を搭載しています。2022年4月の公開以来、NFT市場への身近な参入機会を求めるShopifyマーチャントが増えるにつれ、人気を博しています。

Curvegridについて
Curvegrid(カーブグリッド)は、東京に本社を置くブロックチェーンテック企業です。Curvegridの「MultiBaas(マルチバース)」は、ウェブUIとREST APIを提供し、開発者や顧客がブロックチェーンの予備知識なくして、ブロックチェーン上で構築することを可能にします。また、複数のブロックチェーンプラットフォーム上での開発を可能にし、開発速度の大幅な向上とコスト削減を実現します。また、Curvegridは、ブロックチェーンベースの金融サービス、DeFi(分散型金融)、オンラインゲーム、ドキュメント管理、ロジスティクス、マーケットプレイス、分析、その他の様々なターンキーソリューションを提供しています。

CurvegridとブロックチェーンミドルウェアMultiBaasの詳細はこちら: https://ja.curvegrid.com/
NFTeapotアプリストアページは、こちらから: https://apps.shopify.com/nfteapot?locale=ja

会社概要
会社名 :Curvegrid株式会社
代表者 :代表取締役 ジェフ・ウェントワース
設 立 :2017年
所在地 :東京都江東区
事業内容:ブロックチェーンミドルウェアの開発・提供
コーポレートサイト:https://ja.curvegrid.com/
お問い合わせ先:contact@curvegrid.com


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ