ビームス、新プロジェクト「BEAMS CULTUART」を開始し、アートとカルチャーの事業領域を強化することを発表
ビームス、新プロジェクト「BEAMS CULTUART」を開始し、アートとカルチャーの事業領域を強化することを発表
23年春まで台湾・桃園で海外ポップアップストア開催、ビームス初のNFTコラボ、プロジェクトの姿勢を表現したコンセプトムービーも公開
「BEAMS CULTUART(ビームス カルチャート)」は、ビームスがもつ〈BEAMS T〉や〈TOKYO CULTUART by BEAMS〉〈MANGART BEAMS〉といったアート関連のレーベルや、カルチャーに関わる取り組みを束ねて発信してくプロジェクトです。これまでファッションのみならず、アート、音楽、インテリアなど多様な文化コンテンツを世の中に紹介してきた、ビームスの背景やリソースを網羅的・横断的に活用することで、新ジャンルや新規事業の開発を行い、同社の「カルチャーショップ」としての役割をグローバルに広げることをねらいます。
12月17日(土)から4月30日(日)の期間、台湾・桃園(とうえん)で開催する海外ポップアップストア「BEAMS CULTUART Pop Up Store TSUTAYA BOOKSTORE 桃園藝文店」では、〈呪術廻戦 × マンガート ビームス〉、「ビームス T セレクション」など、日本の様々なカルチャーから生まれるアートやクリエイションから、「ビームス ジャパンのお正月」といった企画による、ライフスタイルを彩るアイテムの紹介も行います。
12月23日(金)午前11時に、222体を発行したビームス初のNFTコラボ〈BEAMS CULTUART X MetaSamurai〉は、web3クリエイティブスタジオ「1BLOCK」の3D NFTコレクション「MetaSamurai」が、web3.0業界で使用される用語をカレッジロゴ調のグラフィクとして採用したTシャツやスウェット、フーディを着用するという、ファッションとデジタルを融合したデザインが特徴です。
さらに、12月27日(火)には、監督集団「5月」(佐藤雅彦/関友太郎/平瀬謙太朗)による「BEAMS CULTUART」のコンセプトムービー「new Communications」を公開しました。
- 海外ポップアップストア「BEAMS CULTUART Pop Up Store TSUTAYA BOOKSTORE 桃園藝文店」について
■店舗情報
ポップアップストア名:BEAMS CULTUART Pop Up Store TSUTAYA BOOKSTORE 桃園藝文店
開催期間:2022年12月17日(土)〜2023年4月30日(日)
開催場所:桃園市桃園區南平路301號1樓
■ビームスの台湾事業と本ポップアップストアについて
ビームスは、2013年から台湾に出店し、現在は海外子会社のもと「ビームス 台北」「ビームス 微風南山アトレ」「ビームス アウトレット 林口」「ビームス新光三越中港」「ビームス アウトレット 台中港」の5店舗を運営しており、今回のポップアップストアも日台両国のスタッフの連携により実現しました。
URL:https://www.beams.tw/company/
- ビームスの初NFTコラボレーション〈BEAMS CULTUART X MetaSamurai〉について
株式会社1SECが展開するweb3クリエイティブスタジオ「1BLOCK」の3D NFTコレクション「MetaSamurai」とのコラボレーションNFT〈BEAMS CULTUART X MetaSamurai〉を「1BLOCK」の特設サイトにて発売しました。※全ての〈BEAMS CULTUART X MetaSamurai〉NFTコレクションは完売しました
■「MetaSamurai」とは
無限の可能性を秘めた1BLOCKのNFTプロジェクト。 MetaSamuraiは、ロサンゼルスと東京を拠点にクリエイターのエンパワーメントと、web3プロジェクトを開発運営するクリエイティブ集団【1BLOCK】が運営する3,333体のコレクティブな1/1の3D NFTコレクションです。世界最大規模のNFTマーケットプレイスOpenseaにおいて、過去24時間の取扱高で一時、世界ランキング4位、日本では1位にランクイン。
URL:https://www.metasamurai.world/
- 「BEAMS CULTUART」のコンセプトムービー「new Communications」について
「BEAMS CULTUART」のスタートに合わせて、監督集団「5月」(佐藤雅彦/関友太郎/平瀬謙太朗)による新作映像作品「new Communications」をコンセプトムービーとして採用。新しいものを受容し、その価値を認めようとする「BEAMS CULTUART」の前向きな姿勢を表現しています。
■監督集団「5月」とは
佐藤雅彦、関友太郎、平瀬謙太朗 による映画・映像の監督集団。「手法がテーマを担う」という言葉を標榜し、様々な作品を企画・制作。2014年、初の短編映画『八芳園』がカンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門から正式招待。2018年にも短編映画『どちらを』で同部門から正式招待を受ける。2022年には短編映画『散髪』が世界最大の短編映画祭であるクレルモン=フェラン国際短編映画祭から正式招待。同年、初の長編映画『宮松と山下』がサンセバスチャン国際映画祭 New Directors部門 から正式招待を受ける。
URL:https://gogatsu.jp/
■監督集団「5月」による「new Communications」の解説
「よく分からないけど、よく分かる」
―― その状態を new Communications と呼びました
私たちは時として、「よく分からないけど、よく分かる」という物事と相対することがあります。例えば、外国でまったく知らない文化や風習に出会うことがあります。そんな時、私たちは分からないなりに、その背景にある “ある体系や規範” を感じます。
この世界には、分かる ― 分からない といった二分法では分けることが出来ない状態が存在し、それを「new Communications」と呼びました。
私たち人類には、この「new Communications」を受け入れ、さらには楽しむ能力があります。それが他者や異文化への理解・許容に繫がり、ひいては人類全体の平和や文化や科学を発展させてきましたし、これからもそうあるべきです。
この映像群「new Communications」を観ると、どの映像にも、一見、よく分からない人々の行動が見られます。しかし、分からない一方で、その人たちがその行動をとるのは、きっとちゃんとした体系や規範があることも確信的に感じます。しかも同時に、その不明な行動をとる彼らに対して、“なんらかの親近感” とか “なんらかの愛着” まで感じてしまいます。
この映像群「new Communications」は、私たち人類が、これからより必要とされる他者や異文化への理解・許容ということに対しての練習問題にもなっているのです。
- 「BEAMS CULTUART」 プロジェクト担当者 佐藤尊彦のコメント
ビームスが創業時から大切にしてきたライフスタイルやカルチャーの中でも、「BEAMS CULTUART」はリアルファッション以外の分野を強化するプロジェクトとして発足しました。 台湾市場ではファッション軸で既に出店を果たしていますが、通常の店舗とは異なる環境で、私たちがどのように受け入れられるか、今後のグローバル展開の可能性を探っていきたいと思っています。一方でNFTの分野では現在、多くの表現者たちがトライしており、その活性にも注目しています。また本プロジェクトに賛同してくださる方々にも恵まれ、素晴らしいコンセプトムービーもできました。今後の「BEAMS CULTUART」にご期待ください。
- 「BEAMS CULTUART」について
「BEAMS CULTUART(ビームス カルチャート)」は、ビームスが展開するアート関連のレーベルや、カルチャー発信の取り組みなどを束ね、グローバルに推進するプロジェクトとして2022年12月に発足しました。さらにビームスがこれまでファッションのみならず、アート、音楽、インテリアなど多様な文化コンテンツを世の中に紹介してきた背景やリソースを活用し、カルチャー領域における新ジャンルの開拓や新規事業の開発を行います。
- 株式会社ビームスについて
1976年、東京・原宿に1号店をオープン。ファッションとライフスタイルにまつわるあらゆる物を世界中から仕入れ提案するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。コラボレーションを通じて新たな価値を生み出す企画集団としても豊富な実績を持ち、ファッションの領域を大きく超えて様々なジャンルでクリエイティブなソリューションを提供しています。日本とアジア地域に約170店舗を展開し、世代を超え多くの人に支持されています。
以下、本リリースにおけるその他の画像素材:海外ポップアップストア「BEAMS CULTUART Pop Up Store TSUTAYA BOOKSTORE 桃園藝文店」の店舗画像など