between the arts のNFTニュース|between the artsが「アートコレクター実態調査2021」を発表

between the arts のNFTニュース|between the artsが「アートコレクター実態調査2021」を発表

between the arts のNFTニュース|between the artsが「アートコレクター実態調査2021」を発表

コロナ禍の影響でアート作品を購入した人は8割も存在。購入後の2大お悩みは「自宅での保管スペースがない」「資産価値が分からない」

 アート領域で様々なDX推進事業を手掛ける株式会社between the arts(本社:東京都港区、代表取締役:大城 崇聡)は、2019年から現在までにアート作品の購入経験があるアートコレクター435名を対象にした実態調査を実施しました。
  • 【調査結果のポイント】
  1. アート作品の購入先として最も多いのは「ギャラリー・画廊」。一方で「作家から直接購入」する人も約3割。
  2. 購入のきっかけは「インテリアとしての充実のため」が最も多く半数近い結果に。「投資」や「資産形成」目的も5人に1人。
  3. コロナ禍の影響がアート作品購入の後押しになった人は8割にも及ぶことが明らかに。
  4. アート購入の原資は半数近くが「給与」、ついで「貯蓄」。「生前贈与」も2割あり。
  5. 購入後の悩みランキング1位は「自宅での保管スペースがない」、2位「現在の資産価値が分からない」、3位「周りにお披露目する機会がない」

1.アート作品の購入先として最も多いのは「ギャラリー・画廊」。一方で「作家から直接購入」する人も約3割。

2019年から現在までにアート作品の購入経験がある20歳以上のアートコレクター435名に対し、アートの購入先を尋ねたところ、「ギャラリー・画廊」(41.8%)が最も多く、ついで「アート作品のECサイト」(37.0%)、「オークションWEBサービス」(36.1%)、「百貨店」(34.5%)が僅差で続く結果になりました。一方で「作家から直接購入」(31.3%)する人も約3割いました。作家にとってインスラグラムを中心としたSNSが、情報発信のツールとして一般化したことにより、作家とコレクターが直接やり取りしていることが推察されます。【グラフ1】

2.購入のきっかけは「インテリアとしての充実のため」が最も多く半数近い結果に。「投資」や「資産形成」目的も5人に1人

次に、アート作品購入のきっかけについて尋ねると、「インテリアとしての充実のため」が46.7%と最も多く、「鑑賞のため」(40.5%)、「コレクションのため」(36.6%)が続きました。純粋なアート作品として楽しむのはもちろんのこと、おうち時間の増加によって、アートをインテリアの一種として捉える層も増えてきたと思われます。

また「投資のため」(28.7%)、「資産形成のため」(24.8%)がそれぞれ5人に1人程度存在しており、アートのアセットマネジメント化も進行していると言えるでしょう。【グラフ2】

3.コロナ禍の影響がアート作品購入の後押しになった人は8割にも及ぶことが明らかに。

コロナ禍による影響が、アート作品をさらに購入するキッカケになったかを尋ねた結果、「どちらかというと当てはまる」を含めると実に8割近くの方が、購入の後押しになったと回答しました。前問での結果にも見られた、おうち時間の増加のほか、新たな消費対象としてアートに注目が集まってきていると思われます。【グラフ3】

4.​アート購入の原資は半数近くが「給与」、ついで「貯蓄」。「生前贈与」も2割あり。

また、アート作品を購入する際の原資についても尋ねると、「給与」(48.7%)、「貯蓄」(45.5%)の2つが多い状況でした。一方で、「資産運用益」(37.0%)や「資産売却益」(27.1%)などアセットマネジメントによってアート購入に繋げる人や、「生前贈与」(23.9%)を活用する人も一定数存在することが浮き彫りになりました。【グラフ4】

5.購入後の悩みランキング1位は「自宅での保管スペースがない」、2位「現在の資産価値が分からない」、3位「周りにお披露目する機会がない」。

次に、アート作品を購入した後で悩むことが何かを尋ねると、「自宅での保管スペースがない」(30.8%)、「現在の資産価値が分からない」(29.4%)がどちらも3割近くになり、アートコレクターにとっての2大お悩みであることが明らかになりました。さらには、「周りにお披露目する機会がない」(28.3%)と回答する方も一定数いることから、自身のコレクションを見てもらいたいというニーズも高いことが分かりました。【グラフ5】

■調査概要
・調査期間:2021年10月25日(月)~2021年10月31日(日)
・調査対象:20歳以上の男女、2019年1月から現在までに累計5万円以上の「アート作品」の購入経験がある
・対象エリア:全国
・有効回答者数:435名(20代:108名、30代:172名、40代:71名、50代:49名、60代以上:35名)
・調査方法:インターネットリサーチ

※調査結果を引用される際は出典元として「株式会社between the arts」を記載願います

 

  • 【between the artsがアートコレクター向けに提供するサービス】

このようにアートコレクターを取り巻く状況として、「作品の保管スペース」、「資産価値の把握」、「コレクションの共有ニーズ」などが浮き彫りになる中、between the artsでは、アート×テクノロジーを通じて、アートコレクターの満足度を向上させるための様々なサービスを提供しています。

■アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」( https://bijutsusoko.jp/

アートコレクター向けに、自宅で保管できないアートコレクションを、万全のセキュリティと温度湿度が徹底された環境にて、1作品あたり月額100円から、最大8m (高さ×奥行き×幅の合計)のサイズまでお預かりいたします。また、コレクションのポートフォリオを作成し、アート資産を可視化。オンラインで、いつでも簡単にご確認いただけます。なお、コレクションのお預かり、運搬、作品の撮影やデータ化まで、コンシェルジュが対応します。額装やインストール、コレクター展の開催などのご要望にもお応えいたします。

■アートコレクション共有プラットフォーム「COLLET」( https://collet.am/

アートコレクションに特化した国内初の共有プラットフォーム。アートコレクターの様々な最新コレクションを閲覧できるほか、気になる作品に対しては、任意の金額にて購入オファーを出すことができます。所有者が売却に応じる場合は、当社が仲介役となって、相対取引をサポートいたします(特許出願中)。当社が培ってきた運営ノウハウやアートコレクターの顧客基盤を活用し、全く新たなアートとの出会い方と購買体験を提供してまいります。

■アートコレクターのためのレンタルギャラリー「between the arts gallery」( https://bwta.jp/gallery/

アートコレクターのためのレンタルギャラリーとして 2021 年 2 月、港区元麻布にオープンし、「美術倉庫」で管理しているアート作品をキュレーションした企画展や、特定のコレクターにクローズアップしたコレクション展を定期開催しています。現在、アートコレクターの展覧会第四弾として、BOTANIZE、FIRSTORDER両代表によるコラボレーション企画「THE ROOM AK & OK」展を2021年12月23日まで開催中。

【当社の会社概要】
社名:株式会社between the arts
設立:2020年1月14日
資本金:2億8400万円(資本準備金含む)
代表取締役:大城 崇聡
所在地:〒105-0022 東京都港区海岸1丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝 WeWork
事業内容:アートコレクションマネジメントプラットフォーム事業
・アートコレクション共有プラットフォーム「COLLET」の運営
・アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」の運営
・between the arts gallery の運営
ホームページ:https://bwta.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/between_the_arts/

 

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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