高尾俊介によるNFTアート「Generativemasks」の新シリーズが12月17日に提供開始

高尾俊介によるNFTアート「Generativemasks」の新シリーズが12月17日に提供開始

高尾俊介によるNFTアート「Generativemasks」の新シリーズが12月17日に提供開始

〜アートキュレーター山峰潤也による初NFTアートキュレーション〜

山峰潤也(株式会社NYAW代表)は、ロンドンを拠点に国際的にNFTアートの企画販売を手がけるVerseの企画展「Magical Realism」にキュレーターとして参加。山峰がNFTアートを公式にキュレーションするのは初めてのこととなります。そこで今回、クリエイティブコーダー高尾俊介(以下、Takawo)の「Generativemasks」(以下=GMs)の新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」をキュレーションし、12月17日より200点限定でリリース。
 

山峰潤也(株式会社NYAW代表)は、ロンドンを拠点に国際的にNFTアートの企画販売を手がけるVerseの企画展「Magical Realism」にキュレーターとして参加します。山峰がNFTアートを公式にキュレーションするのは初めてのこととなります。そこで今回、クリエイティブコーダー高尾俊介(以下、Takawo)の「Generativemasks」(以下=GMs)の新シリーズ「Generativemasks Japan Edition」をキュレーションし、12月17日より200点限定でリリースします。

 ブロックチェーンを基盤としたNFTから、デジタルアートの市場が生まれ数十億円で取引されるようになりました。こうしたWeb3.0と呼ばれる時代のひとつの潮流の中で、プログラミング言語を駆使して一度に大量のデジタルアートを生成することのできるジェネラティブアートが注目を集めるようになりました。Takawoはこのジェネラティブアートという手法を用い、「Web3.0時代の仮面」をテーマに「GMs」を2021年8月にリリースし、10,000個の作品はわずか2時間で完売し、話題を呼びました。
 Verseの「Magical Realism」から発表されるシリーズは、Takawoが日本の伝統的な紋様や色彩といった文化をリサーチし、ビジュアルアートとして発展させたものです。同企画には、スプツニ子やQubibi(勅使河原一雅)といった日本人アーティストの他にも、NFTアートシーンの中で国際的に注目を集めるアーティストも多数参加しています。

注目のポイント
販売情報について
Generativemasksの国際的評価
国際的なNFTアートシーンとVerseのネットワーク
デジタルアート×NFTがもたらした変化
ジェネラティブアート×NFTの将来的な可能性
 

販売情報について
□販売作品:ジェネラティブアート*によるNFTアートマスクの販売
□販売されるNFTアート名:Generativemasks Japan Edition
□販売プラットフォーム:VERSE(ロンドンに拠点を置くNFTアート販売のプラットフォーム https://verse.works/
□販売開始日時:2022年12月17日0時(日本時間)に販売開始
□プレビュー:2日前の12月14日〜18日にロンドンのギャラリー(4 Cromwell Place, London, SW7 2JE, United Kingdom)にプレビュー開始

*ジェネラティブアート:プログラム言語を駆使して、描かれるアート作品を意味し、NFTアートにおける現在の主流の一つ。

Generativemasksの国際的評価
Generativemasksは、写真やイラストレーションなどを使用せず、完全にプログラム言語によってのみ描かれたジェネラティブアートとして制作された作品です。そのため、パラメーターに変化をつけることで多様なバリエーションを生み出すことができます。その中で高尾は、インターネット上でのコミュニケーションが加速し、実際の姿ではなく、オンライン上のアイコン(PFP=Profile Picture)が重要視される時代に着目し、「Web 3.0時代の仮面」をテーマにシリーズを展開。2021年8月に1万点のNFTを各0.1ETHで販売し、わずか2時間で完売させ、時価総額3.5億円相当を売上げました。そして、現在ではフルカラーの3DプリントやAR/VRとの結びつきによって、さらに楽しみ方を増やしています。

国際的なNFTアートシーン
デジタルアーティストのBeepleによる『Everydays: the First 5000 Days』が、老舗オークションハウスのクリスティーズで75億円で落札されたニュースで話題となったNFTシーンですが、BNPパリバの調査会社L’Atelierによると2021年にその市場全体の取引額が2兆円に達したとし、驚異的な成長を見せています。しかし、そのトレンドは徐々に変化していき、コーディングによって無数のバリエーションを生み出すジェネラティブアートが近年注目されて行っています。一点当たりの初期単価は低くとも、その点数の多さと二次流通での価値上昇によって1シリーズでの売り上げは億単位にのぼる場合もあります。
参考:https://atelier.net/news/the-2021-nft-market-report-presented-by-nonfungible

Art Blocksの広がりとNFTアートキュレーションチームVerse
このジェネラティブアートを専門とするマーケットプレイスArt Blocksは国際的なNFTシーンを牽引する存在として注目を浴びています。多数の専門家をキュレーターとして抱え、チームラボが所属するPACE GALLERYとのコラボレーションするなど、アート業界からの信頼も厚いArt Blocksでは1点数十万円の作品であっても数百点がすぐに完売しています。今回のGMsをリリースするVerseはArt Blocksが提供する販売システムを用いています。Verse自身もディビット・シュリグリーやサイモン・デニーといった現代美術で活躍するアーティストとの企画も多くアートに対する審美眼を持ったチームです。

デジタルアート×NFTがもたらした変化
デジタルデータは際限なくコピーができてしまうため、絵画や彫刻のようにユニーク性を担保できません。そのため、コマーシャルワークなどへの技術提供や教育機関などで生計を立てることとなります。ですが、NFTの登場によりデジタルアートをユニークピースとして扱うことも可能となり、デジタル領域のアーティストが作品の売買で生きていくことが可能となりました。つまり、クライアントに左右されないより自律的な活動ができるようになったと言えます。

ジェネラティブアート×NFTの将来的な可能性
ジェネラティブアートの表現力は日に日に増していくと共に、さまざまな領域の要素を取り込む柔軟性を持っています。旧山古志村の伝統産業である錦鯉をモチーフとしたデジタルアートをデジタル住民票として販売したり、世界的なNFTアーティストであるケビン・アボッシュと獺祭のコラボレーションなど、日本の伝統文化とのプロジェクトが始まっている。Takawoが理事を務めるジェネラティブアート振興財団と株式会社NYAWは、これまで経済性の伴わなかった文化資源を活性化するプロジェクトにむけ、国内外のネットワーク構築を視野に入れ、本企画を行なっています。

■コメント
高尾俊介(Takawo)

2021年、新たに到来したWeb3時代の新しい仮面として、プログラムの工芸的価値に着目して制作したNFTアートが「Generativemasks」というプロジェクトです。今回の作品制作にあたって、日本の伝統的な色彩や文様に関するリサーチを山峰潤也と行いました。1つのコードから1万点の多様な仮面を生成した根幹のプログラムを刷新し、新たなコードによるパターンデザインのアルゴリズムとを融合させることで、今回の限定エディションが完成しました。NFTというメディアでこそ可能な実験的な試みを、今後も実践していきます。

山峰潤也

2018年に水戸芸術館で企画した「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代にむけて」の中で、先駆的にブロックチェーンをテーマにした作品を扱うなど、テクノロジーとアートを一つの専門領域としてきました。その中では、インターネットが一つの社会基盤となってさらに加速していった資本主義や情報飽和への批評的な視点を軸に展覧会を構成していきました。
 しかし、そこから数年の時を経て実社会の中で実行力を持った行動というものが問われる時代へと移行していったと実感しています。この機会をきっかけに、地域創生や伝統保存、売買の困難な芸術活動など、高い文化価値がありながらも経済循環の難しい領域への新しい経済循環の可能性を、高尾俊介が理事を務めるジェネラティブアート振興財団と共に、継続的な検討と調査を行っていきたいと思っています。

■参考リンク
インタビュービデオ(日本語/英語字幕)Verse Meets: Generativemasks
https://verse.works/journal/verse-meets-generativemasks
インタビュー記事(英語)
Generativemasks Japan Edition: Takawo Shunsuke in conversation with Junya Yamamine
https://verse.works/journal/generativemasks-japan-edition-takawo-shunsuke-in-conversation-with-junya-yamamine
Verse-Generativemasks掲載ページ
https://verse.works/artworks/716c80f4-a3aa-48ad-9f1a-1caf8e4ba6e0
Verse-Generativemasks 詳細ツイート
https://twitter.com/verse_works/status/1601296639645618177?s=20&t=NT-qrPLlVZImyc5U9xzBtQ

■プロフィール&インフォメーション
高尾俊介
クリエイティブコーダー/甲南女子大学文学部メディア表現学科講師/ジェネラティブアート振興財団代表理事
1981年熊本県出身.プログラミングを日々の生活や来歴、風土や固有の文化と結びつけるための活動としてデイリーコーディングを提唱、現在も実践している. 2021年、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。Processing Community Japan所属。
高尾俊介 Twitter:https://twitter.com/takawo
Generativemasks HP:https://generativemasks.io/

株式会社NYAW 代表取締役 山峰潤也
東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館で学芸員を務めたのち、一般財団法人東京アートアクセラレーションの共同代表としてANB Tokyoのディレクターを務めてきた山峰潤也が代表を務める。avexが手がけるMeet Your Art Festivalのキュレーションや、文化庁とSummer Sonicの共同プロジェクト「Music Loves Art in Summer Sonic」のディレクション、Art Collaboration Kyoto連携プログラムの企画などの他、アート番組の監修やアート事業のコンサルなどを行う。
Twitter:https://twitter.com/junya_17

Verse
VerseはNFTとして制作されたデジタルアートをコレクションするための国際的なプラットフォームです。技術者をアート界に精通した専門家たちがキュレーションを行った展覧会の企画、NFTアート作品の販売などを行っている。また、ジェネラティブアートに特化した世界的なNFTのマーケットプレイスであるArt Blocksと連携している。
Verse HP:https://verse.works/
Verse Twitter:https://twitter.com/verse_works

Magical Realism
村上春樹の架空の世界にインスピレーションを受け、ヴァースは2部構成の新しいグループ展「Magical Realism」を開催。この展覧会には、Jesse Draxler、Jake Fried、​​スプツニ子、Qubibi、Yazid、高尾俊介(Generativemasks), Richard Nadler、Rudxane、Gary Edward Blum そして Nicolas Sasson が参加する。
「マジカル・リアリズム」展では、読者を現実と想像の狭間に立たせる村上春樹の物語と同じように不気味で身近な空間を探求し、日常生活のモチーフを魔法の世界へとデフォルメし、昇華させた作品を展示する。
 この展覧会には、デジタルアートとジェネレティブアートの分野に精通したSkygolpeや山峰潤也などのキュレーターが参加している。作品は12月14日から公開予定。
https://verse.works/exhibitions/magical-realism


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ