内閣官房初のNFT活用「令和4年度夏のDigi田甲子園」における受賞証明NFTの発行にHAZAMA BASEが採用

内閣官房初のNFT活用「令和4年度夏のDigi田甲子園」における受賞証明NFTの発行にHAZAMA BASEが採用

内閣官房初のNFT活用「令和4年度夏のDigi田甲子園」における受賞証明NFTの発行にHAZAMA BASEが採用

ブロックチェーン・スタートアップの株式会社IndieSquare(本社:東京都渋谷区、代表取締役:星野 裕太、以下「当社」)は、2022年9月2日に行われた内閣官房が開催するイベント「令和4年度夏のDigi田甲子園*1」の表彰式で副賞として受賞自治体に渡されたトロフィー、NFTの作成において、2022年5月にサービス提供を開始したノーコードでNFTの発行から配布までを安全に行えるWeb3ソリューション「HAZAMA BASE」が採用されたことを発表します。

本取り組みは、株式会社 bitFlyer Holdings(本社:東京都港区、代表取締役:関 正明)、株式会社TREE Digital Studio(本社:東京都渋谷区、代表取締役:足立晋一)、株式会社友成工芸(本社:東京都世田谷区、代表取締役:友成哲郎)と当社の4社で協働し実現に至りました。内閣官房として、NFTを活用した初の事例となります。

*1 「夏のDigi田甲子園」とは、デジタル田園都市国家構想の実現に取り組む様々な主体のモチベーションや、構想に対する国民の関心の向上、地域の課題解決や魅力の向上にデジタル技術を活用し、個性を活かした地域の活性化につなげていくことを目的として、地域の中核的な取組主体である地方公共団体を対象として、創意工夫あふれる優れた取り組みを表彰するものです。
公式HP:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/koushien.html

■HAZAMA BASEを使ったNFT発行の特長
今回のNFTは、譲渡や売買することができない「譲渡不能のNFT(POAP)」としてパブリックブロックチェーン「イーサリアム」上で発行されています。「改ざん不能」というブロックチェーンの性質を活かして、譲渡・売買することができない受賞証明を高精度でありながら、容易に検証可能な状態で発行することが可能です。
NFT(POAP)の発行には、元来ブロックチェーン上で実行されるプログラム「スマートコントラクト」の高度な知識が必要でしたが、当社で開発した「HAZAMA BASE」を活用いただくことで、ノーコードで誰でも簡単にNFTが発行できるようになりました。

HAZAMA BASEでは、必要なデータさえ揃っていればNFTの発行は数分で完了します。また、配布も簡単に行えます。保有者リストの確認も容易に行えるため、NFT活用に必要な情報を一元的に管理することができます。
HAZAMA BASEはハードウェアウォレットにも対応しており、自治体への配布に際しても利便性と高いセキュリティを両立している点も高く評価されています。

■今後の展望
HAZAMA BASEは、NFT発行〜配布までをノーコードで一元管理できるWeb3ソリューションです。
NFTとして発行できるデータ形式は、静止画や動画といった従来の形式に加え、メタバース空間に対応するキャラクターアバターや3Dデータなど幅広い用途に対応しています。

アートなどの一点もののNFTはもちろん、メタバースで実際に使えるアバターNFTをブランド認知施策として無料で配布したり、特定の相手に対してその人を模したキャラクターNFTを販売したりするなど、NFTの新たな活用が広がっています。

HAZAMA BASEを使うことで、誰でも簡単にNFTを発行・販売・管理できる環境を提供し、国内外でのNFT需要の活性化に寄与したいと考えています。
当社では、NFTの他に、トークンの発行や、トークンを用いた投票の仕組み(ガバナンストークン)、特定のタスクをこなした相手にトークンやNFTをインセンティブとして渡すことができる「クエスト機能」を開発中です。

NFTに限らずWeb3時代に必要不可欠な機能をノーコードで行えるよう機能追加を続け、ブロックチェーン技術の恩恵を誰もが得られる社会作りに貢献します。

■HAZAMA BASE(ハザマベース)について
HAZAMAの技術を活用したノーコードでNFTの発行から配布までを安全に行えるWeb3ソリューション。2022年5月にβ版をリリース、自由民主党で採用され、政党初となるトークンが発行されました。
URL:https://indiesquare.co.jp/hazama-base/

■HAZAMA(ハザマ)について
近年、ブロックチェーン技術への期待から多くのブロックチェーン規格が生まれる中で、ブロックチェーン間でのデータの信頼性の維持や開発者の負担軽減を図り、また、年々複雑となっている各国法規制や各業界の要件等に応じて安全かつ柔軟に対応できる技術が必要となったことから、HAZAMAを開発しました。

HAZAMAは軽量かつ非チューリング完全な言語仕様のスマートコントラクトを扱うことが可能な次世代ブロックチェーン技術です。ウェブ技術をベースに設計されており、一般的なウェブ開発の知識でブロックチェーンのセットアップからデータの書き込み、読み込み、スマートコントラクトの実行等が可能で、特別な知識は一切必要ありません。特許技術により、複数のブロックチェーンと相互接続し、安全に暗号資産やその他データ等のデジタル資産を管理・転送することも可能です。

HAZAMAの仕様:
ブロックチェーンの種類:コンソーシアム型ブロックチェーン
コンセンサスアルゴリズム:PoA(Proof of Authority)
ブリッジ可能なブロックチェーン:イーサリアム、ポリゴン、ビットコイン
*ブリッジとは・・・HAZAMA上の資産を異なるブロックチェーン上に安全に移転する技術(特許取得済み)

HAZAMAの特許について
特許番号:第6788875号
発明の名称:ブロック・チェーン間で
デジタル資産を転送するシステム
特許権者:株式会社IndieSquare
出願番号 :特願2019-088304
出願日:2019年(平成31年)4月16日
登録日:2020年(令和2年)11月5日

■IndieSquareについて
「トークンエコノミーで個人が輝く世の中に!」をミッションとして2015年9月に設立されたブロックチェーン・スタートアップです。ブロックチェーン技術により、個人でも安全に価値を創出し、世界中に届けることが可能になりました。IndieSquareはこのテクノロジーを極限まで使いやすくし、個人の新しい経済活動の創出を手助けすることを使命としています。

■会社概要
社名:株式会社IndieSquare
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目2-17
代表者:代表取締役 星野裕太
事業内容:ブロックチェーン技術開発、販売、運営
ホームページ:https://indiesquare.co.jp/
提供サービス:「IndieSquare Wallet」、「HAZAMA BASE」

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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