スタートバーンは、「Startbahn Cert.」の名称を「Startrail PORT」に変更し、Startrailのさらなる普及を目指します。
スタートバーンは、「Startbahn Cert.」の名称を「Startrail PORT」に変更し、Startrailのさらなる普及を目指します。
■ リブランディングの概要と経緯
スタートバーンは、アート作品の真正性・信頼性の担保と価値継承を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築しています。またStartrailをより簡単に利用するためのツールとして、自社サービス「Startbahn Cert.」を提供しています。
作品流通の国際化や、コロナ禍での非対面販売の増加、NFTをはじめとしたテクノロジーに期待する若年層コレクターの増加、さらには昨年報道された贋作流通問題などを背景に、確かな情報継承による作品の価値担保を求める多くの事業者へ導入されています。
アートひいてはクリエイティブ業界固有のエコシステムを支えるインフラとして、Startrailをより広く普及させていくために、サービスおよび企業ブランドの名称やデザインをStartrailに統一します。Startbahn Cert.は、「Startrail PORT」へ名称を変更し、Startrailを利用するための「PORT(港)」としての機能を拡充させてまいります。
また、「Startrail」のロゴおよびロゴタイプ、「スタートバーン株式会社」のロゴタイプも、あわせて変更しました。
■ リブランディングに伴うサービス内の変更
これまでStartbahn Cert.で取り扱ってきたブロックチェーン証明書「Cert.」は、Startrail上に発行されるNFT「Startrail Registry Record(SRR)」に格納された情報を、紙の作品証明書のように親しみやすい形にデザインしたインターフェースです。このたびのリブランディングに伴い「Cert.」の名称を「SRR」として呼び替えることで、Startrailへの認知を促進します。
これに伴い、絵画や彫刻などの作品そのものの流通とStartrailのNFTに記録されている情報の乖離を防ぐためのNFCタグは、「Startrail PORT」のシンボルマークを使ったデザインに刷新します。また、機能自体に変更はないため、これまで購入・発行されていた旧デザインのものもこれまで通り利用できます。
2022年8月17日より順次、リブランディングに伴う名称およびデザインの変更を行います。変更作業に伴い、サービスやウェブページ上に異なる名称やロゴが表示される場合があります。
▼ ロゴやプロダクトなど、Startrailに関わるデザインのコンセプト
https://note.com/startbahn/n/na3a20b3d73e5
■ スタートバーン株式会社
スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。アート作品の信頼性や真正性の担保および価値継承を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築しています。
「Startrail」とは
スタートバーンが構築を先導する、アートのためのブロックチェーンインフラです。作品の信頼性と真正性の担保ひいては価値継承を支えることを目指しています。 Startrail上に発行されたNFTでは、NFTを発行した事業者の情報はもちろん、その後の展示や取引、修復や鑑定など、作品の価値に関わるさまざまな情報やデータを記録できます。また、作品の二次流通・利用について設定した規約がサービスを横断して引き継がれ、長期的に作品を管理することができます。ブロックチェーンの性質上、これらの情報の削除・改ざん・複製はできません。絵画や彫刻などの物理的な作品はもちろん、画像、映像、音声などのデータにもとづくデジタル作品、さらにはインスタレーションなど、さまざまな作品の形式に対応しています。
https://startbahn.io/startrail
「Startrail PORT」とは
Startrailをより簡単に利用するためのウェブアプリケーションやAPI、およびICタグを提供しています。ギャラリー、オークションハウス、ECサービス、美術館、アートコレクションなど、アート作品の流通・管理に関わる事業者は、StartrailのNFTを発行・移転できます。また、アート作品を購入した所有者は、StartrailのNFTに記録されている情報を閲覧することができます。さらに、NFTを活用した作品発表や展示企画、事業企画や戦略策定のサポートも行っています。