CryptoGames のNFTニュース|「クリプトスペルズ」が、ゲームに特化したパブリックブロックチェーンである「Oasys」に 独自チェーン「TCG-verse」を公開。今後様々なカードゲームに対応予定。

CryptoGames のNFTニュース|「クリプトスペルズ」が、ゲームに特化したパブリックブロックチェーンである「Oasys」に 独自チェーン「TCG-verse」を公開。今後様々なカードゲームに対応予定。

CryptoGames のNFTニュース|「クリプトスペルズ」が、ゲームに特化したパブリックブロックチェーンである「Oasys」に 独自チェーン「TCG-verse」を公開。今後様々なカードゲームに対応予定。

「クリプトスペルズ」が、独自のブロックチェーンである「TCG-verse」を公開しました。既存のブロックチェーン技術は、極端に遅い取引や高い取引手数料など、ユーザーの体験に課題がありました。「クリプトスペルズ」では「TCG-verse」を活用することで、素早い取引と手数料の無いユーザー体験を提供します。
国内最大級のブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」を提供するCryptoGames株式会社(所在地:東京都渋谷区代表取締役:小澤 孝太)は、ゲームに特化したパブリックブロックチェーンである「Oasys」に独自のブロックチェーンである「TCG-verse」を公開。2022年6月21日より提供開始しました。

TCGVerseとは?

「TCG-Verse」はOasysのLayer2にあたる独自のブロックチェーンになります。
TCG-verse 上のNFTの移動に伴うトランザクションの手数料はCryptoGames株式会社が負担するため、ユーザーはトランザクション手数料を支払う必要がありません*2。トランザクションは即時に承認されます。加えて、データベースで管理されていたアセット情報(ゲーム内マーケットでのトレードなど)は、全てブロックチェーン上で参照可能となります。

*2:カードの「TCG-verse」以外のチェーンに関わる転送費用や「ギルドストック」の引き出し手数料などは従来通りユーザー負担になります。

Oasysとは?

 「Oasys」はゲームに特化したEVM互換のパブリックブロックチェーンです。 EVM(Ethereum Virtual Machine)互換であることにより、ユーザー側では広く使われているウォレットである「MetaMask」を利用できます。開発者側はイーサリアム上で動いているプログラムを応用できる利点があります。「Oasys」はLayer 1(Hub-Layer)と Layer 2(Verse-Layer)*1 技術を組み合わせた設計になっており、環境面にも十分配慮されたPoS(Proof of Stake)をコンセンサスアルゴリズムに採用し、エコシステムの拡大と環境問題の双方に配慮された設計となっています。Layer2の具体的な例としては、「クリプトスペルズ」が載る「TCG-verse」、ブロックチェーンゲーム「MyCryptoHeroes」が載る「MCH-verse」が存在します。

*1:Layer2とは2層目のブロックチェーンを指します。取引履歴の一部をLayer2のブロックチェーン(「TCG-Verse」)に記載することで、メインのブロックチェーン(「Oasys」)への負荷軽減や処理速度の向上が期待できます。

クリプトスペルズのユーザー体験

「クリプトスペルズ」では「TCG-verse」を活用することで、素早い取引と手数料の無いユーザー体験を提供します。具体的には「クリプトスペルズ」のゲーム内でのNFT(レアリティゴールド以上のカード)の取引の際にトランザクションが発生します。その取引をブロックチェーンの情報を検索することができる「TCGVerse EXPLORER」を使用することで誰もが確認することができます。「クリプトスペルズ」のユーザーはブロックチェーンを意識することなくゲームで遊ぶことができます。

※1:TCGVerse EXPLORER:http://explorer.tcgverse.xyz/

独自チェーンである「TCG-verse」を作成した背景

「クリプトスペルズ」が「TCG-verse」を作成した背景には、ブロックチェーン上での「クリプトスペルズ」の存在感を再出させるという理由があります。もともと「クリプトスペルズ」ではパブリックブロックチェーンであるイーサリアムを採用していました。しかし過去にイーサリアムの極端に遅い取引や高い取引手数料などでゲーム体験が損なわれるという課題があり、ゲーム内の取引をブロックチェーン上ではなく自社のサーバ内で行うオフチェーンに移行しました。オフチェーンへの移行に伴い、ゲーム内のユーザーの活動が外部に伝わらなくなり、ブロックチェーン上での存在感を示すことができないという課題が生じました。そのため独自のブロックチェーンである「TCG-verse」を作成し、再びゲーム内のアセットがブロックチェーンに載ることにより、ユーザーの活動をトランザクション数という形で世界に公開します。イーサリアムを採用していた以前と異なり、「TCG-verse」を活用することで高速かつトランザクションの手数料無料のユーザー体験を提供します。

TCG-verse 参画事業者の募集

TCG-verseを用いてブロックチェーンゲームを展開される事業者様を募集中です。
ご応募いただき、一緒に取り組むことになった事業者様にはCryptoGames株式会社から下記の支援を提供します。

・ブロックチェーンゲーム開発や運営、エコシステム設計に関する知見のご提供
・TCGCを用いた支援
・すべてのNFTにユーティリティを与えるサービス「NFTwars」との連携

【CryptoGames株式会社について】
■会社概要

NFTサービスの開発を⾏うCryptoGames株式会社は、ウォレット・イーサリアムなしで遊べるブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ』を2019年6月25日に正式リリースしています。クラウドセールの売上は900ETHを突破し、当時日本最高記録となりました。2020年6月には初の地上波テレビCMも実施しました。

社名: CryptoGames株式会社
設立:2018年4月20日
資本金:7,300万円(資本準備金含む)
代表取締役:小澤 孝太
事業内容:ブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」、NFTサービスの開発運営
URL:http://cryptogames.co.jp/
Email:info@cryptogames.co.jp

■お問い合わせ先
一般・報道関係:info@cryptogames.co.jp
採用情報:https://www.wantedly.com/companies/cryptogames/projects


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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