ルクセンブルク貿易投資事務所 のNFTニュース|ルクセンブルク最大規模のテックイベントに政府招待で出展! 宇宙、メタバース、NFTなど日本スタートアップ計6社 3年ぶりにリアル開催となる『ICT SPRING 2022』(6/30・7/1)へ
ルクセンブルク貿易投資事務所 のNFTニュース|ルクセンブルク最大規模のテックイベントに政府招待で出展! 宇宙、メタバース、NFTなど日本スタートアップ計6社 3年ぶりにリアル開催となる『ICT SPRING 2022』(6/30・7/1)へ
『ICT SPRING』は2012年以降、日本から延べ60社近くのスタートアップ企業が参加する欧州主要テックイベントの一つ。今年は日本から選抜されたスタートアップ6社がブース出展、3社がピッチを行う。
日本からは、株式会社DigitalBlast(月面生態循環維持システム開発)、oVice株式会社(ヴァーチャル空間、仮想オフィス提供)、株式会社スペースシフト(衛星データ解析AIソフトウェア開発)、SWAPay (NFTを活用したエスクロースワップ決済プラットフォーム)、株式会社toraru(リアル・メタバースサービスの開発、運営)、株式会社ワープスペース(宇宙光通信ネットワークサービス)の6社が選出されスタートアップブースに招待された。さらに、このうちoVice、SPACE SHIFT、SWAPayは会場内ステージでピッチも行う。またカンファレンスではフィンテック協会の鬼頭代表理事副会長が複数セッションに登壇する。
ルクセンブルクを代表するテックイベント『ICT SPRING 2022』
2022年6月30日・7月1日にルクセンブルクで開催される『ICT SPRING 2022』(www.ictspring.com)は、例年世界約70か国から5000名以上が参加する、同国最大規模のテックイベント。今年もルクセンブルク閣僚を含むキーパーソンや注目企業のスピーカーが世界各国から集結し、「デジタルイノベーション」、「フィンテック」、「データ」「宇宙」を主要テーマに、メタバースやNFT、フィンテック、宇宙ビジネスなど、旬のテクノロジーについての講演やパネルディスカッションが行われる。また今年はFintech協会代表理事副会長の鬼頭氏が「フィンテック」「データ」の2つのカンファレンスでそれぞれパネルディスカッションに登壇する予定だ。同協会はルクセンブルクのフィンテック促進機関であるLHoFT(Luxembourg House of Financial Technologies)と2017年から提携している。
スタートアップ向けのプログラムもあり、欧州事業展開を考える起業家向け情報が得られる。また今年はリアル開催ならではのネットワーキング機会の提供に重点を置いており、企業ブース展示の他、1日目終了後に会場内で来場者全員が参加できるパーティーが予定されている。またGoogleやNTTなど大手IT企業によるワークショップも行われる予定だ。
ルクセンブルク貿易投資事務所は、2012年から日本のベンチャー企業向けに、『ICT SPRING EUROPE』無料ブースや現地企業・機関の視察ツアーや交流会などの提供を始め、すでに延べ60社近くの日本企業が同プログラムを欧州市場進出の足がかりとして利用してきた。
『ICT SPRING 2022』公式サイト https://www.ictspring.com/
スタートアップブースに招待出展する日本のベンチャー企業(アルファベット順)
1) 株式会社DigitalBlast
DigitalBlastは、“宇宙に価値を”提供するため、常に挑戦し、全ての行動と活動において価値を生み出す経営を実現します。日本の宇宙産業をより価値あるものにしていくためには、BtoGビジネス(企業対行政間取引)に偏らない、多様な収益源の確保が必要です。事業戦略・デジタル・プロモーションなど多様なプロフェッショナルが在籍し、総合提案を強みとしています。クライアントの収益源を多様化し、新たな宇宙産業の価値確立に努めてまいります。
2) oVice株式会社
「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。oViceは2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2022年5月末時点で発行スペース数は2万6000件を突破。導入企業数は2000社以上となっています。
3) 株式会社スペースシフト
「AI×宇宙で世界をひもとく」をテーマに、地球観測衛星から得られたデータをAIを用いて解析することで、人間を超える認識能力で多くの情報を引き出すためのソフトウェアの開発を行っています。特に、天候や時間に左右されないSAR(合成開口レーダー)衛星のデータ解析を、AIの活用によって自動的に解析可能にします。インフラ管理、防災・減災、農業モニタリング、環境保全など、様々な分野に衛星データを活用することで、持続可能な社会の実現を目指しています。
4) 株式会社SWAPay
SWAPay 株式会社は、NFT を活用したオンライン・エスクロー・スワップ決済プラットフォームを提供しています。これまで、審査が通りにくかった役務などの業種も、NFT によるデジタル証明書を 活用してプラットフォームの仕組みで補完することで活用いただく事が可能です。また、審査に かかっていた時間も、最短当日にアカウントを発行することが可能になりました。加盟店からユーザーに製品やサービスを提供完了してから資金が動くため、取引のエスクローする新しい形の決 済を実現しています。
5)株式会社toraru
世界中のアバターワーカーが視覚・聴覚を共有しながら、手足となって自身の代わりに動く分身体になってくれる、人間拡張的なリアル・メタバース『GENCHI(ゲンチ)』を開発・運営。
WEBブラウザ上から、現地の付近にいる業務委託者(人)に依頼を出し、アバターワーカーに自分の分身となる仕事を請け負ってもらうことで、ブラウザさえあれば、リアル・メタバース世界にログインできる。つまり現地人の人力によってリアル世界をメタバース世界の様に実現する。豊富なコンテンツがあるリアル世界は、体験側はバーチャル感覚で楽しく、買い物したり、現地の人と直接会話したりすることが可能だ。
ニーズの高い国際展示会用から、サービス提供を始めている。
将来的には、世界中に仮想交通網を張り巡らし、必要に応じて、世界中のどこにでも出現できる、距離の格差のない世界の構築を目指している。
会社:https://toraru.co.jp
運営サービス:https://genchi.net
6) 株式会社ワープスペース
ワープスペースは筑波大学発のベンチャーであり、WarpHub InterSatと呼ばれる衛星間光通信によるデータ中継サービスを開発しています。地球観測衛星をはじめとする、低軌道衛星事業者を見込み顧客としており、常時接続可能な高容量通信システムを構築し、顧客に対してリアルタイムに近い通信サービスを提供します。ワープスペースは、JAXAやOICETSのプロジェクトの技術と、NewSpaceで進むサプライチェーンへのイノベーションを融合し、世界で初めて宇宙における光通信ネットワークを提供する民間企業となることを目指しています。
ルクセンブルク経済省提供ピッチプログラム
ICT SPRINGの各テーマ別カンファレンス内の「Flash Talks: startups pitches」では、経済省に選抜されたスタートアップ企業によるピッチが行われる。日本からもoVice社とスペースシフト社、SWAPay社の計3社が選出され、ピッチを通じて製品・サービスを欧州市場に向けて会場でアピールする予定だ。
日本のスタートアップ向け特別プログラム
『ICT SPRING』出展日本企業向けに、ルクセンブルク経済省と東京のルクセンブルク貿易投資事務所が協力し日本企業向け特別プログラムを過去10年にわたり提供してきた。2012年から昨年までに合計約60社近くが参加し、欧州ビジネス取り組みへの足掛かりとしてきた。
今年も、ICT SPRING前日にツアーを開催し、ルクセンブルクの事業環境やスタートアップエコシステム、支援スキームを学ぶオリエンテーションに加え、現地の有力アクセラレーターや日本企業の現地オフィス訪問などを計画している。ICT SPRING終了後に開催する交流会では、ルクセンブルク政府やスタートアップ支援機関、日ルク経済交流の関係者や、現地日本企業が招かれ、日本のスタートアップの現地人脈作りを支援する。
ルクセンブルク貿易投資事務所について
ルクセンブルク貿易投資事務所は、ルクセンブルク経済省のグローバルネットワーク。東京オフィスでは日本企業とルクセンブルクを結ぶ窓口として、ビジネス交流に必要な様々なサービスをご提供し支援を行っている。
本件に関するお問い合わせ先
ルクセンブルク貿易投資事務所
担当:松野・中丸・石黒
TEL. 03-3265-9621
EMail. tiotokyo@mae.etat.lu
Web. https://www.investinluxembourg.jp/ja/
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