リース株式会社が家賃保証業務特化のAIサービス「zooba」を設計

リース株式会社が家賃保証業務特化のAIサービス「zooba」を設計

リース株式会社が家賃保証に特化したAIサービスを発表

リース株式会社は、不動産賃貸の家賃保証業務を効率化するためのAIサービス「zooba」を設計しました。このクラウドシステムは、家賃保証業務に特化したバーティカルSaaSであり、企業の業務課題を的確に捉えた開発を行っています。特に、社内の情報体系化における課題を解決し、複数のツールで分散していた情報を迅速に検索できるようにすることで、開発スピードを向上させることを目指しています。今後、zoobaの導入により、家賃保証業務の効率化が期待されます。

この記事の要約

  • リース株式会社が家賃保証業務特化のAIサービス「zooba」を開発。
  • 情報検索の効率化を図り、業務のスピードアップを目指す。
  • クラウドシステムによる業務効率化が期待されている。
リース株式会社がSaaSの情報を効率的に検索するAIサービス「zooba」を導入

zooba 導入背景

リース株式会社は、不動産賃貸の家賃保証業務を効率化するクラウドシステム「家賃保証クラウド」を開発しています。企業課題に特化するバーティカル SaaSを開発する上で、家賃保証業務を正しく理解し、サービス開発を行うことは非常に重要になります。

スピード感を持ってサービス開発を進める中で、社内の情報の体系化を人力で行うことについて課題を感じていました。また、Notion、Google Drive、過去のSlackの会話などにプロダクト開発に関連する情報がありましたが、複数ツール上での検索をするという点において、知りたい情報にたどり着くまでに時間がかかっていました。

そのような中、SaaS 間の情報を簡単に検索ができる「zooba」を知りました。

リース株式会社 プロダクトディベロップメントユニット サブユニットマネージャー 麻尾 悠平さん

zooba 導入の目的

バーティカルドメインのSaaSのため、メンバーには専門的な知識が求められます。社内ドキュメントは充実しており、既存の社内ナレッジはNotion、Google ドライブなどにありますが、情報が散在しており、記載の粒度が整っていない状態でした。

AIを利用したツール自体に興味があり、様々な選択肢を検討していました。その中で、Slack 上で、様々なSaaS のデータを検索できる「zooba」をトライアルしたところ、普段一番よく利用しているチャットツール上で、業務効率化を図ることができると考え導入に至りました。


Notion、Slack などの情報を簡単に検索できるzooba AI

zooba 導入の効果:生き字引になっている

zooba の導入においては、事前準備が全く不要でした。AIツールを利用する際に、読み込ませるナレッジの整形を行うなどの対応が不要なことに驚きました。

導入を行ったことで以下の効果がありました。

1.何か調べようと思い行き着くまでの時間が1/10 になった

これまでは、何か調べようと思うと、どこの何から調べようか、誰に聞いたらいいかと考える時間もありました。今は、zooba に「プロダクトの使い方を教えて」「資料の場所を教えて」など気軽に質問ができることにより、心理的な負担も含めて1/10くらいまで時間をカットできていると思います。

2. 修正すべきドキュメントを特定し、改善ができる

Notion にドキュメントはあるが、zooba がうまく回答できないという場面がありました。zooba は参照しているドキュメントをURLで表示してくれるので、ドキュメント自体がハイコンテキスト、書きかけという問題点に気づくことができました。

zooba がわかりやすいデータは、みんながわかりやすくて構造化されやすいデータであるということを周知し、ドキュメントを改善する運用を行っています。

連携できるSaaSが増えていると聞いているので、これからも利用していきたいと考えています。

ビジネス チャットツール上でSaaSの情報を検索できるzooba AI

インタビュー記事は以下をご確認ください。

https://www.zooba.ai/lu7Ca3MN/reace

■「zooba」について

zoobaは、情報システム部門の業務効率化を実現するクラウド・SaaS管理プラットフォームです。

AIを活用し、アカウントやデバイスの一元管理を可能にします。

チャットツールを使用した効率的な棚卸し、AIによる高度なヘルプデスク対応、そして包括的なナレッジマネジメントが挙げられます。これらの機能により、ID・デバイス管理の煩雑さを軽減し、情報システム部門の生産性を大幅に向上させます。zoobaは、現代のビジネス環境に欠かせない、スマートで効率的なIT管理ソリューションを提供します。

https://www.zooba.ai/

■リース株式会社

リースは、不動産×金融を切り口に、信用経済社会(評価経済社会)における与信プラットフォームを目指すCreditTechのスタートアップとして、SaaS型家賃保証支援システム『家賃保証クラウド』を開発・運営しています。

設立: 2018年9月13日

代表者: 代表取締役 中道 康徳

所在地: 東京都新宿区西新宿7丁目9-16 西新宿メトロビル 6F

URL: https://rease.co.jp/

プロダクト:

SaaS型家賃保証支援システム『家賃保証クラウド』

お部屋探しアプリ『smeta』

■株式会社zooba

株式会社zoobaは、テクノロジーを活用し、働く人々が自らの能力を最大限に発揮し、創造的な力を発揮できる環境を提供します。組織のあらゆるレベルでイノベーションを促進し、ビジネスに持続的な価値をもたらすことを目指しています。

情報システム部門がより効率的に業務を遂行し、価値を創造するためのツールとしてAIサービス「zooba」を提供します。これにより、組織全体の生産性と競争力を向上させ、持続的な成長を実現します。

https://www.zooba.ai/

【会社概要】

社名:株式会社zooba

代表取締役:名和 彩音

本社:東京都立川市曙町2丁目8-28

企業URL:https://www.zooba.ai/company

【お問い合わせ先】 https://www.zooba.ai/contact

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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