地域連携を強化するCRCフォーラム開催、災害支援の新技術紹介

地域連携を強化するCRCフォーラム開催、災害支援の新技術紹介

災害支援に向けた多職種連携の新たな挑戦を紹介

東京電機大学は、12月7日に「災害における多職種連携の最前線」と題したCRCフォーラムを開催します。このフォーラムは、災害支援に関心のある企業関係者や学生が対象で、異常気象による災害に対する準備が急務とされる中、最新技術や情報連携の運用について多職種で議論を交わします。また、過去の能登地震から得た教訓を元にした技術や運用方法の改善点も話し合われる予定です。参加者は、今後の災害対応に活かすための知見を深める機会となるでしょう。

この記事の要約

  • 東京電機大学が12月7日にCRCフォーラムを開催。
  • 災害に対する最新技術や情報運用について多職種で討論。
  • 能登地震からの教訓を基にした技術改善についても議論予定。
東京千住キャンパス

東京電機大学(学長 射場本忠彦)は、12月7日(土)東京千住キャンパスにて、関連企業の方、教職員・学生などを対象に、令和6年度 第1回CRCフォーラム「災害における多職種連携の最前線」を開催します。

異常気象の影響もあり、日本各地で災害が忘れる前にやってくるようになりました。本フォーラムでは、国内における災害に対して現場活動を支援する資機材やシステムによる情報連携の運用や最新技術動向について各省庁、行政、DMAT等を含め多職種間での構築と運用を発表していただきます。さらに、先の能登地震からの経験から今後に生かす技術、運用の関わり方等について全体討論を行います。

■講演概要(予定)

・日 時:2024年12月7日(土) 15:00-18:00 (予定)

・会 場:東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館1階100周年ホール(対面式のみ) 

(東京都足立区千住旭町5番 *北千住駅東口(電大口)徒歩1分)

・対 象:関連企業の方のほか、希望される方(学外の方)、本学教職員・学生など

・定 員:200名(先着順)

・参加費:無料

・お申込み方法:右記URLからお申込み https://forms.gle/Vh37nDQ6mrTbXEVcA

        *お申し込み締め切り:2024年12月6日(金) 12:00

・お問い合わせ先:東京電機大学 研究推進社会連携センター 研究推進担当

電話:03-5284-5230/メール:kenkyu-k@jim.dendai.ac.jp

・プログラム

<講演Ⅰ 災害における多機関情報連携>

令和6年能登半島地震の対応における実動機関の情報共有に関する課題

-ISUT-SITEの役割と限界に関する考察

国立研究開発法人 防災科学技術研究所 先進防災技術連携研究センター 研究統括 伊勢 正 氏

令和6年能登半島地震対応におけるDMATの情報管理

独立行政法人 国立病院機構本部 厚生労働省DMAT事務局 田坂 勇太 氏

災害時の保健医療福祉活動の情報共有と訓練からの備え

芝浦工業大学 システム理工学部 教授 市川 学 氏

災害時における医療搬送

済生会福岡総合病院 救命救急センター部長 久城 正紀 氏

* コーディネーター 東京電機大学 研究推進社会連携センター 研究コーディネーター 横田 勝彦

<講演Ⅱ 災害現場活動におけるドローン、インフラ支援技術>

ドローン利活用の最新動向

イームズロボティクス株式会社 代表取締役社長 曽谷 英司 氏

HEV/PHEVからの三相交流給電によるインフラ支援の実現可能性検討

トヨタ自動車株式会社 東富士研究所 パワートレーン先行制御開発部第1制御開発室 河崎 高志 氏

医用電気機器の安定稼働を支える電源の重要性

ニシム電子工業株式会社 高橋 新一 氏

* コーディネーター 東京電機大学 システムデザイン工学部 教授 前田 英作

<総合討論(パネルディスカッション)情報工学の技術革新と災害対応>

・進行役 日本医科大学千葉北総病院庶務課 ・ 災害対策室 山内 延貴 氏

*詳細は別添のチラシをご参照ください。

CRCフォーラムとは

東京電機大学 研究推進社会連携センター(Center for Research and Collaboration:通称CRC)は、

本学において最先端技術の研究開発の中核を担う組織です。

研究者の集結による本学発の研究グループの創設を目指しているCRCフォーラムは、本学教員等の幅広い分野にわたる研究成果の一端をご紹介する機会でもあり、毎年度2回程度開催しております。

(参考)東京電機大学 第1回CRCフォーラム「災害における多職種連携の最前線」資料(PDF)

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記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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