株式会社Nayutamがソフトバンクの「ONE SHIP」パートナーに認定される

株式会社Nayutamがソフトバンクの「ONE SHIP」パートナーに認定される

株式会社Nayutam、ソフトバンクのONE SHIPパートナーに認定

株式会社Nayutamは、ソフトバンクが運営する法人パートナープログラム「ONE SHIP」のソリューションパートナーとして認定されました。このプログラムは、ソフトバンクとイノベーションの実現を目指す企業が協力し合うことを目的としています。特にAIの進展に伴うトラスト問題への取り組みとして、NayutamはDNA型識別子I.A.I Gene Codeを用いたトラステッド連合学習を提案し、情報共有に関する様々な懸念を解決することに注力しています。これにより、より豊かで便利なICTサービスの実現を目指すものです。

この記事の要約

  • 株式会社NayutamがソフトバンクのONE SHIPパートナーに認定。
  • ONE SHIPはイノベーションを目指す法人パートナープログラム。
  • NayutamはAIトラストの課題に対し、I.A.I Gene Codeを活用。

株式会社Nayutmは、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)が運営するビジネスパートナープログラム「ONE SHIP(ワンシップ)」のソリューションパートナーとして認定されました。

「ONE SHIP」はソフトバンクとイノベーションの実現を目指す企業が連携し共創する法人パートナープログラムです。さまざまな活動を通じて、サービス開発者、システムインテグレーター、販売者が共に手を携え、ICTサービスが一層豊かで便利なものになることを目指して活動することを目的として設立され多くの企業が参加しています。

昨今のAIの急速な発展に伴い、AIの知能共有は必要と思うが、情報をどの相手と、どの程度共有するのか、その相手を信用してよいか、また共有したデータは誰のものかなどさまざまな懸念があります。株式会社Nayutamは、ソリューションパートナーとして、このようなAIトラストの課題をDNA型識別子I.A.I Gene Codeを活用したトラステッド連合学習で解決します。

【ソリューション概要】

株式会社Nayutamでは、生体認証の技術と知見を活かし、AIエージェントの知能共有のためのDNA型識別子I.A.I Gene Codeを開発いたしました。識別子の生成に、人の手のひらデータを用いることにより、実在する人物であることの証明と、現実空間の人とデジタル空間のAIとをシームレスに紐づける認証ソリューションとなります。また、I.A.I Gene Codeは人のDNAと同じデータ構造を持つことにより、知能共有の系譜を識別子に記述が可能となります。デジタルツインでの自律型AIエージェントがペアリング相手を見つけ、新しい知能を産出するようなユースケースを想定した新しいソリューションです。

今回、この識別子を活用し、スマートフォンをエッジデバイスとするAIの連合学習のソリューションを提供いたします。連合学習は、個人のデータやナレッジを、個人のディバイス内に保持・分散したままモデル学習が可能であることから、データの漏洩やプライバシーの保護が可能な技術です。連合学習の参加者は、手のひらの生体認証の登録者であることから、データのポイズン攻撃の抑止にもつながり、トラステッドな連合学習となります。さらに、I.A.I Gene Codeを用いて、AIモデルの強化学習やマージによりさまざまなシミュレーションを行う中で、性能の高いAIモデルの構築に貢献する知能提供者を可視化することが可能となります。

また将来的に、連合学習の参加者や、優秀なデータやナレッジを提供したユーザにトークン報酬を提供するweb3.0ソリューションへの展開も計画しています。

【今後の展開】

株式会社Nayutamは2024年11月28日に開催される「ONE SHIPソリューション説明会 for パートナー」にピッチ登壇し、ONE SHIPパートナー企業に対してトラステッド連合学習の共創を提案し、早期な社会実装の実現を目指します。

【会社概要】

社名:株式会社Nayutam

代表取締役:岩田英三郎

事業内容:AI(人工知能)セキュリティに関する研究、企画、開発、販売および保守に関する業務

URL:https://nayutam.co.jp/

お問い合わせ:inquiry@nayutam.co.jp

※ SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

※ ONE SHIP、およびONE SHIPのロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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