セゾンテクノロジー、AI活用で寄付先支援の新プロボノ開始
セゾンテクノロジーがAIで寄付先支援を開始します
株式会社セゾンテクノロジーは、2024年11月21日に社会福祉法人日本点字図書館にて「AIを活用したアクセシブルな書籍製作相談会」を実施し、寄付先支援の新しい1dayプロボノプログラムを開始します。これまで32団体に寄付を行い、サステナビリティ経営を推進しています。寄付先団体のIT人材不足を考慮し、当プログラムでは双方の負担を軽減しながら、技術的な助言を通じた事業支援を実現します。初回の相談会では、視覚障害者向けの書籍製作に関わる課題を解決するために、社内専門家がアドバイスを提供します。
この記事の要約
- セゾンテクノロジーがAI活用のプロボノプログラムを開始。
- 日本点字図書館との協業で技術的な助言を提供。
- 寄付先のIT人材不足を補い、課題解決を図る取り組み。
株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠、以下「セゾンテクノロジー」)は、2024年11月21日に実施する社会福祉法人日本点字図書館(東京都新宿区、理事長:長岡 英司、以下「日本点字図書館」)に対する「AIを活用したアクセシブルな書籍製作相談会」を皮切りに、寄付先の声を踏まえた1dayプロボノプログラムを新たに開始します。
2020年より、セゾンテクノロジーは32団体、35プログラムに前年度営業利益の1%相当を寄付してきました。サステナビリティ経営を加速させるべく、2023年に当社ミッションおよびマテリアリティ(重要課題)に関連した活動を行う非営利団体を寄付対象としてからは、寄付先を当社重点課題に知見を持つ専門家として捉え、継続的なコミュニケーションを通じてさらなる課題理解と信頼関係の醸成に努めています。その中で、多くの団体ではIT人材が十分とはいえず、金銭的支援と同等以上に、本業での取り組みや事業支援が課題解決に有効であるとの認識を重ねていました。
本プログラムは、これまで培った一定の相互理解の下、当社ビジネスにつなげることを目的とせず、1日完結を原則とすることで双方の負担やリスクを軽減しつつ、寄付先のテクノロジーを使った事業発展と、当社の有識者知見を踏まえた製品・サービスの開発の加速をともに図るものです。
初回で協業する日本点字図書館では、ボランティアの減少や高齢化に伴い、視覚障害者向け書籍製作への影響が懸念されています。その対策としてAI等テクノロジーの活用を検討していますが、IT専任職員がおらず、具体的検討が進みづらい状況です。今回の相談会では、AIや新規システム開発、アクセシビリティ、法務等に携わる当社社員が、構想の実現可能性や留意点等について客観的な助言を行います。
本プログラムで得られる知見や現場の声をもとに、これからもさらに社会課題への解像度を上げ、事業における貢献を強化してまいります。
関連リンク
セゾンテクノロジー、営業利益1%寄付でサステナビリティ経営を加速
https://www.saison-technology.com/company/news/20240924_operating-profit-donation
日本点字図書館
https://www.nittento.or.jp/index.html
セゾンテクノロジーについて
「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ連携製品や IT サービス、金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在はクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。https://www.saison-technology.com/