ナビタイムジャパン、AI活用の駅混雑予測機能を新たに導入
ナビタイムジャパンのAIによる駅混雑予測機能の導入
ナビタイムジャパンは、蓄積した検索ログと経路探索技術を活用して、AIモデルを用いた駅の混雑予測機能を導入しました。この機能では、ユーザーの最大歩行速度と設定した歩行速度を基に、電車ホームまでの移動時間や混雑の要因を考慮し、効率的なルートを提案します。さらに、乗換時に必要な推奨出発時間や代替ルートを提示し、利用者が安心して移動できるようサポートします。特に、予測機能は混雑する駅での直面する問題を解決するために開発されており、休日や特別な時期に便利に活用できるでしょう。
この記事の要約
- ナビタイムジャパンがAIを用いた駅混雑予測機能を導入。
- ユーザーの歩行速度を基に移動時間やルートを最適化。
- 混雑を回避し、安心して目的地に移動できるサポートを提供。
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2024年11月15日(金)より、乗換案内アプリ『乗換NAVITIME』にて、AIによる駅混雑予測に基づき、ルート検索結果で提示する乗換時間に間に合わない可能性がある場合に、混雑を考慮した推奨出発時間や到着予定時刻、混雑する乗換駅を避ける代替ルートを提案する機能を提供開始します。
ナビタイムジャパンが蓄積する検索ログや経路探索技術を用いて、時系列解析のAIモデルが駅の混雑具合を予測し、駅構内を歩くことができる速さ(最大歩行速度)を算出します。最大歩行速度と、ユーザーがアプリ上で設定する歩行速度を比較し、次に乗車する電車のホームまでの移動距離や時間帯、イベントなど突発的な要因による混雑、駅の大きさ(許容量)等を考慮します。通常の乗換時間では間に合わない場合、到着時刻を設定してルート検索した時は、推奨出発時間や混雑する乗換駅を回避する代替ルートを提示し、出発時刻を指定した時は、余裕を持って乗換できる次の列車を提案し、到着予定時刻をご確認いただけます。またルート詳細画面にて、最大歩行速度に応じて3段階で矢印を表示し、矢印が多いほど混雑で歩くスピードがゆっくりになりますので、乗換時の参考になればと思います。
ユーザーから「駅の混雑により乗換に間に合わず、到着予定時刻に遅れてしまった」「乗換のため混雑する構内を急いで移動した」といったお声が寄せられ、「安心して目的地まで移動してほしい」という開発者の思いから、これまで電車や駅の混雑情報を提供してきたノウハウを活かし、またAIを活用することでより高度で、ユーザーが把握しにくい混雑にも対応できる、本機能を提供しました。
本機能による注意喚起にて、外出前や移動中に到着時間に遅れる可能性があることを知り、出発時間をどのぐらい早めれば到着予定時刻に間に合うか、遅れた場合何時に到着できるか、乗換駅の混雑を避ける代替ルートはあるのか、といった情報を確認できるようになります。
休日や年末年始での電車移動、通勤や通学でいつもと異なる時間に移動する際などに、慌てず安心して移動するための一助としてご利用いただければと思います。
今後もナビタイムジャパンでは、ユーザーの皆さまが安心して移動できるよう、更なるサービスの向上に努めてまいります。
なお、本機能は総合ナビゲーションアプリ『NAVITIME』でも、今後対応予定です。
※ 遅延や運休など「運行情報」がある場合は、本機能による提案は表示されません。
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『乗換NAVITIME』
電車、飛行機、路線バス、高速バス、フェリーなど公共交通機関の乗換に特化した乗換案内アプリです。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id528532387
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.nttransfer
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関連プレスリリース
2020年7月22日『NAVITIME』にて、「駅混雑予報」を提供開始
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202007/22_5273.html
「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
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