江崎グリコとサントリーがAI外観検査の情報交換会を実施

江崎グリコとサントリーがAI外観検査の情報交換会を実施

江崎グリコとサントリーが推進するAI外観検査の進捗

株式会社Phoxterは、AI外観検査システム「StellaController 2.0」を通じて、江崎グリコとサントリーが共同でAIの利用状況と効果について意見交換を行う情報交換会を実施しました。この会では、両社の生産技術部門から約20名が参加し、検査精度向上に向けた活発なディスカッションが展開されました。また、Phoxterのハイブリッド画像処理システムは、従来のルールベース処理に加え、AI検査機能を搭載しており、製造業のデジタル化を促進しています。この取り組みを通じて、食品業界における技術革新と効率化が期待されています。

この記事の要約

  • 江崎グリコとサントリーがAI外観検査の意見交換を実施。
  • Phoxterのハイブリッド画像処理システムが活用されている。
  • 約20名が参加し、検査精度向上に向けた意見交換が行われた。
情報交換会の参加者の皆さま

株式会社Phoxter(本社:大阪府豊中市、代表取締役:園田 淳一、以下「Phoxter」)は、製造業向けにAI・ルールベース ハイブリッド画像処理システム「StellaController 2.0」(*1)を提供しています。この度、Phoxterの製品を導入している江崎グリコ株式会社(本社:大阪市西淀川区)およびサントリーホールディングス株式会社(本社:大阪市北区)の両社が、同製品の利用状況や効果に関する意見交換を行うため、Phoxterのアレンジにより11月5日にグリコマニュファクチャリングジャパン株式会社の茨城工場にて情報交換会を開催しました。

*1: Phoxterが提供する外観検査装置は、従来のルールベースによる画像処理機能に加えて、株式会社Preferred NetworksのAI外観検査ソフトウェア Preferred Networks Visual Inspection のAI検査機能を併用し、検査精度を高めたハイブリッド型の装置です。

両社は、国内大手食品メーカーの中でもバリューチェーンのデジタル化に積極的に取り組む先進的な企業であり、全社的な連携のもと、技術革新に基づく効率化を推進しています。今回の情報交換会には、生産技術部門を中心とした約20名(オンライン含む)が参加し、さらなる検査精度向上を目指し以下のテーマについて活発な意見交換が行われました。

  • AI検査活用の具体的事例紹介

  • AI検査による評価基準

  • AI検査とルールベースによる検査の使い分け方法

(上記はあくまで一例です)

情報交換会の風景
工場内の見学風景

Phoxterは、最先端のAIとロボティクス技術を駆使し、検査および搬送工程の合理化と省人化を実現します。さらに、これらの工程から収集されるデータを活用し、製造業や物流業界における歩留まり率の向上、生産性の飛躍的な改善を推進します。これにより、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速し、次世代のスマートファクトリーの実現に貢献します。

  

【各企業概要】

会社名:江崎グリコ株式会社

代表取締役社長:江崎 悦朗

本社所在地:大阪市西淀川区歌島4丁目6番5号

会社名:サントリーホールディングス株式会社

代表取締役社長:新浪 剛史

本社所在地:大阪市北区堂島浜2丁目1番40号

会社名:株式会社Phoxter(フォクスター)

代表取締役:園田 淳一

本社所在地:大阪府豊中市新千里東町1-5-3 千里朝日阪急ビル20F

設立:2017年10月

事業内容:AI外観検査装置、自動搬送ロボットを活用した製造・物流業向け自動化・省人化ソリューションの提供

TEL:06-6155-6744

HP:https://www.phoxter.co.jp/

■お問い合わせ先

広報担当 小川

TEL:06-6155-6744 E-mail:pxinfo@phoxter.co.jp

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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