GENOVA、クリニック向けAI電話自動応答サービス「NOMOCa AI call」の開始
GENOVAがクリニック向けAI電話応答サービスを開始
株式会社GENOVAは、クリニック向けに対話型AIを利用した電話業務の自動化サービス「NOMOCa AI call」の提供を開始しました。日本の医療業界では人材不足が深刻で、AI技術の導入が進んでいない中、GENOVAは約1.4万件の顧客を活用して業務効率化とコスト削減を目指します。このサービスにより、クリニックの電話業務を自動化し、医療現場の利便性向上に寄与することが期待されています。
この記事の要約
- GENOVAが新たに「NOMOCa AI call」を提供開始。
- 日本の医療業界は人材不足でAI技術が普及していない。
- サービス導入で業務効率化およびコスト削減を実現。
株式会社GENOVA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平瀬智樹/以下:GENOVA)は、対話型AIがクリニックにおける電話業務を自動化する「NOMOCa AI call」の提供を開始することをお知らせいたします。
■サービス提供の背景
現代の日本では、少子高齢化に伴い「医療業界の人材不足」が深刻化しています。
全国には約10万件のクリニック・診療所が存在していますが、そのうち94.3%がAI技術を導入しておらず、AI電話を含むAI技術の普及率はわずか5.7%にとどまっているとされています(※1)。GENOVAは約1.4万件の顧客を有しており、これを基盤に業務効率化とコスト削減を実現する対話型AI「NOMOCa AI call」をリリースします。このサービスにより、クリニックの電話業務を自動化し、医療現場の効率化と利便性向上に貢献してまいります。
※1参照元:期待高まるAI、それでも8割の医療機関は未導入。理由は「費用対効果わからない」
調査実施:株式会社日経リサーチ
調査名:医療情報システム導入状況調査
調査対象者:各医療機関で勤務する医師
集計対象:実際に購買に関与している人 2,031人を対象に集計
実施期間:2023年3月
サンプリング:日経BPが運営する「日経メディカルonline」の登録者
調査方法:インターネット調査
■本サービスにより提供する価値
患者さんからのお問い合わせ(診療時間や休診日など)に対して対話型AIが、人のように自然な音声でご案内いたします。従来のIVRのような機械音声とは異なり、聞き取りやすく抑揚があり、人に近い音声で案内します。これにより、電話対応が自動化され、「電話業務」にかかっていた時間やコストを削減できるため、スタッフの業務効率化が図れます。さらに、患者さんの利便性向上とサービスレベルの改善が期待でき、満足度の向上にもつながります。
■株式会社GENOVAについて
株式会社GENOVAは、「ヒトと医療をつないで健康な社会を創る」をミッションとして掲げ、サービスを提供しているヘルスケアテック企業です。日本が現在直面している少子高齢化に伴う医療人材不足への対応、そして国の医療費負担拡大に伴う健康寿命増進と適切な医療アクセスの必要性といった社会課題を解決すべく活動しています。当社の提供するサービスで患者さんや利用者の医療・健康における不安や不満を解決し、ヒトと医療をつないで健康な社会を創ります。
社名:株式会社GENOVA
設立:2005年7月
本社:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 34F
代表者:代表取締役社長 平瀬 智樹
【お問い合わせ】
株式会社GENOVA
お問い合わせフォーム:https://genova.co.jp/contact