IBM、2024年ガートナーAPI管理部門でリーダーに選出される

IBM、2024年ガートナーAPI管理部門でリーダーに選出される

IBMがガートナーAPI管理で9回目のリーダー選出を達成

IBMは、2024年のガートナーによるAPI管理に関するマジック・クアドラントにおいて、リーダー企業の一つとして評価されたことを発表しました。これは17のAPI管理ソリューションベンダーの中で、実行能力とビジョンの完全性に基づく評価結果です。IBMがリーダーに選ばれるのは9回目となり、継続した技術革新と市場での強力な立ち位置を示しています。これにより、顧客やパートナーに対する信頼性がさらに高まります。

この記事の要約

  • IBMがガートナーのAPI管理マジック・クアドラントでリーダーに選出。
  • 今回の評価は17社のAPI管理ベンダーに基づくもの。
  • IBMがリーダーに選ばれるのは9回目の実績。

ラシュミ・カウシク|インテグレーション・ポートフォリオ、プロダクト・マネジメント・ディレクター

2024年10月28日

IBMは、ガートナー社による2024年ガートナー・API管理のマジック・クアドラントにおいて、リーダーの1社として評価されたことを発表しました。ガートナーは、17のAPI管理ソリューション・ベンダーを評価し、実行能力とビジョンの完全性を基に評価しました。IBMがこのレポートでリーダーの1社と評価されるのは今回で9回目となります。

IBMに関するForrester Wave Leaderの結果もご覧ください。

API管理ソフトウェアを購入する際のポイント

ほぼすべての組織が、アプリケーション、システム、データを接続するデジタル・エコシステムのバックボーンとしてAPIを採用しています。堅牢な API 戦略と適切な API 管理ソリューションの組み合わせは、アジャイルでスケーラブルな運用を確保するために不可欠です。ガートナーは、API管理ベンダーの分析の一環として、マジック・クアドラント・レポートを補完する、API管理における6つの主要なユースケースに焦点を当てた、各社が提供する製品についてより深い洞察を提供する「API管理のためのクリティカル・ケイパビリティ(重要な機能)」レポートも発表しました。

IBMは6つのユースケースのうち4つで最も高いスコアを獲得

ガートナーは、17 社の API 管理ソリューション・ベンダーを評価し、6 つの主要なユースケースを対象として、各ベンダーの製品の能力に重み付けを行いました:

  1. モバイル/WebバックエンドAPI

  2. APIを使った統合

  3. 内部API管理

  4. APIの生成

  5. 分散API管理

  6. AIイネーブルメント

これらの各ユース・ケースの詳細と、それらが進化するビジネス・ニーズに対応するために不可欠である理由については、Gartner Critical Capabilities レポートを無料でお受け取りください。IBMは、6つのユースケースのうち4つで最も高いスコアと評価されており、内部API管理および分散API管理のユースケースでは上から5社以内のスコアと評価されています。

IBMにおけるAPI管理の未来

7月1日、IBMがSoftware AGからwebMethodsの買収を完了したことを発表しました。Software AG.はwebMethodsにおいて、ガートナーのAPI管理のマジック・クアドラントおよび同分野のクリティカル・ケイパビリティ・レポートにおいて、IBMとは別途、それぞれ評価されていることが確認できます。ソフトウェアAGは2024年まで6年連続でガートナーのAPI管理のマジック・クアドラントでリーダーの1社と評価されていました。2024年には、同分野のクリティカル・ケイパビリティで、6つのユースケースのうち5つで上位5位以内のスコアと評価されています。

今回の買収により、IBMの意図は、API ConnectとwebMethodsの専門知識とクラス最高の機能に加え、watsonxを搭載した責任あるAIにおける市場をリードする地位を活用し、革新的で堅牢なエンタープライズ統合ソリューションをお客様に提供することです。IBMとwebMethodsに関する最新情報の配信をご希望の方は、ご登録ください。

詳細はこちら

  • IBM API Connect の詳細をご覧ください:IBM API Connect の機能とメリットについて詳しく学び、ケース・スタディーやユーザー・レビューを読んで、お客様の声をご覧ください。

  • IBM webMethods API Management の詳細をご覧ください:IBM webMethods API Management の詳細については、多機能 iPaaS が API の未来である理由も含めてご覧ください。

  • ガートナーAPIマネジメントについての Critical Capabilitiesレポートはこちらからお読みいただけます。

ガートナー、2024年10月21日、Critical Capabilities for API Management (

API管理のためのクリティカル・ケイパビリティ(重要な機能)、ジョン・サントロアンドリュー・ハンフリーズマーク・オニールニコラス・カーターシャミーン・ピライ

ガートナー、Magic Quadrant for API Management(API管理のマジック・クアドラント)、Shameen Pillai, John Santoro, 16th October,2024.このレポートは、2011年から2022年までのフルライフサイクルAPI管理のマジック・クアドラントと題されています。

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当報道資料は、2024年10月28日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちらを参照ください。

当ニュースリリースは、以下の当社ホームページに掲載しています:https://jp.newsroom.ibm.com/2024-11-07-blog-ibm-named-a-leader-in-the-2024-gartner-r-magic-quadrant-tm-for-apiI-management

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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