株式会社ゼストが静岡県看護協会と共に『ZEST』導入、訪問看護業務の効率化を実現

株式会社ゼストが静岡県看護協会と共に『ZEST』導入、訪問看護業務の効率化を実現

静岡県看護協会とZEST導入で訪問看護の効率化実現

株式会社ゼストは、公益社団法人静岡県看護協会による収益改善プラットフォーム『ZEST』の導入を発表しました。このシステムは、訪問看護業務の効率化を目指し、スケジュール管理の負担を軽減し、訪問看護師が本来の業務に専念できる環境を提供します。導入により、従来の紙やホワイトボード管理からAIによる自動スケジュール作成に移行し、調整ミスを減少させます。また、看護ステーションの従事者は、今後のケアの質向上に寄与することを期待しています。新しいシステム導入への不安もありましたが、サポートを受けながらスムーズに活用できるようになりました。

この記事の要約

  • 静岡県看護協会がZESTを導入し業務効率化。
  • AIシステムで訪問スケジュール管理が簡素化。
  • 看護ケアの質向上と利用者の信頼確保を期待。

株式会社ゼストは、公益社団法人 静岡県看護協会が、同社が提供する、在宅医療・介護業界導入社数

No,1(※)の収益改善プラットフォーム『ZEST』を導入したことを発表します。

※2024 年 2 月期_指定領域における市場調査【調査機関】日本マーケティングリサーチ機構

静岡県看護協会は、県内在住の保健師・助産師・看護師・准看護師が加入する職能団体です。本会は、看護職の資質向上と県民の皆さんの保健医療・福祉の向上を目指しており、「教育研修」「地域活動」「安心して働き続けられる環境づくり」の3つに基づく事業を展開しています。「地域活動」の一環として、県内4箇所で訪問看護ステーションを運営しており、在宅におけるケアを必要とする人々に対し、生活の質を確保し住み慣れた地域や家庭で療養が続けられるように、在宅ケアの充実を図っています。今回、静岡県看護協会の全4ステーションで導入となりました。

  • 「ZEST」導入の背景

アナログ管理による訪問の抜け漏れ防止に時間と労力を割いていた状況改善のために

「ZEST」導入前は、ホワイトボードや紙で訪問スケジュールを作成していました。1カ月単位で作成していましたが、日々の変更が多く、作成した内容を頻繁に修正する必要があり、その都度、ホワイトボード上の予定を動かしたり、紙に書いた予定を消しゴムで消して修正するため、抜け漏れなどのミスが発生しやすくなっていました。その結果、効率性の向上よりも全ての訪問を抜け漏れなく行うことが最優先となり、効率的なスケジュール管理が難しい状況が続いていました。以前にも請求ソフトからの活用やエクセルでの管理を試みましたが、使い勝手の面でIT化が進みませんでした。このような状況の中で、より効果的なスケジュール管理方法やツールを探していたときに、他社様の事例で「ZEST」を知り、導入に至りました。

  • 導入の効果

スケジュール作成の時間を15時間削減!課題であった訪問の抜け漏れも改善

「ZEST」の導入により、訪問スケジュールの作成にかかる時間・抜け漏れが大幅に改善されました。以前はホワイトボードや紙での管理により、ミスや連絡漏れがあり、スケジュール作成や日々の変更対応など、合わせて1カ月で16時間以上かかっていました。しかし、「ZEST」導入後は、シフト調整や割り当ては1時間程で完了し、特に当日の変更があった場合は朝の調整が大変でしたが、今では5~10分程度少し調整するだけで完了するようになりました。また、「ZEST」の機能の中には提供票と同じ形式の画面表示があるため、毎月のサービス提供内容のチェックがしやすくなり、訪問の抜け漏れがなくなりました。結果として、管理業務が効率化し、時間の大幅な削減と正確な訪問管理を実現することができています。

  • 静岡県看護協会様からのコメント

常務理事 松井 順子様

訪問看護ステーションのスケジュール管理は、訪問看護ステーションにとっては最も大きな課題であり、スタッフにとっても負担の大きな業務だと感じていました。訪問看護師の頭の中でしかできなかった細かく複雑な利用者訪問調整が、今回のZEST導入により、効率的にかつ的確なスケジュールが短時間で作成され、しかも調整ミスも少なくなっています。スタッフは安心して訪問看護に専念できます。スケジュールのミスは訪問の抜け漏れや二重対応を引き起こし、利用者の信頼を損なうだけでなく、スタッフの負担をさらに、増大させます。今後はこのZESTを使いこなすことにより、煩雑なスケジュール管理業務がさらに短縮され、ケアの質の向上や安定したケアの提供が可能となることを期待しています。これにより、事業所運営の安定化とともに、より多くの利用者に安心と信頼を届けることができるのではと感じています。

訪問看護ステーションいわた 長瀬様、福田様、松浦様

ZESTを導入することになったときは、今まで紙やホワイトボードで管理していたので、自分たちの頭で組んでいた訪問スケジュールをAIが自動で作成できるなんて全く想像がつきませんでした。さらに、新しいシステムを導入することによる初期設定の負担や使いこなせるのかという不安もありましたが、初期のデータ入力はご対応いただけましたし、導入後の操作方法に関するサポートも丁寧に対応いただいたため、スムーズに導入することができました。

やはり、最適な訪問スケジュールを人間の頭で考えるのは限界が来てしまうと思うと思います。特に変則的な契約やスタッフの勤務形態であることも多いですし、スタッフへの負担などを考えて直行直帰の体制をとりたい事業所には必須のシステムだと思っています。実際に、我々も今では紙での管理に戻るのは想像できないほど、我々の業務になくてはならない存在になっています。我々のZESTの活用事例が少しでも多くの従事者の方に届いて、訪問スケジュールに関するお悩みだけでなく、理想の事業所運営を実現できる事業所が増えていくことを願っています。


  • 訪問スケジュールから収益を最大化する 収益改善プラットフォーム「ZEST」

「ZEST」は、在宅医療・介護業界の事業所の収益最大化をサポートするプラットフォームを提供しております。訪問サービスに欠かせない訪問スケジュール作成を、ZESTでデジタル管理する際に蓄積された様々なデータを活用し、事業所の収益改善に欠かせない活動をサポートできるサービスを提供しています。

訪問スケジュール作成をZEST化するだけで、「稼働率の向上」、「採用できる・定着する職場環境づくり」、「営業効率の最大化」のすべてをサポートし、最終的に安定したケアを提供し続けることのできる事業所経営・運営に貢献します。

  • 株式会社ゼスト 会社概要

「護りたい、その想いを護る。」をミッションに掲げ、従事者の皆様が利用者へのケアを続けられるように、在宅医療・介護事業所の収益を最大化させるプラットフォームを提供し、デジタルの力で業界貢献をしております。「ZEST」プラットフォームのサービスとしては、AI搭載 訪問スケジュール自動作成クラウド「ZEST SCHEDULE」や現場スタッフが快適に働くための「ZEST HUB」、事業所の経営・運営状況を可視化するダッシュボード「ZEST BOARD」、多職種連携をサポートする「ZEST MEET」を提供しております。また当サービスは在宅医療・介護現場で使用いただくシステムであるため、セキュリティ対策として、ISMSと3省2ガイドライン対応 および 医療ISACの認証を取得しており、安心してお使いいただけるように尽力しております。

会社名:株式会社ゼスト

代表取締役社長 CEO:一色淳之介

所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿二丁目3番11号 VORT新宿御苑4階

業務内容:

在宅医療・介護業界の収益改善プラットフォーム「ZEST」の運営、その他関連事業

プロダクトHP:https://zest.jp/

コーポレートHP:https://zest.jp/corporate

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ