PenetratorとAlgomaticが共催するハッカソンにGoogleとプレイドが参画
PenetratorとAlgomatic共催ハッカソンにGoogleとプレイド参画
株式会社Penetratorと株式会社Algomaticは、生成AIと衛星画像データを活用した都市開発をテーマにしたハッカソンを開催します。このイベントには、個人やチームでの参加が可能で、オンライン参加もできます。参加者は2024年11月6日まで募集しており、衛星データを専門知識なしで利用できるようにサポート体制を整えています。生成AIの技術を駆使し、新しい価値を創出する機会を提供し、参加者の創造性を引き出す場となることを目指しています。各業界の新陳代謝を促進するために、あなたのアイデアをぜひお待ちしています。
この記事の要約
- PenetratorとAlgomaticが共催するハッカソンに参加者を募集中。
- 生成AIと衛星データを用いた都市開発がテーマ。
- オンライン参加も可能で、専門知識がなくても利用できるサポートが整備されている。
JAXA発スタートアップで衛星データとAIで不動産仕入れのすべてのプロセスをDXするSaaS『WHERE』を提供する株式会社Penetrator(本社:東京都文京区、代表取締役:阿久津岳生、以下Penetrator)は、生成AI技術を活用したサービスの開発・提供を手掛ける株式会社Algomatic(本社:東京都港区、代表取締役社長:大野峻典、以下Algomatic)と共催で、都市開発や地域特性の最適化をテーマに、生成AIと衛星画像データを活用したエンジニア向けのハッカソンイベントを開催いたします。
イベントには個人参加・チーム参加いずれも可能となっており、2024年11月6日(水)まで参加者を募集しております。当ハッカソンは全期間オンラインでの参加も可能です。
■ ハッカソン開催の背景 – 宇宙へのチャレンジに応えるユースケースを求めて –
2023年から2024年にかけて、宇宙系スタートアップの上場数は4社、1兆円規模になるJAXA宇宙戦略基金が発表されるなど、宇宙ビジネスへの期待は高まるばかりです。弊社はハード開発ではなく、衛星データ利用側の立場ですが、新しいデータを元に莫大な投資に見合うだけの市場を模索していくことが、大きなリスクを取っている宇宙ハードウェア開発スタートアップのチャレンジに応えることになると考えています。市場サイドとして、不動産市場は一つの出口だと捉え、サービス開発に取り組んでいますが、技術サイドでは生成AIが一つの解になるのではという期待があります。
生成AIやLLM(大規模言語モデル)の活用により、これまで難易度の高かった画像分類がトレーニングデータがなくとも行えたり、複数の統計データを組み合わせることで、専門家に近い定性的な状況判断が高速に可能になってきました。今回、衛星データという扱いづらいデータをできるだけ専門家でなくても扱えるように整備し、滑らかに開発に移れるようにサポート体制を構築し、皆さんの創造性を存分に発揮いただけるようなハッカソンにできるように準備を進めています。あなたのアイデアが、人類の宇宙への進出を大きく進めるきっかけになるかもしれません。ぜひ、奮ってご参加ください。
■ ハッカソンのテーマ
以下の3つのテーマから1つを選択し、チームで開発を進めていただきます。
①都市の持続可能性と災害対策の未来
衛星データと生成AI・LLMを活用して、都市の持続可能性や災害リスクを評価し、未来の都市開発や防災計画に役立つ新しいツールやシステムを提案する。
例:
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ソーラーパネルの設置数見積もり
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都市のエネルギー効率を最適化するための予測モデル
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都市の災害リスクを評価し、対応策を提案するシステム
②データ駆動型の地域特性解析と最適化
緯度経度に紐づく不動産情報や衛星データを活用し、地域ごとの特性を深く理解し、最適な活用法やリスク管理方法を提案するツールを開発する。
例:
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特定地域の不動産データを分析し、新しいビジネスや公共サービスの機会を発掘する
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地域の文化財や環境を守るためのリスク評価システム設計
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データ駆動型の地域特性解析と最適化
③未来の都市と社会を創造するデジタルツール
衛星データと生成AIを組み合わせて、未来の都市と社会が直面する課題に対応するためのデジタルツールを創造する。
例:
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EVチャージャー設置数見積もり
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都市熱環境の変化を予測し、ヒートアイランド現象を緩和するためのシステム構築
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未来の都市開発シナリオをシミュレートし、最適な都市計画を提案
■開催スケジュール参加者募集期間:
2024年11月6日(水)23:59まで
※個人参加・チーム参加いずれも可
開発キックオフ:
2024年11月11日(月)19:00-21:00
会場:Algomatic 3Fイベントスペース(Google Mapで見る)
開発期間:
2024年11月11日(月)〜11月27日(水)
プレゼンテーション:
2024年11月28日(木)18:30-22:00
会場:株式会社プレイド オフィス(ルートガイド)
■申し込み方法
下記のリンクから、エントリーをお願いいたします。
■参加条件
個人参加・所属組織内でチームを組んでの参加・複数会社のメンバーでチームを組んでの参加いずれでも可能
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1チーム最大4名まで
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チーム参加の場合も個人で申し込みを行い、チームでの参加のチェック欄に必ずチェックをお願いいたします
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希望が特になければスキルによってチーム割り振りをします
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チームの組成は希望に添えないことがあります
■推奨スキル(全て満たす必要はございません)
Webアプリケーション開発経験
APIを実行でき、PythonやJavaなど何かしらの言語でWebアプリケーション開発経験がある方(目安:2〜3年)
生成AIの実装経験
GANsやTransformersに関する知識、生成AIモデルのトレーニング・チューニング経験
機械学習の知識
主要なアルゴリズムの理解(回帰分析、分類、クラスタリング)があること
■参加者特典
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インフラクラウドスポンサーであるグーグル社より、1人あたり$300USDのGoogle Cloud利用枠を提供いただきます。
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希望される方は無償でロゴスポンサーとして所属企業のロゴや企業紹介文・採用ページをイベントページ掲載+発表会時にご紹介させていただく予定です。(掲載可否については運営からお伺いさせていただきます)
■インフラクラウドスポンサー
グーグル合同会社
■会場&ドリンクスポンサー
■審査員
株式会社sorano me 代表取締役社長 / 株式会社Archeda 取締役
城戸 彩乃 様
宇宙ビジネス関連のメディア「TELSTAR」や「宙畑-sorabatake-」の立上げを行い宇宙技術の情報発信・リサーチ・利活用企画に取り組んだのち、さくらインターネットにて「政府衛星データプラットフォームTellus」のプロダクト開発に携わり、起業。
sorano meでは、他分野から宇宙ビジネスにかかわることができる副業プラットフォーム「ソラノメイト」の運営を行い、起業支援や人材育成を中心に活動。2022年よりネイチャーポジティブを目指す「株式会社Archeda」がプラットフォーム発ベンチャーとして立ち上がり、取締役に就任。
文部科学省 国立研究開発法人審議会 宇宙航空研究開発機構(JAXA)部会 委員、衛星地球観測コンソーシアム 社会実装分科会副主査、令和4年度経済産業省 2050年カーボンニュートラルに向けた若手有識者研究会 委員など。
JAXA宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 教授
田中 智 様
1964年京都府生まれ。現在、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所太陽系科学研究系教授であり、はやぶさ2拡張ミッションプロジェクトサイエンティスト併任。
専門は高圧力物性と地球・惑星の内部構造。槍型の着陸機「ペネトレータ」を月面に貫入させる技術開発や月震計の開発を通じて、惑星内部の直接探査を目指している。また、未公開のアポロ取得データの解析や、月や地球など固体惑星の内部構造、惑星表面の熱物性とその影響についても研究している。
株式会社Algomatic 代表取締役CEO
大野 峻典 様
東京大学工学部卒。東京大学にて深層学習を用いた研究プロジェクトに従事。Indeedにて新規事業のソフトウェア開発・プロダクトマネジメント、機械学習基盤の開発を行う。2018年、機械学習・深層学習を用いたソリューション開発を行う株式会社Algoageを創業。
2020年、DMMグループへM&Aによりジョイン。2023年、大規模言語モデル等生成AI技術を活用した、サービスの開発・提供を行う株式会社Algomaticを創業。
■ 株式会社Penetratorについて
社名:株式会社Penetrator
所在地:〒113-0023 東京都文京区向丘2-3-10 303
代表者:阿久津岳生
設立:2022年2月22日
事業内容:不動産取引支援SaaS「WHERE」の開発・販売、及び宇宙探査機の製造
■ 株式会社Algomaticについて
社名:株式会社Algomatic
所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者:大野 峻典
設立:2023年4月13日
事業内容: 大規模言語モデル等生成AI技術を活用した、サービスの開発・提供
■ 本リリースに関するお問い合わせ先
pr@pntwhere.com