早稲田大学とエキュメノポリス、次世代言語教育AIシンポジウム開催へ

早稲田大学とエキュメノポリス、次世代言語教育AIシンポジウム開催へ

早稲田大学が次世代言語教育をテーマにシンポジウム開催

早稲田大学とエキュメノポリスは、次世代言語教育にフォーカスしたAIシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、AI技術の急速な進化に対応した言語コミュニケーション教育の必要性を探り、文理を融合した新たな教育モデルを提案することを目的としています。また、現地参加者には実機デモの体験も用意されており、イノベーションと実践の橋渡しとなる貴重な機会となります。参加申し込みは公式サイトから可能です。

この記事の要約

  • 早稲田大学とエキュメノポリスが共同でシンポジウムを開催。
  • 次世代言語教育のAI技術を活用した取り組みを提案。
  • 現地参加者には実機デモの体験機会が提供される。

早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構 知覚情報システム研究所と株式会社エキュメノポリスは、2024年10月30日(水)に「次世代言語教育AI」をテーマにシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、最先端のAI技術と教育現場での具体的な応用事例を紹介すると共に、早稲田大学発スタートアップである株式会社エキュメノポリスが開発した英会話能力診断サービス「LANGX(ラングエックス)」のデモンストレーションも実施します。

現地参加 or Zoomオンライン参加

参加申し込み https://www.equ.ai/event/waseda2024

※ 実機デモなどもご体験いただけますので、現地でのご参加をお勧めいたします。

■ 背景・目的

AI技術の進化が目覚ましい中、早稲田大学では文理の垣根を越えて、次世代の言語コミュニケーション教育を推進する取り組みを進めています。

本シンポジウムは、全学的なグローバルエデュケーションセンター(https://www.waseda.jp/inst/gec/)と、次世代ICT技術研究の中核を担うグリーン・コンピューティング・システム研究機構(https://www.waseda.jp/inst/gcs/)が中心となり、AI技術を活用した英語コミュニケーション学習支援技術についてご紹介します。

早稲田大学発のスタートアップである株式会社エキュメノポリス(https://www.equ.ai/)により「対話型英語スピーキング診断サービス」として製品化されています。正規英語科目「Tutorial English」で本格導入され、国内外の教育機関でも採用が進んでいます。

当日は、最新のAI研究と教育がどのように連携し、新しい学びを生み出しているかについて、具体的な事例をもとにご報告いたします。また、文部科学省やOECDなどの国内外のステークホルダーと進める実証実験の成果についても発表し、それが世界的な教育改革にどのような影響を与えるかについて議論します。

早稲田大学発の文理融合型技術と言語コミュニケーション教育が切り拓く未来にご期待ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

■ イベント詳細

  • イベント名:「次世代言語教育AIシンポジウム」

  • 日時:2024年10月30日(水)13:00〜17:00

  • 場所:早稲田大学40号館 1Fカンファレンスルーム(東京都新宿区早稲田町27)

  • イベントサイト:https://www.equ.ai/event/waseda2024

13:00〜 オープニング

・須賀 晃一 早稲田大学 副総長・教学統括

・高田 和幸 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) AI・ロボット部 部長

・武藤 久慶 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長

13:20〜 講演(第1部)

・早稲田大学 Tutorial English AI プロジェクトの展開 – 松山 洋一 GCS研究機構 客員主任研究員 / 株式会社エキュメノポリス 代表取締役

14:20〜 休憩

14:40〜 講演(第2部)

説明可能なAI技術を用いた診断評価 – 鈴木 駿吾 GCS研究機構 次席研究員 / 共進化PJ研究代表

対話システムを用いたインタラクション能力評価 – 江口 政貴 GCS研究機構 次席研究員

言語テスト妥当性の観点から見たLANGX Speaking – 澤木 泰代 教育学研究科長

15:50〜 パネルディスカッション「教師-生徒-AIの関係再構築に向かって」

パネラー

・田熊 美保 OECD 教育・スキル局 シニア政策アナリスト

・武藤 久慶 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長

・山本 崇雄 横浜創英中学高等学校 副校長

・松山 洋一 株式会社エキュメノポリス 代表取締役 / 早稲田大学

16:20〜 クロージング

・小林 哲則 GCS研究機構 知覚情報システム研究所 所長

■ LANGXおよびエキュメノポリスに関する最近の主な受賞歴

  • 大学発ベンチャー表彰2024「科学技術振興機構理事長賞」受賞

  • 東洋経済2023「すごいベンチャー100」選出

  • SXSW EDU Launch 2023 東アジアで唯一ファイナリスト登壇

  • SIGDIAL 2024 Best Paper Award(診断型対話エージェントシステムInteLLAに関して)

  • ISCA Award for Best Paper 2023(マルチモーダル対話インタラクション技術に関して)

  • Reimagine Education Award 2021「学習アセスメント」部門ブロンズ賞

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● 大学発ベンチャー表彰2024で早大発の研究開発型スタートアップ『エキュメノポリス』がJST理事長賞を受賞 https://www.waseda.jp/inst/entrepreneur/news/2024/08/27/5913/

● 文理融合で社会実装 言語教育のAI活用を支える言語テスト妥当性研究の真髄 https://www.waseda.jp/inst/research/news/77688

■ お問い合わせ

株式会社エキュメノポリス

https://www.equ.ai/ja/contact

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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