株式会社セキュア、手頃な価格のAI検知プラットフォーム発売開始

株式会社セキュア、手頃な価格のAI検知プラットフォーム発売開始

株式会社セキュア、AI検知プラットフォームを発表

株式会社セキュアは、手頃な価格のAI行動検知プラットフォーム「SECURE AI BOX Lite」を2024年10月17日より販売開始します。これは、既存の「SECURE AI BOX」の軽量版で、機能を絞り込むことで価格を半分に抑えることを実現。商業施設や工場、建設現場など、幅広い用途での利用を想定し、追加ライセンスを用いた多様なアプリケーションの提供も行います。また、監視ビューアーが無料で提供されるため、小規模事業者にも導入しやすい設計です。

この記事の要約

  • AI検知プラットフォーム「SECURE AI BOX Lite」を発表
  • 価格を半分に抑え、小規模事業者向けに導入しやすく
  • 商業施設や工場などでの幅広い活用が可能

セキュリティソリューションを提供する株式会社セキュア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:谷口 辰成、証券コード:4264、以下「セキュア」)は、AIによる行動検知・通知プラットフォーム「SECURE AI BOX Lite」を2024年10月17日(木)より販売開始することをお知らせします。

「SECURE AI BOX Lite」は2月に発売した「SECURE AI BOX」の簡易版で、チャンネル数を8から4に減らすなど機能を絞り込むことで価格を2分の1にしました。導入費用を抑え、さらに監視ビューアーを無料提供することで小規模事業者への導入拡大を目指します。

■概要・特徴

(1)用途や場所に合わせたエッジ処理によるAI解析

「SECURE AI BOX Lite」はAIを活用したアルゴリズムによって人物や車両等のオブジェクトを検出する、高度な検知プラットフォームです。商業施設や工場、建設現場、駐車場など、あらゆる業種の施設・シーンでの活用を想定しています。

監視やマーケット分析などの用途に合わせ、14の検知項目から選択、運用できるのが特徴で、既存の監視カメラシステムにも導入可能です。また、追加ライセンス(有料)により、その他数十種類のアプリケーションを選択することができます。

検知項目の詳細は下記のURLをご覧ください。

https://secureinc.co.jp/solution/secure-vs-feature2.html

(2)想定される活用シーン

① セキュリティ「建設現場・工場など」:エリア侵入、ラインクロス
AIを活用した監視カメラを導入することで警備の省人化を図れます。また、侵入禁止エリアへの侵入を検知すると指定された方法(管理者への通知やランプ点灯など)で通知され、作業員の安全を守ります。 

② セーフティ「病院・介護施設など」:転倒検知、うろつき検知、エリア侵入、手足の侵入
人目のないところで転倒してもカメラ映像をAIが解析し、即時検知・通知することで早期に発見できます。また、うろつき検知を活用することで入居者が不明になることや事故を未然に防ぎます。 

③ マーケティング「商業施設・店舗など」:特定方向姿勢検知、ゾーンカウント

店舗内に設置したカメラ映像をAIが解析し、商品に関心のあるお客様や混雑状況を検知することができます。例えば、特定の方向を向いたお客様に対して音声通知をすることで、よりパーソナライズされた関心度が高い情報を届けることができます。また、指定したエリアに滞留する人数をカウントし、混雑具合や商品の注目度を調査することも可能です。

(3)無料の監視ビューアー

パソコン画面上で確認できるビューアーが追加料金なしで使用できます。わかりやすいインターフェースで直感的な操作が可能です。

監視ビューアー操作画面

(4)用途に合わせた通知方法とシステム構築が可能

監視カメラ映像を入力し、エッジ処理によるAI解析を行います。イベント発生時の通知方法を選択できるため、運用用途に合わせたシステム構築が可能です。

■今後の展開

セキュアは機能を絞ることによって価格を2分の1に下げた「SECURE AI BOX Lite」で小規模事業者のAI導入を支援します。監視カメラはアナログからデジタル化、AI活用が進み、防犯以外の用途にも利用シーンが拡大しています。セキュアは監視カメラを高度なITネットワークソリューションと位置づけ、経営に役立つビジネスソリューションとして進化させてきました。 「SECURE AI BOX Lite 」も監視カメラの用途拡大を目的としたプラットフォームとして販売を開始しました。今後もスマートシティ、スマートビルディングを推進しながら、安心・安全でスマートな社会作りに取り組んでまいります。

■参考URL

(1)SECURE AI BOX

URL: https://secureinc.co.jp/device/eye/ai_box.html

(2)セキュア、AIによる検知・通知プラットフォーム「SECURE AI BOX」を販売開始

URL:https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=1918

■セキュアについて

会社名 : 株式会社セキュア

所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階

代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成

設 立 : 2002年10月16日

URL : https://www.secureinc.co.jp/

「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供しています。顔認証による入退室管理システムでは、2020年、2021年、2022年と3年連続マーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去10,000社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ