株式会社ゼスト、兵庫県との連携で在宅医療のDX実証実験開始
ゼストと兵庫県が連携し在宅医療のDXを推進するプロジェクト開始
株式会社ゼストは、兵庫県多可町と連携し、在宅医療におけるデジタル変革(DX)を促進するための実証実験を開始しました。テーマは「訪問ルート構築支援」で、地域包括支援センターが介護業務を効率化するため、AIを活用した訪問スケジュール自動作成クラウド「ZEST」を導入します。このプロジェクトにより、ケアマネジャーの業務負担軽減を目指し、高齢化が進む地域での医療サービスの質向上を図ります。
この記事の要約
- ゼストが兵庫県多可町と協力し実証実験を実施。
- 訪問ルートやスケジュール最適化で業務効率化を目指す。
- AIシステム「ZEST」によってケアマネジャーの負担軽減を図る。
在宅医療・介護のDXを推進する株式会社ゼスト(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:一色淳之介)は、兵庫県が取り組む自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトである「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」にて、「訪問ルート構築支援」をテーマに、兵庫県多可町ふくし相談支援課と連携し、実証実験を実施することをお知らせいたします。
-
採択プロジェクトの詳細
「訪問ルート構築支援/専門職の訪問スケジュールとルートを最適化して業務を効率化したい!」
多可町は、地域包括支援センターを直営しており、ケアマネジャー業務だけでなく、介護予防事業、総合事業や権利擁護事業、認知症対策事業など、多職種で業務も分担しており、職員の負担は年々増加。このような状況下で今後さらに高齢化が進む中で、ケアマネジャー業務を効率化することは喫緊の課題だと捉えていました。
多岐に渡るケアマネジャー業務の中でも今回はケアマネジャーの訪問業務に関わる訪問ルートや訪問スケジュールの最適化による業務効率化を目的としたプロジェクトを、AI搭載 訪問スケジュール自動作成クラウド「ZEST」を活用し、行うこととなりました。
「ZEST」は在宅医療・介護のサービス提供事業所向けに幅広く提供し、業界No.1の導入事業者数を獲得しているサービスとなりますが、今回のプロジェクトでは、新たにケアマネジャーの訪問スケジュール・ルート作成支援における実証を行う予定です。
<課題>
3ヶ月ごとの定期モニタリングの時期に合わせて、各ケアマネジャーが訪問スケジュールとルートを各自で設定しているものの、作業は手動で行っており、スケジュールやルートを精査するにも時間と工数がかかっている。
さらに、専門職による在介訪問時に最適な訪問ルートを設定する際にも、手動で行うため時間を要している。
<実証内容>
特定の職員の訪問日程と訪問先の住所をAI等に学習させ、どういう日程でどのルートで回るとより効率的にモニタリング業務をこなせるかを検証し、既存の方法と比較して、一定期間中に回ることができるモニタリング件数を増やせるかを検証する。
※引用:https://hyogo-tech.jp/project/2024-taka-3/
-
ひょうごTECHイノベーションプロジェクトとは
「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、県内にある様々な社会課題・地域課題について、情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術なども活用し、解決を図っていくプロジェクトです。スタートアップ等の事業者と課題を抱える自治体職員が協働して、実証を通じて新しいサービスの構築・実装を目指しています。
-
株式会社ゼスト 会社概要
「護りたい、その想いを護る。」をミッションに掲げ、従事者の皆様が利用者へのケアを続けられるように、デジタルの力で業界貢献をしております。「ZEST」プラットフォームのサービスとしては、AI搭載 訪問スケジュール自動作成クラウド「ZEST SCHEDULE」や現場スタッフが快適に働くための「ZEST HUB」、事業所の経営・運営状況を可視化するダッシュボード「ZEST BOARD」、多職種連携をサポートする「ZEST MEET」を提供しております。また、ゼストは当サービスは在宅医療・介護現場で使用いただくシステムであるため、セキュリティ対策として、ISMSと3省2ガイドライン対応 および 医療ISACの認証を取得しており、安心してお使いいただけるように尽力しております。
会社名:株式会社ゼスト
代表取締役社長 CEO:一色淳之介
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿二丁目3番11号 VORT新宿御苑4階
業務内容:
在宅医療・介護業界の収益改善プラットフォーム「ZEST」の運営、その他関連事業
プロダクトHP:https://zest.jp/
コーポレートHP:https://zest.jp/corporate