auフィナンシャルサービスがAI活用の加盟店審査システム導入を発表
auフィナンシャルサービスがAIで加盟店審査を効率化
auフィナンシャルサービス株式会社は、AI技術を活用した新しい加盟店審査システムを導入し、業務の効率化を図ると発表しました。加盟店の申請数が増加する中、従来の審査業務ではリソースが逼迫しており、この問題に対処するためにAIによる自動判定機能を新たに搭載しました。これにより高度なWebサイト判定が可能となり、審査プロセスの自動化が実現。さらに、既存のシステムともシームレスに連携できる設計となっています。
この記事の要約
- auフィナンシャルサービスがAI活用の審査システムを導入。
- 加盟店の申請増加に伴う審査業務の効率化を目指す。
- 自動判定機能により、審査プロセスが自動化される。
auフィナンシャルサービス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 長野敦史、以下、「auフィナンシャルサービス」)は、AIを活用した加盟店審査システムを導入し、運用を開始したことをお知らせします。auフィナンシャルサービスの加盟店審査における各所のプロセスを、AIにより自動化することで、業務効率の向上を図ります。
■新たな加盟店審査システム導入の背景
auフィナンシャルサービスは、アクワイアリング事業を拡大する一方で加盟店の申請数増加に伴う審査業務のリソース逼迫の解消や業務効率化が喫緊の課題となっていました。
この課題に対し、AIによる自動判定機能を有する加盟店審査システムを新たに導入し、運用を開始いたしました。
■加盟店審査システムについて
本システムでは、加盟店審査業務において高度なWebサイト判定やAIを活用した審査プロセスの自動化、既存のシステムとのシームレスな連携が可能です。
導入後は、不備チェックや商材チェックが自動化されることにより、業務量を約8割削減する見込みです。さらに、本システムを利用したAIによる過去データの学習により、継続的な審査精度の向上が可能となり、審査時間のさらなる短縮が実現できます。
日本国内のキャッシュレス決済比率は2023年に39.3%※まで上昇し、今後も伸長が予想されています。auフィナンシャルサービスでは、本システムを活用して、加盟店様のキャッシュレス決済導入ニーズに迅速に対応し、事業拡大を支援してまいります。
※出典:経済産業省ホームページ
(https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240329006/20240329006.html)