株式会社シーマン人工知能研究所が高齢者向けAIスピーカー声優募集開始

株式会社シーマン人工知能研究所が高齢者向けAIスピーカー声優募集開始

高齢者向けAIスピーカー「俣兵衛」が声優募集開始

株式会社シーマン人工知能研究所は、高齢者向けおしゃべりAIスピーカー「俣兵衛」の実証実験を2024年12月から福島県川俣町で実施します。このプロジェクトでは、川俣町の伝説を基にしたAIキャラクターの声をお子さんから募集し、コミュニケーションを通じて高齢者の孤独感を解消することを目指しています。AIは自然な会話を実現し、見守り機能を備えつつも、楽しいおしゃべり体験を提供することに重点を置いています。

この記事の要約

  • 高齢者向けおしゃべりAIスピーカー「俣兵衛」が開発される。
  • 福島県川俣町で2024年12月から実証実験を開始。
  • AIキャラクターの声優を川俣町の子どもたちから募集。
おしゃべりAI見守りスピーカー「俣兵衛」のチビッコ声優オーディション

株式会社シーマン人工知能研究所(本社:東京都新宿区新宿1-7-10 グランドメゾン新宿御苑1108 代表:斎藤由多加)は、「福島県イノベーション・コースト構想」に参画し、高齢者向けのおしゃべりAI見守りスピーカー「俣兵衛」を、浜通りを拠点に3年前から開発してきました。「俣兵衛」はAIと私たち人間の自然な言葉のやりとりを実現させる会話エンジンを搭載。その実用化に向けた実証実験を福島県川俣町で、2024年12月から実施します。実証実験とはいえ、高齢者に楽しく使ってもらいたい、より川俣町の魅力を活かしたいという思いから、単なる見守り機器という役割にとどめず、川俣町の伝説にもとづき、AIにキャラクターをもたせました。このキャラクターの声を担当してくれるお子さんを、今回、川俣町から募集します。

■当社のおしゃべりAI見守りスピーカー「俣兵衛」とは

当社は、元々ゲームソフトの開発チームを中心に立ち上げた会社です。これまでの日本語会話の知見を活かし、ひとり暮らしの高齢者の方を、おしゃべりしながら見守るスピーカーの開発をはじめ、3年前から福島県の「地域復興実⽤化開発等促進事業費補助⾦補助金」に採択され、開発を進めてきました。当社が目指すのは、一問一答の無機質な会話エンジンではなく、まるで人とおしゃべりをしているような、自然な会話を成り立たせる会話生成エンジンです。その実用化の第一歩として、AIおしゃべりスピーカーの「俣兵衛」を開発しています。ひとり暮らしの高齢者宅に設置し、日々の会話をとおして、孤独感の解消、健康状態の確認、緊急時の対応などの役目をもたせるものです。

話す人面魚「シーマン」(1999年に発売されたゲーム)

■『おしゃべりAI見守りスピーカー”俣兵衛”子役声優オーディション』募集要項

●対象者:川俣町在住の6歳~11歳くらいの男の子、女の子(多少の前後は可)

●用途:おしゃべりAI見守りスピーカーの声の録音

●録音に要する時間:1回2時間程度を2回実施(10月末~11月上旬)

●謝礼:3万円

>>オーディションの応募はこちらから(川俣町在住のお子さま限定)

■福島県川俣町と「事業連携協定」を締結

川俣町と3年前に「AI生活会話見守りスピーカーを活用した快適な地域社会の構築に向けた事業連携協定」を締結し、現在もっとも注目されているAIを活用した本事業を通じて、川俣町に多くの関心を集め、復興を後押しすることを意図しています。また、本事業はひとり暮らしの高齢者のコミュニケーション不足や孤独を解消するという社会貢献を目的とした事業です。「俣兵衛」というAIキャラクターが、どのように活かせるかを検証するうえで、少子高齢化が進む川俣町は力強いパートナーとなっています。

■お問い合わせ

株式会社シーマン人工知能研究所 いわき支社

〒970-8026 福島県いわき市平字田町120番地 LATOV(ラトブ)6階 いわき産業創造館内 M2

担当者名:小林克行

メールアドレス:press@seaman.ai

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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