株式会社近代科学社、AI学習に役立つ数学基礎書を発行

株式会社近代科学社、AI学習に役立つ数学基礎書を発行

近代科学社がAI学習に役立つ数学書を発行

株式会社近代科学社は、2024年10月11日にAIやデータサイエンスに特化した数学基礎書『数理・データサイエンス・AIのための数学基礎』を発行しました。この書籍は、著者の岡田朋子氏によって執筆され、理工学分野の学習者に向けた内容となっています。また、近代科学社Digitalレーベルからの出版であり、オンラインでのオンデマンド型の提供が特徴です。書籍は印刷版と電子版の両方で提供され、特に電子版には一部カラーが使用されています。

この記事の要約

  • 近代科学社が新しい数学基礎書を発行しました。
  • 書名は『数理・データサイエンス・AIのための数学基礎』です。
  • 印刷版と電子版があり、デジタル出版の特徴があります。

インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、2024年10月11日に、近代科学社Digitalレーベル(※)より、『数理・データサイエンス・AIのための数学基礎』(著者:岡田 朋子)を発行いたしました。

(※近代科学社Digitalとは : 近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業する、デジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルです、詳細はこちらもご覧ください https://www.kindaikagaku.co.jp/kdd/scheme/

●書誌情報

【書名】数理・データサイエンス・AIのための数学基礎

【著者】岡田 朋子

【仕様】B5判・並製・印刷版モノクロ/電子版一部カラー・本文254頁

【印刷版基準価格】2、750円(税抜)

【電子版基準価格】2、750円(税抜)

【ISBN】(カバー付き単行本)978-4-7649-0717-1 C3041

【ISBN】(POD)978-4-7649-6090-9 C3041

【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764960909/

●内容紹介

本書は「数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルカリキュラム」の「1-6. 数学基礎」に準拠し、データやAIを活用するための数学・統計学の土台となる基礎知識を学ぶことをねらいとしています。15回分の授業で使うことを想定し、各章が授業1回相当になるよう構成。文章途中の空欄を埋めながら読み進めることで自分で考える力が付き、Excel演習でも手を動かしながら学ぶことで感覚的に数学を理解することができます。中学や高校では数学が苦手だった、という方のための一冊です。

●著者紹介

岡田 朋子(おかだ ともこ)

名古屋工業大学非常勤講師、愛知教育大学非常勤講師を経て、現在、名古屋経済大学経営学部准教授、愛知学院大学非常勤講師。

文系学生向けの数学の講義を長年担当し、試行錯誤をくり返している。

著書に『エクセルで学習するデータサイエンスの基礎 統計学演習15講(近代科学社)』がある。

博士(数理学)(名古屋大学)

●目次

第1章 順列、組み合わせ

1.1 順列

1.2 組み合わせ

1.3 Excelによる演習

第2章 集合、ベン図

2.1 集合

2.2 ベン図

2.3 集合の演算

2.4 Excelによる演習

第3章 確率

3.1 確率の意味

3.2 条件付き確率

3.3 Excelによる演習

第4章 代表値

4.1 平均値

4.2 中央値

4.3 最頻値

4.4 Excelによる演習

第5章 分散、標準偏差

5.1 分散

5.2 標準偏差

5.3 Excelによる演習

第6章 相関

6.1 共分散

6.2 相関係数

6.3 相関と因果関係

6.4 Excelによる演習

第7章 ベクトルの演算

7.1 ベクトルと行列

7.2 ベクトルの和とスカラー倍

7.3 ベクトルの内積

7.4 Excelによる演習

第8章 行列の演算

8.1 行列の和とスカラー倍

8.2 行列の積

8.3 Excelによる演習

第9章 多項式関数

9.1 多項式関数とは

9.2 1次関数のグラフ

9.3 2 次関数のグラフ

9.4 Excelによる演習

第10章 指数関数

10.1 指数の意味

10.2 指数関数のグラフ

10.3 Excelによる演習

第11章 対数関数

11.1 対数の意味

11.2 対数関数のグラフ

11.3 Excelによる演習

第12章 微分係数

12.1 関数の極限

12.2 関数の傾きと微分の関係

12.3 Excelによる演習

第13章 1変数関数の微分法

13.1 導関数

13.2 関数の増減とグラフ

13.3 Excelによる演習

第14章 1変数関数の積分法

14.1 不定積分

14.2 積分と面積の関係

14.3 定積分

14.4 Excelによる演習

第15章 まとめの演習

付録 空欄の答え

【近代科学社Digital】 https://www.kindaikagaku.co.jp/kdd/index.htm

近代科学社Digitalは、株式会社近代科学社が推進する21世紀型の理工系出版レーベルです。デジタルパワーを積極活用することで、オンデマンド型のスピーディで持続可能な出版モデルを提案します。

【株式会社 近代科学社】 https://www.kindaikagaku.co.jp/

株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。

数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/

株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【お問い合わせ先】

株式会社近代科学社

TEL:03-6837-4828

電子メール: kdd-qa@kindaikagaku.co.jp

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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