最先端アルゴリズムの社会実装に取り組むAIスタートアップ、株式会社Lightblue（代表取締役：園田亜斗夢、本社：東京都千代田区、以下「Lightblue」）は、生成AIの導入効果を最大化するための診断サービス「RAG Ready診断」をリリースいたしました。

本診断は、生成AIとRAG（Retrieval-Augmented Generation）の導入準備が整っているかを評価し、企業の生成AI活用の次なるステップをサポートすることを目的としています。

お問い合わせURL：https://www.lightblue-tech.com/rag-ready/

「RAG Ready診断」の概要

生成AIの普及により、企業の業務効率化はますます進んでいますが、単に生成AIツールを導入するだけでは十分に効果が発揮されないことが多くあります。特に、社内のデータベースを活用することは、生成AIの導入を成功させる上で重要な要素です。RAGを通じて社内のデータを効果的に参照することにより、業務に特化したアウトプットを生成し、業務効率の向上を実現することができます。一方で、RAGの推進方法がわからず、活用に踏み出せない企業も多いのが現状です。

この課題を解決するため、Lightblueは「RAG Ready診断」を開発し、企業が生成AIの導入効果を最大化できるようサポートします。「RAG Ready診断」では、生成AIツールを導入済み、または導入を検討中の企業向けに、RAGを用いた社内データ活用の適性を診断し、生成AIの活用可能性を最大限引き出すためのガイドラインを提供します。生成AIだけでなく、独自データの参照やシステム連携を通じた効率的な業務自動化が可能かどうかを包括的に評価することで、企業が最も効果的に生成AIを導入できる方法をご提案します。

「RAG Ready診断」の特徴

1. 生成AIとRAGの適合度評価：生成AIのプロンプトによるタスク自動化だけでなく、RAGを活用したデータ検索の効果を診断します。

2. 社内システムとの連携適性分析：既存の業務システムと生成AIの組み合わせによる効率化の可能性を明らかにし、具体的なシステム連携方法を提案します。

3. 具体的な活用提案：診断結果に基づき、RAGを通じた生成AIの最適な導入方法をカスタマイズした提案としてフィードバックします。

「RAG Ready診断」サービス提供に至った背景

2024年5月までに実施した生成AIワークショップの結果、生成AIだけで解決できる業務は全体の34％にとどまり、社内の独自データを活用するためにはRAGが不可欠であることが判明しました。RAGによるデータベース参照は、生成AIの能力を大幅に引き上げ、業務効率を飛躍的に向上させることが期待されています。「RAG Ready診断」は、このような背景から、生成AI導入の成功に必要なステップを企業に提供するために開発されました。

調査詳細：https://www.lightblue-tech.com/2024/07/17/20240717-news/

Lightblue代表：園田からのコメント

「生成AIの最大の価値は、社内の膨大な情報を活用し、個々の業務に特化したアウトプットを生み出せることです。『RAG Ready診断』を通じて、企業が自社に最適な生成AIの導入・活用方法を見出し、競争力を強化する一助となることを目指しています。」

— 株式会社Lightblue 代表取締役 園田 亜斗夢

Lightblueでは、企業が生成AIのポテンシャルを最大限に引き出し、業務効率の大幅な向上と競争力の強化を実現するために、RAGの導入を今後もサポートしてまいります。

株式会社Lightblueについて 

社名：株式会社Lightblue

 設立：2018年1月

 代表者：代表取締役　園田 亜斗夢

 所在地：東京都千代田区神田駿河台2丁目3-6  CIRCLES御茶ノ水5F

 顧問：鳥海不二夫（東京大学大学院工学系研究科教授）

 事業内容：画像解析・自然言語処理AIを軸にソリューションを開発。

 ・SlackやTeamsにて利用できる法人向けAIアシスタントサービス「Lightblue Assistant」

 ・人物にフォーカスした画像解析システム「Human Sensing」

●Lightblueコーポレートサイト https://www.lightblue-tech.com/ 

●LightblueのLLMモデル（Hugging Faceリンク）：https://huggingface.co/lightblue/aokarasu-72B