CyCraft、次世代資産漏えい管理プラットフォームを発表し広がる日本・台湾の協力関係
日本と台湾の連携を深めるCyCraftの新プラットフォーム
CyCraftは、日本市場に向けて次世代の資産漏えい管理プラットフォーム「XCockpit EASM」と半導体設備セキュリティ規格確認ツールを発表しました。この発表は、日本と台湾のビジネスの架け橋として開催された大規模イベントにおいて行われ、サイバー脅威監視の自動化技術を通じて企業のセキュリティリスク管理を最適化します。特に、XCockpit EASMはデジタル資産の漏えいリスクを把握し、企業が直面する攻撃の影響を大幅に減少させることを目的としています。これにより、日本企業に必要な迅速かつ効果的なセキュリティ防御を提供できると期待されています。
この記事の要約
- CyCraftが日本向けに新しいセキュリティプラットフォームを発表。
- 日本と台湾のビジネスの協力を深める大規模イベントでの発表。
- 企業のデジタル資産漏えいリスクを管理するための新製品が登場。
このイベントは、日本と台湾のビジネスのイノベーション、起業活動の架け橋となり、双方のエコシステムを結びつけることを目的に、台湾の国家スタートアップ支援組織である Startup Island TAIWAN が主催している。 今年で 3 回目を迎えるこのイベントは、台湾が海外で主催するスタートアップ企業のためのイベントでは最大規模である。
過去 2 年間、独自開催されていたが、東京都と初めて共催した今年は 1,000 人以上の来場者を迎える大規模な交流イベントとなった。台湾のスタートアップ企業 100 社、日本の商社 60 社、さらに多くの投資機関やメディアの参加があり、日本と台湾の協力関係を深める機会となった。参加したスタートアップ企業が共有したテーマには、人工知能、 DX 化、スマートシティ、 TSMC の日本工場設立による半導体製造とサプライチェーン安全対策といったトピックも含まれた。
今回のイベントでは、 CyCraft が開発した AI 主導のサイバー脅威監視・リスク管理自動化プラットフォーム「 XCockpit 」を紹介し、 AI による自動化技術を通じて、複雑化する企業の内部・外部の攻撃サーフェス管理を支援し、大規模言語モデルを利用した平易な日本語による事案説明と改善提案を提供できる機能を発表した。 XCockpit により、日本企業が必要とする迅速かつ効果的な自動セキュリティ脅威防御の実現を支援できると確信している。
CyCraft は、Next Big と呼ばれる台湾政府が指定する優れたスタートアップ企業のうちの一社であり、本イベントには毎年参加している。 CyCraft は今回、次世代外部資産漏えい管理プラットフォーム「 XCockpit EASM 」と半導体サプライヤー向け半導体装置安全規格検査ツールを日本市場において初めて発表した。
「 XCockpit EASM 」は、企業向けに特別に設計された外部資産漏えい管理プラットフォームで、企業がデジタル資産のセキュリティリスクを把握・管理し、データが流出していないか、アカウントの機密性が盗まれていないかを調査し、ハッキングされる可能性、攻撃に利用されうる攻撃パスを予見することで、企業の包括的なセキュリティリスクと攻撃の影響範囲を大幅に削減することを目的としている。半導体設備セキュリティ規格準拠状況確認ツールは、半導体サプライヤー向けに特別に設計された SEMI E187 規格の評価ツールである。ワンステップで装置をスキャンし、調査結果を詳細なレポートとして作成することが可能だ。半導体サプライチェーンベンダーが SEMI E187 半導体装置セキュリティ規格のコンプライアンス要件を満たしているかを証明するためのツールである。これら 2 つの新製品で、 CyCraft は日本企業のためのセキュリティ運用の自動化に更に貢献していきたいと考えている。
弊社のセキュリティソリューションにご興味のある方は、contact-jp@cycraft.com まで、お気軽にお問い合わせください。
株式会社 CyCraft Japan について(https://www.cycraft.com/ja)
CyCraft は、 AI による自動化技術を専門とするサイバーセキュリティ企業。 2017 年に設立され、台湾に本社、日本とシンガポールに海外拠点を持つ。アジア太平洋地域の政府機関、警察・防衛機関、銀行、ハイテク製造業にサービスを提供し、日本においては東京都による中小企業情報セキュリティ強化プロジェクトの専属セキュリティプロバイダーとして 2 年連続で選定され、日本の中小企業数百社に自動化サイバーセキュリティソリューションを提供している。