海運業界向けDX推進!株式会社ロジピースが1.1億円を調達、国内外ネットワークを活かし物流革新を加速
ロジピースが1.1億円調達し、海運業界向けDX推進
株式会社ロジピースは海運市場を対象に、All-in-oneコミュニケーションプラットフォームの提供を通じてDXを推進することを発表しました。彼らは、ジェネシア・ベンチャーズをリード投資家として約1.1億円を調達しました。この調達は、海運業界の情報共有や連携の問題を解決することを目指します。プラットフォームは、メール、チャット、電話などを通じて情報を更新し、海運や物流業界をより効率的で魅力的なものにするためのものです。
この記事の要約
- 株式会社ロジピースがジェネシア・ベンチャーズをリード投資家として約1.1億円を調達。
- ロジピースは、海運業界を対象にAll-in-oneコミュニケーションプラットフォームの提供を通じてDXを推進。
- プラットフォームは、情報共有や連携の問題を解決し、業界をより効率的で魅力的なものにすることを目指す。
Logipeace Pte. Ltd.(株式会社ロジピース)(本社:シンガポール、代表取締役 CEO:神谷(大川)智子、以下:当社)は、ジェネシア・ベンチャーズをリード投資家として、九州オープンイノベーション2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員 GxPartners LLP,(株)FFGベンチャービジネスパートナーズ)、ひょうご神戸スタートアップファンドから1百万シンガポールドル(約1.1億円)を調達したことをお知らせいたします。
世界市場規模が52兆円もの海運市場では、多くの関係者が日々連携をしながら世界のサプライチェーンを支えています。Logipeaceは、未来を見据えた海運従事者向けAll-in-One コミュニケーションプラットフォームを提供し、物流業界の全ての関係者の「情報アップデート」を効率的にをスマートUPし、海運・物流業界を明るく、魅力的で、充実感のある業界に変革することを目指します。
■大量の情報のアップデートを効率化/情報共有の負担を50%軽減
現在、貨物を積んだ船舶を1隻運航するために、社内外を問わず、多くの関係者が連携をしております。日々多くのコミュニケーション(メール、チャット、電話、紙の書類)や情報共有が行われていますが、情報共有の連絡方法が企業だけでなく、個人によっても異なるため、関係者間で情報の所在が明確でなくなり、見逃しや運航状況の把握に支障をきたしています。この結果、最新情報がどれか分からない、情報検索に時間がかかる、属人的な管理でトラブルが発生する、メンタルヘルスの低下など、多くの課題が残っています。
当社が提供する次世代コミュニケーションプラットフォーム「Shipeace」は、これらの課題を解決するために誕生しました。社内外で関わる人々が、いつでもどのデバイスでも状況を確認し、情報を共有またはアップデートすることが可能で、一つのプラットフォーム上で簡単に送信や登録ができます。そのため、これまで情報共有に費やしていた時間を削減し、本業に集中することができます。
また紙ベースで実施しているチェックリストも、全てプラットフォーム上で管理が可能になり、サステナブルになるだけでなく、上司への承認依頼もボタン一つで実行できるようになります。現場の方だけでなく、マネージャーや経営者の方まで、ストレスなく快適に業務を遂行できる環境を提供いたします。
■最終ゴールは、生成AIを活用した物流オペレーション業務のセミオート化
Logipeaceのゴールは、プロジェクト管理とコミュニケーションにおける物流業務のセミオート化を実現することです。「AI提案×人間の判断」でスムーズなオペレーションができる時代を創ります。現在、Shipeaceの導入により、各社の知識(ナレッジ)が一つのプラットフォームで共有され、貯蓄されることで、生成AIのアウトプットを生み出す基盤づくりをしている段階です。将来的には、人材教育だけでなく、外国人労働者でも経験が少ない人でも働ける環境を創出し、人材不足という課題に貢献できることを目指します。
「新しい技術で物流業界をより幸せに、より健康的に、持続可能なものにする」
Logipeaceのミッションは、設立した当時から世界に目を向けて動いています。私たちは、レガシー産業のDX化に向けて、積極的に新たな挑戦を仕掛けていきます。
■各投資家からのコメント
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
この度、Day1からグローバルでチャレンジしているLogipeaceのファーストラウンドのリード投資家としてご一緒できることに大きな興奮を感じています。コロナ禍や世界情勢の変化から、これまで以上にサプライチェーンの高度化・複雑化が進んでいく一方で、世界のサプライチェーンを支える基盤となっている海運業界は依然としてDX化が進んでいません。アジア発の海運業界を支えるプラットフォームを作るべく、Logipeaceのチームと共に一丸となって取り組んで参ります。
九州オープンイノベーション2号投資事業有限責任組合(無限責任組合員 GxPartners LLP、(株)FFGベンチャービジネスパートナーズ)
このたび海運業界において大量の情報を処理するオペレーターの課題を解決するShipeaceを展開するLogipeaceさんの事業に株主として参画できることとなり大変嬉しく思います。現場の課題のヒアリングを通じて「ピン留め」機能など独自のプロダクトを開発する能力は目を見張るものがあります。海運業界に限らず大量の情報を処理しなければいけない他の業界でも求められるプロダクトではないかとも思っております。神谷さんとの出会いは昨年シンガポールで行われた福岡市主催のピッチイベントでした。世界で勝負できるプロダクトだと思いますので、我々の持つ国内外のネットワークを通じて成長の支援をさせていただければと思っております。
ひょうご神戸スタートアップファンド
世界中の海運事業者の業務改革を目指す、ロジピース社に出資でき大変嬉しく思っております。 なお、本資金調達は、同社にとって初の外部資金調達であります。 また、当ファンドからの海外投資1号案件でもあります。 同社には、当該分野で大谷翔平選手と並ぶくらい超弩級な存在になってほしいと願っています。
今後の展望や新たな取り組みについては、ぜひご注目ください!
■Logipeace Pte. Ltd. について
社名:Logipeace Pte. Ltd. (株式会社ロジピース)
設⽴:2022年3⽉
代表者:代表取締役 CEO 神谷(大川)智子
所在地:531A Upper Cross Street #04-95, Singapore 051531
Email:contact@logipeace.com
Logipeace Pte. Ltd.
Logipeace Pte. Ltd. は、シンガポールを拠点にする海運・物流業界向けのコミュニケーションプラットフォームプラットフォームを提供するスタートアップです。「新しい技術で物流業界をより幸せに、より健康的に、持続可能なものにする」というミッションを掲げ、最終ゴールである「プロジェクト管理とコミュニケーションにおける物流業務のセミオート化」を実現します。
この目標を達成するために、世界中の海運会社や港湾向けに特化したオールインワンプラットフォームを提供しています。具体的には、現在のソリューションはリアルタイムの更新とデータ交換を一元化し、効率を合理化、港湾および海運業界における断片化されたコミュニケーションの課題を解決しています。。