イグニション・ポイント、AIの力で未来の可能性を開拓、新たな「AI Innovation Hub」設立へ

イグニション・ポイント、AIの力で未来の可能性を開拓、新たな「AI Innovation Hub」設立へ

AIの力を活用した新たな可能性開拓のため、イグニション・ポイントがAI Innovation Hub設立

イグニション・ポイント株式会社は、新たに「イグニション・ポイント AI Innovation Hub(AI-IH)」を設立し、AIと先端技術の適切な活用を可能にすることにより、未来の可能性を拡大します。AI-IHの設立目的は、技術視点とビジネス視点を強固に結びつけ、両者を実際のビジネスやプロジェクトにおいて効果的に実装することです。イグニション・ポイントは、新事業創出、デジタルトランスフォーメーション、プロダクトサービス開発、スタートアップ投資等のビジネスケイパビリティを蓄積している他、Google Cloudのプレミアパートナー認定を受けており、これにより最適なソリューションの実現と事業戦略を結びつけるユースケースの策定が可能になります。

この記事の要約

  • イグニション・ポイントが新たにAI Innovation Hubを設立。
  • 同社はこれまでビジネスケイパビリティを多方面で蓄積してきており、その知見を活かす。
  • Google Cloudのプレミアパートナーにも認定され、先端技術を活用した最適なソリューションと事業戦略の結びつけるユースケースが可能に。

新事業創出やデジタルトランスフォーメーション(DX)を強みに、クライアントのイノベーションや変革を支援するイグニション・ポイント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:末宗喬文、以下「イグニション・ポイント」)は、AIの力で共に未来のゆたかさと可能性を切り拓く「イグニション・ポイント AI Innovation Hub(以下「AI-IH」)」を設立することをお知らせします。

■設立背景

AIや先端技術の活用シーンは、研究開発、ビジネス戦略、新規事業創出など多岐にわたります。こうした場面の中で適切な活用を行うには、AIや先端技術研究などの先進的な「技術視点」と、事例やナレッジが蓄積された豊富な「ビジネス視点」が不可欠です。この両者を強固に結びつけ、実際のビジネスやプロジェクトにおいて効果的に実装することが、競争優位性の確立において重要な役割を果たします。

イグニション・ポイントは、これまでに新規事業創出、DXコンサルティング、プロダクトサービス開発、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ株式会社を通じたスタートアップ投資を通じて、豊富なビジネスケイパビリティを蓄積してきました。

さらに、2024年9月にはGoogle Cloud※1のパートナー制度「Google Cloud Partner Advantageプログラム」のプレミアパートナー認定(Sellエンゲージメントモデル、Serviceエンゲージメントモデル)を取得しました。これにより、生成AIや大規模データ分析などGoogle Cloudの先進的な技術を活用した最適なソリューションの活用と、事業戦略を結びつけるユースケースの策定を推進する体制を拡充しています。

■AI領域における取り組み(一部)

生成AIコンサルティング支援

大手金融機関の社内ChatGPT導入
社内ChatGPT導入支援を実施し、高いセキュリティを確保しつつ、機能改善や特定業務への応用、社内での利用拡大などの取り組みを推進しています。

大手通信企業の業務効率化に向けた生成AI活用
生成AIの活用により業務の質の底上げに資する施策・ユースケースを選定し、事業計画作成における精度向上などの取り組みを推進しています。

セキュリティベンダの新ソリューションコンセプト構築
新領域での提供価値を討議の上、生成AIの技術特性や企業動向を踏まえてソリューション開発案を具体化し、AIガバナンスプロダクトの構築に至るまでを支援しています。

AIスタートアップ、株式会社テラアクソンの設立

人とAIが安全に共生する未来創りを目指してAIスタートアップ「株式会社テラアクソン」を共同設立し、金融やヘルスケア等の分野においてAI SaaSプラットフォーム事業を展開しています。

当グループにおける業務効率化

社内生成AIツール「IGP-chat」をリリースし、セキュリティを担保しつつ、各事業部にて生成AIの活用を推進しています。

「一般社団法人Generative AI Japan」への参画

産学連携での生成AI活用を目的とする「一般社団法人Generative AI Japan」へ参画し、研究会やイベントを通した生成AI活用を促進しています。

イグニション・ポイントは、企業ビジョン『ゆたかさを生み出すあらゆる革新のプラットフォームになる』を実現するため、本AI-IHを起点に、最先端のAIテクノロジーから得られるインサイトを活用し、産学官や大企業、スタートアップなど多様なプレイヤーと連携・共創することで、ゆたかな未来の実現に向けてイノベーションを積極的に創発してまいります。

■イグニション・ポイント AI Innovation Hub機能概要

AI-IHは以下の4つの主要機能を通じて、イグニション・ポイントの既存事業との連携を加速し、新たな価値を提供します。さらに、イグニション・ポイントグループ内においてもAIを用いた業務効率化を強力に推進し、成功体験をコンサルティングやAIプロダクトへ価値反映するサイクルを強化してまいります。

1. コンサルティング機能
経営、ユースケース、技術に関する最先端のAI知見と専門性を活かしてオファリングを拡充・展開することで、クライアントの新規事業創出や事業変革を実現します。

2. イノベーション機能
AI領域の知見と情熱、自社での活用・実装経験を掛け合わせ、自社とクライアントの共創により生成AIプロダクトを創出します。

3. インベストメント機能
自社ファンドにてAIスタートアップへの投資を行なうと共に、AI-IHをオープンイノベーションのラボ機能と位置付け、LPと投資先の共創を推進します。

4. リサーチ&アライアンス機能
AI領域の最先端の経営、事業、技術インサイトを収集・発信し、エコシステムとネットワークを形成します。

■イグニション・ポイント AI Innovation Hub顧問紹介

AI-IHの設立に際し、以下の顧問が参画します。

・コンサルティング顧問:百瀬公朗氏

アンダーセンコンサルティング パートナー、SAS Institute Japan 筆頭副社長、電通マーチファースト 代表取締役社長、三菱総合研究所コンサルティング部門 副部門長等を歴任。上智大学 特任教授、⼀般社団法⼈プロセスマイニング協会 代表理事、キリロムデジタル 取締役会長。イグニション・ポイント社外取締役。

・技術顧問:遠藤隆也氏

電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ(創設初代)運営委員長、日本認知科学会常任運営委員、科学技術会議専門委員、科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業・評価委員、日本情報教育学会「AIプロンプトグランプリ」審査員、早稲田大学理工学術院非常勤講師。

■イグニション・ポイント AI Innovation Hub代表紹介

イグニション・ポイント株式会社 執行役員 パートナー

コンサルティング事業本部デジタルユニット責任者 羽間裕貴

アクセンチュア、楽天を経て2018年イグニション・ポイントに入社。「ビジネス上の構想」と「テクノロジー上の実装」の橋渡しを企図し、新規事業/DXを推進。デジタルを活用した新規事業創発やデジタル戦略の立案、データ/AI利活用やプロダクト/サービスを基軸としたDXプロジェクトを数多く経験。2021年デジタルユニット責任者、2024年当社執行役員に就任。

イグニション・ポイント AI Innovation Hub代表の羽間裕貴は次のように述べています。

「イグニション・ポイント AI Innovation Hubの設立に伴い、私たちはコンサルティング、イノベーション、インベストメントの3事業をこれまで以上に緻密に連携させ、業界全体に新たな価値を創出することをお約束します。これまで培ってきたAIの専門知識と技術、イノベーション創発の知見と実績を結集し、社会価値の向上に寄与するプラットフォームを構築し、広く社会に貢献してまいります」

※1 Google Cloud は Google LLC の商標です。

■イグニション・ポイント株式会社について

イグニション・ポイントは、クライアントのイノベーションや変革を支援するとともに、自ら事業創出/共創を行うイノベーションファームです。ゆたかさを生み出すあらゆる革新のプラットフォームとして、新事業創出やDX支援を強みに、コンサルティング/イノベーション/インベストメントの事業を展開しています。

所 在 地 :東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー8F

設 立  :2014年6月4日

代 表 者 :末宗 喬文
事業内容 :
・コンサルティング事業:新規事業やDXを中心としたコンサルティング

・イノベーション事業:企業・アカデミア・行政と連携した新事業創発

・インベストメント事業:スタートアップ投資と投資先の成長支援

URL   :https://www.ignitionpoint-inc.com/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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