スカイマティクス社との新たな資本業務提携:産業用リモートセンシングサービスの一層の充実へ

スカイマティクス社との新たな資本業務提携:産業用リモートセンシングサービスの一層の充実へ

スカイマティクス社と産業用リモートセンシングサービス拡充への資本業務提携

スカイマティクス社との資本業務提携を締結したことを発表した。スカイマティクス社はテクノロジースタートアップであり、産業用リモートセンシングサービスを開発・提供してきた。その主力製品は、ドローンなどのリモートセンシングデバイスで取得されるデータを処理解析するクラウド型ドローン測量サービスで、約20業種や4万件以上の現場で使用され、建設業、林業、防災など様々な分野で活用されてる。また、この提携を通じて、ベンダーとユーザーの関係性超え、両社の強みを融合させ、更なる成長を目指す。

この記事の要約

  • 産業用リモートセンシングサービスを開発・提供するスカイマティクス社との資本業務提携を締結。
  • スカイマティクス社の主力製品は、20業種・4万件以上で利用されるクラウド型ドローン測量サービス。
  • 両社の強みを融合させることで、更なる事業成長を目指す。

当社は、産業用リモートセンシングサービスを企画・開発・販売する株式会社スカイマティクス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎、以下「スカイマティクス社」)と資本業務提携を行いましたので、お知らせいたします。

 1.スカイマティクス社について

スカイマティクス社は、産業用リモートセンシングサービスの開発提供を行うテクノロジー  スタートアップ企業です。主力製品として、衛星やドローンなどのリモートセンシングデバイスで  取得される地理空間情報×時系列情報を処理解析するクラウド型ドローン測量サービス『くみき』を開発・販売しております。『くみき』は、ドローンで撮影したデータから自動的に三次元点群   データ等の地形データを生成することにより、測量業務と現地調査業務を圧倒的に効率化する  純国産サービスとして、既に約 20 業種・4万件を超える現場で利用されております。建設業・   林業・防災といった様々な分野、ならびに災害発生時における活用などにも拡大しており、今後の  更なる成長に期待ができるスタートアップ企業です。

2.資本業務提携の目的

資本業務提携により、ベンダーとユーザーという関係ではなく、継続的かつ強固なビジネス  パートナーとして両社の強みを融合させ、両社の更なる成長を目指します。

(1)スカイマティクス社のドローン測量システムやソフト開発力と当社が進める建設・再生 エネルギー・林業DXとの連携により、社会課題の解決や新たなビジネス機会の創出を 図ります。

(2)両社にて販売店契約を締結し、各々の強みを活かした新製品の開発とそのカスタマイズを実践、ドローン測量システム「くみき」の国内シェア拡大と海外展開を図ります。

なお、本契約締結にあたり、当社はスカイマティクス社の株式を取得いたします。

 

3.スカイマティクス社との取組み

 当社技術開発部とスカイマティクス社は、現在、プロジェクトとして『ドローン画像と衛星画像の類推適用解析による森林資源量解析』の研究開発を共同で実施しています。これは、当社    グループで運営している木質バイオマス発電所においてエネルギー資源となる森林樹木の賦存量を解析するものです。

 バイオマス発電所の燃料は森林の未利用材を利用しており、その材を計画的に確保するため、 森林の賦存量を把握することは経営上重要な課題となります。これまでは、人手による目視や  ドローンによる測量を行っていましたが、対象森林エリアが広大であることや道路が無い場所も 多いため、把握が困難な箇所も多く存在しています。そのため今回の研究開発では、ドローン撮影によって得られた画像のAIデータを利用することで、これまで衛生画像では詳細が不明であった樹種・本数・幹材積等の類推を行い、広く森林の資源量を解析することが可能になります。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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